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北海道美術ネット別館

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少女とキタキツネ 釧路の野外彫刻(42)

2012年11月06日 22時55分37秒 | 街角と道端のアート
承前

 これも、前項の「麦ワラの少年」や「バードウオッチング」などと同じく1992年12月の設置と記されており、やはり作者がわかりません。

 「麦ワラの少年」が真夏の装いだったのに対し、こちらは冬っぽいなあ~と思ってよく見たら、少女の首にまかれたマフラーは、石やブロンズではなく、本物のマフラーのようです。

 「彫刻が寒さを感じるはずがないだろう」
などと言うのはやぼなこと。
 マフラーをまいた市民はやさしい心根の持ち主なのでしょう。

 もっとも、この少女が寒いのだとしたら、幣舞橋の上の4人はほんとに大変だと思いますが。

 少女とキツネが顔を近づけている、愛らしい作品です。



 スパカツで名高いレストランのすぐ前にあります。


 なお、筆者も予想していなかった長期シリーズになっている「釧路の野外彫刻」ですが、これでいったん終わります。

 ただし、中心街だけをとってみても、まだ紹介できていない作品が少なくても3点はあることが、SHさんのブログで判明しています。
 釧路を再訪する機会があるかどうかわかりませんが、またまたシリーズ再開があるかもしれません。

 附言しておくと、確かに釧路は野外彫刻の多いマチですが、札幌や旭川、函館、岩見沢と比べて格段に多いわけではないと思います。
 ただ、筆者の都合で、やたらと釧路の野外彫刻の紹介が多くなってしまいました。


http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/e12630e6dbb4e9374f69e8c3486266ac/45


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (SH)
2012-11-07 10:22:43
ヤナイさん、こんにちは。

例のスパカツの店の前ですか。
そちらに気を取られていて、まったく気が付きませんでした。
しかし、印象としては釧路の彫刻は多いような気がします。
人口当たりor面積当たりの彫刻設置数を誰か調べてもらえないものかと…(そりゃ無理か)。
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SHさん、こんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2012-11-07 13:04:09
SHさんのおかげで、釧路に多くの野外彫刻があることを知り、感謝しています。
しかし、ブログに載っていた「大漁」「漁師」の所在を突き止めることができず、この調子だと、あと1回ぐらいは釧路を訪れなくてはならないようです。

こんなことを書くとしかられそうですが、北大通だと、時間帯や曜日によっては、通行人よりも野外彫刻のほうが多いかもしれません。
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