北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 in 札幌が、2010年10月22日(金)~24日(日)、札幌の北翔大学北方圏学術情報センター・ポルト(札幌市中央区南1西22 地図D)で開かれます。
主催は、アウトサイダー・アートの普及に尽くしてきた旭川のNPOラポラポラ(http://lapolapora.com)と、同大学です。
「ラポラポラ」は、アウトサイダー・アートの普及を目指して、旭川の陶芸家工藤和彦さんが中心になって組織されました。
旭川の7条緑道沿いにギャラリーもあります。
考えてみれば、アウトサイダー・アート専門のギャラリーがあるって、すごいことだと思います。
フォーラムで設定されているのは三つ。
「パネル展示」「作品展示」は、22~24日午前9時~午後4時、ポルトギャラリー。
パネルは1階ギャラリーで、作品展は3階ギャラリーで行います。
まずは1階でアウトサイダー・アートについて理解を深めてほしいという狙いのようです。
3階では…。
クレヨンで強い筆圧をかけて国道36号、力士などさまざまなモチーフを興味が赴くままに描く畑中亜未(札幌)、統合失調症で幻聴に悩みながらも製図用ペンで線を引き続ける藤井晋也(滝川)、無数の円を描き生命の誕生を思わせる作品を制作する大梶公子(深川)をはじめ、吉原長次郎、高橋ヒサ子、得能サチ子、平瀬敏裕、臼井愛、西本政敏、横山篤志ら道内の作品を出品します。
24日は午後1時~4時「アウトサイダー・アート・フォーラム」を開催。
第1部は、工藤和彦さんの講演「アウトサイダー・アートの歴史と現状」。
第2部は、道内福祉団体などの活動報告。NPO法人アートユニオン・オコック(網走)、カタルベの森美術館(上川管内当麻町)、西原学園(同剣淵町)、YY(わいわい、同)、NPOラポラポラ(旭川)、大雪の園(上川管内鷹栖町)、あかとき学園(深川)、ほわっぽ(札幌)、ともに福祉会(同)、社会法人 草の実(アトリエあぐら。札幌)、上川圏域アートネット ウエカルパの取り組みを紹介します。
1000円(学生無料)。
アウトサイダー・アートは、障碍者のアートとイコールではありません。
既成のアートの枠組みにとらわれない破壊力を持っているのに、作者本人は意図的に制作しているのではないものがアウトサイダー・アートです。
これまでは江別や旭川での展示が多かったので、これを機会に、札幌の人に、アウトサイダー・アートのすごさに触れてほしいと、切に願います。
・地下鉄東西線「西18丁目」1番出口から400メートル、徒歩5分
関連の記事
■アロイーズ 私の愛は、蝶のように飛び去った・・・(2009~10年)
■アウトサイダー・アート/陶のかたち 見たことも無い造形の世界へ(2008年)
■アール・ブリュット/交差する魂 ローザンヌ アール・ブリュット・コレクションと日本のアウトサイダー・アート
■続き(2008年)
主催は、アウトサイダー・アートの普及に尽くしてきた旭川のNPOラポラポラ(http://lapolapora.com)と、同大学です。
「ラポラポラ」は、アウトサイダー・アートの普及を目指して、旭川の陶芸家工藤和彦さんが中心になって組織されました。
旭川の7条緑道沿いにギャラリーもあります。
考えてみれば、アウトサイダー・アート専門のギャラリーがあるって、すごいことだと思います。
フォーラムで設定されているのは三つ。
「パネル展示」「作品展示」は、22~24日午前9時~午後4時、ポルトギャラリー。
パネルは1階ギャラリーで、作品展は3階ギャラリーで行います。
まずは1階でアウトサイダー・アートについて理解を深めてほしいという狙いのようです。
3階では…。
クレヨンで強い筆圧をかけて国道36号、力士などさまざまなモチーフを興味が赴くままに描く畑中亜未(札幌)、統合失調症で幻聴に悩みながらも製図用ペンで線を引き続ける藤井晋也(滝川)、無数の円を描き生命の誕生を思わせる作品を制作する大梶公子(深川)をはじめ、吉原長次郎、高橋ヒサ子、得能サチ子、平瀬敏裕、臼井愛、西本政敏、横山篤志ら道内の作品を出品します。
24日は午後1時~4時「アウトサイダー・アート・フォーラム」を開催。
第1部は、工藤和彦さんの講演「アウトサイダー・アートの歴史と現状」。
第2部は、道内福祉団体などの活動報告。NPO法人アートユニオン・オコック(網走)、カタルベの森美術館(上川管内当麻町)、西原学園(同剣淵町)、YY(わいわい、同)、NPOラポラポラ(旭川)、大雪の園(上川管内鷹栖町)、あかとき学園(深川)、ほわっぽ(札幌)、ともに福祉会(同)、社会法人 草の実(アトリエあぐら。札幌)、上川圏域アートネット ウエカルパの取り組みを紹介します。
1000円(学生無料)。
アウトサイダー・アートは、障碍者のアートとイコールではありません。
既成のアートの枠組みにとらわれない破壊力を持っているのに、作者本人は意図的に制作しているのではないものがアウトサイダー・アートです。
これまでは江別や旭川での展示が多かったので、これを機会に、札幌の人に、アウトサイダー・アートのすごさに触れてほしいと、切に願います。
・地下鉄東西線「西18丁目」1番出口から400メートル、徒歩5分
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■続き(2008年)
絵画のプロでなくても、描きたい時は描けるんだとぃう、著書からのメッセージを心強く思いました。
ブログなどを通して、学ぶことが多く世界が広がっていくようで本当に有り難いと思っています。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
アウトサイダーアートの展覧会をご覧になったのですね。
このブログを見て会場に足を運ばれたのだとしたら、とてもうれしいです。
わたしも見たかったです。
集英社新書の本はとてもわかりやすい上に、
「じゃあ、アートってなんだろう」
と読む人に考えさせるすぐれた1冊だと思います。