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空知管内長沼町の彫刻家で、ユーモアをたたえた石の彫刻をつくる野村さんが、小品を中心にあつめた「チビアートの世界展」を、地元の小さなギャラリーでひらいています。
おもに、大きな作品を制作する際に出る、余りの部分を活用したものですが、小さいながらにひとつの小宇宙を形成していて、見ていて楽しいです。
冒頭の画像で、塔みたいなのは、上部がぱかっとあいて、小物入れにもなります。
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白い大理石はマケドニアで産出するものだとか。
それにサンドペーパーをかけますが、あまりツルツルになりすぎないよう
「人肌程度に」
とどめておくと、こういう肌合いになるとか。
ちょっと砂糖菓子のような感じもします。
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大小の家。
1個1000円です。
けっこう売れてました。これぐらいアートが安いと、身近になりますねー。
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ギャラリーの屋根の上に置いてあるのは、昨年の全道展出品作「足のある島」です。
このギャラリーは、画家・藤井正治さんと工芸作家の藤井葉子さん夫妻のアトリエに隣接していまして、この画像は、アトリエの中に入れていただいて、撮りました。
ギャラリーが1階、アトリエが2階になっているのです。馬追(まおい)丘陵の西の端にたっているので、アトリエからの眺めはなかなかのものです。
会場の「BOX-M」の「M」は、正治さんの名と、馬追からとったそうです。
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08年5月4日(日)-10日(土)11:00-17:00
GALLERY BOX-M(空知管内長沼町東10線北1)
■ひろがるかたち(06年の4人展)
■野村裕之彫刻展 なぞなぞ(03年)
■野村裕之小彫刻展 ひそやか(02年、画像なし)
※現地の最寄りバス停は、長沼町営バス「東長沼・希望線」の「東10線北1」です。ダイヤはこちらを参照。1日4本しかないので、かなりきびしいです。
作品達も気持ちよさそうです。
足があったら是非いってみたかったです。
ただ、車がないと行けないです。
長沼や南幌は軌道系の交通機関がないこともあって、市街地以外はなかなか行きづらいですね。あいている時間の短いギャラリーが多いのも、足を遠のかせてしまいます。