北海道美術ネット別館

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2022年10月29日は17カ所・その1

2022年10月30日 11時01分37秒 | つれづれ日録
(承前。28日はこちら)

 予定通り、会社は休み。

 費用が高額すぎて修理をやめることにした一眼レフカメラを受け取りにビックカメラ3階へ。
 予備のコンパクトカメラも故障中なので、受け取った一眼レフをきょうは使おうと思っていたら、バッテリーがなくなっていて使えずがっかり。

 この日は、中心部のギャラリーを見てまわりました。

 JRタワー ART BOX(大西涼子「私たちには不利なことが多い」。11月30日まで)

 作品に添えられた言説の「正しさ」が作品の良さを担保するとは限らないだろうと思いました。


→ニューオータニイン札幌地下(會田千夏展。10月30日まで)

 2008年から新作までの絵画。
 「眠らないもの達」と題したモノクロの細密画が8点。


FAbULOUS

 コーヒーを持ち帰り。
 それを待っている間に「高橋弘子 松を育てる」(~31日)を見ていました。

 コーヒーは創成橋の近くのベンチで飲みました。
 就学前とおぼしき小さい姉妹が、安田侃の彫刻を見て走り出し、乗ったり滑ったりして遊んでいました。
 最後の秋らしい日よりにふさわしい、心温まる光景でした。


→さいとうギャラリー(第1回「羽ばたけ!北海道イラスト大賞」入選者展/北海道日本画会会員展。~30日)

 前者は北海道イラストレーターズクラブ・α(アルファ)の主催。色数を絞った作品に評価が集まっていたようです。


スカイホール(第30回 V展/第19回『創の会』絵画展など。~30日)

 「創の会」は日展で入選を重ねている札幌の画家小林義晃さんが代表を務める具象画のグループ展。今回は8人が出品
 小川智さん「南仏の陽光(ヴィル フランシュ)」が、オレンジや青を基調にした明快な風景画で、見ていて心地よかった。
 芦別の大ベテラン河瀬陽子さんの健在もうれしい。


ソニーストア αプラザ(恋するシマエナガ / 7grams precious 写真集「まるごと しまえなが」出版記念 )

 最近、人気急上昇の野鳥を追っている、釧路管内弟子屈町の山本光一さんの写真展。
 狭い会場に、イーゼルを立てるなどの工夫で、20点以上を展示しています。11月3日まで。
 シマエナガが意外と白くないけれど、それはフォトレタッチソフトを使いすぎていないことの証左に思われて、むしろ好感を持ちました。

 なお、写真集は近く、北海道新聞社から発売されます。
 
 
三越ギャラリー  (-唐津焼- 土平窯-  藤ノ木陽太郎 作陶展 /伊藤晴二 油彩画展。~31日)

 藤ノ木さんは九州の若い陶芸家。
 窯変を生かした景色がおもしろく、いい仕事をしています。
 伊藤さんは苫小牧生まれの画家。オーソドックスな、小樽などの風景画。


BISSE GALLERY (小山三千子染織展「Both Sides, Again」。~31日)

 大通ビッセ3階にあるこの会場、久しぶりに来ました。
 彩度がちょうど良い感じの、さまざまなショールやマフラー。

 2階の「ユイク」というお店ものぞいてみました。蔦井美枝子さん・恒枝直豆さんの陶器や佐々木小世里さんのポストカードなど、いろいろあってたのしい。


 ギャラリー大通美術館は「uhb大学 学園祭」なので、立ち寄りませんでした。


 続きます


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