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北海道美術ネット別館

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■光島和子のガラス (2013年10月2~14日、札幌)

2013年10月09日 23時49分54秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 大阪のガラス作家、光島和子さんの個展。
 冒頭画像の、「硝子の意思」連作に驚嘆した。

 吹きガラスの制作過程は、作家の意図で完全に制御できるものではないのだろう。
 そこに偶然の生まれる余地は小さくない。
 吹いたガラスを、パルプに圧着する。支持体には、とけてぐにゃぐにゃになったガラスと、熱で焦げた茶色の跡が、刻印されている。
 こういうのを作品にしちゃうんだから、すごいね。紙を焦がす作品は、一原有徳さんも手がけているが、ガラスでこんなことをしている人はほかにいないだろう。

 


 アクセサリーもすごい。端正にして、同時にアバンギャルド。
 指輪もネックレスもチョーカーも、つける人を選びそうだけど、ばっちりキマったらすごそうだ。




 しかし、こういうアクセサリーのは、コムデギャルソンとかダナキャランとか高級ブランドの一見何の変哲もないけれど最高の服をビシッと着こなせる人にこそ似合うんだろうな。
 イオンで買った1980円の安いシャツばかり着ていては、だめなんだろうなあと、しみじみ思う。

 
2013年10月2日(水)~14日(月)午前10時~午後6時、火曜休み
GALLERY 創(札幌市中央区南9西6)

□GALLERY 創のブログ記事 http://www.agson.jp/sou_blog/2013/10/post_102.html



・市電「山鼻9条」から約110メートル、徒歩2分。
(「すすきの」からの利用がおすすめ。「西4丁目」から乗ると大変な遠回りです)

・地下鉄南北線「中島公園」から約370メートル、徒歩5分
(トオンカフェとまとめて回ると時間の節約になります)

・ジェイアール北海道バス「南9条西7丁目」から約200メートル、徒歩3分
(循環啓56、循環啓66が停車。このバス停から乗って、ギャラリー門馬へ行く手を、筆者はよく使います)


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