ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ホビット 思いがけない冒険 感想 2,3回目(ネタバレ)

2012年12月30日 | 指輪物語&トールキン
ホビット映画2回目、3回目は吹き替えで観ました。どうせならとIMAX 3D HFRで・・・
今度は前の方の席で観たのでなかなかの迫力ではありましたが、そんなに飛び出る感じでもなかったですね。最初のワーナーのロゴが一番飛び出してた・・・(汗)
一番すごいと思った映像は実は袋小路屋敷の内部の様子なので、2Dとどのくらい遜色あるか比べてみないとですね。
本当は週一で行く予定だったのですが、なんか興行成績が悪くて公開期間長くないかも、というので急遽週二ペースにして観に行ってます・・・日本以外では大ヒットなのに!(でも韓国では公開1週目は1位だったものの、クリスマスには5位まで落ちてたようですが。アジアではダメなのかなあ)

以前、LotRの時に字幕騒動があって、「吹き替えの方がいい」というのをネットで見て、実はFotRは吹き替えを先に観に行きました。
そんなこともあって吹き替えにも思い入れがあり、観たくてうずうずしてました。今回は字幕が良かったのでどうかなとも思ったのですが・・・
結論から言うと、やっぱり吹き替え好きですね~! 字幕より自由がきく分、言い回しが柔らかかったり優しかったりして、字幕よりグッと来る場面があったりするのですよね。(英語ちゃんと聴き取れないからこそなんでしょうが・・・)
ホビットはドワーフたち=おじさんがたくさん出てくるので、声でキャラクターを際立たせることもできていたと思います。トロルも3人のキャラクターが吹き替えの方がキャラがわかりやすかったですね。
色んなシーンでなぜか最初に字幕で観た時よりも泣いてしまいました・・・
今回吹き替えになって一番グッと来たのが、袋小路屋敷でのトーリンの台詞でした。
バーリンに「粒ぞろいとは言いがたいメンバーだ」と言われて、トーリンが「くろがね山の軍団よりも頼もしく思える。皆二つ返事で駆けつけてくれた」というのを聞いて、なぜだか泣けてしまいました。ここ字幕ではどうなってたかなあ。
この台詞で、トーリンはすごく情に厚くて、また情に弱い人なんだなーと思いました。誰も助けてくれない中、何をおいてもかけつけてくれた仲間が大切だと。
信義を何よりも重んじ、だからこそ裏切りは許せない、そんなトーリンのキャラクターがわかって、今後の展開にもつながったなーと思いました。
しかし、ドワーフたち、半分くらいは何も考えてないメンバーだと思うんだけど・・・本当に大丈夫ですかトーリンさん(汗)
そんなトーリンだから、ビルボのことを足手まといだって言うのも、見捨てることができないからなんですよね。一緒にいたら守らなければならない、それが「足手まとい」ってことだったんじゃないかと。
そんなビルボが勇気を振り絞るのを見て、まさかホビットにそんな勇気があるなんて思ってもみなかったトーリンがどれだけ感動しただろう・・・なんて考えてしまうと、もうすっかりトーリンが好きになってしまいました。もうホビットに優しい人認定です(笑)
ビルボがトーリンを助けに行く場面、最初に観た時は、話を盛り上げようとしてやりすぎなんじゃ・・・と思ったのですが、何回か観て、あれは原作のRotKでメリーがエオウィンを助けようと勇気を振り絞ったのと同じ種類のホビットの勇気じゃないかな、と思うようになりました。
それに感動したのなら、もうトーリンは立派なホビット好きだと思います(笑)
そして私はホビット以外の種族の人はホビットに優しいかどうかが好きになるかの基準なので(笑)

吹き替えと言えば、ガンダルフの吹き替えをやられていた有川博さんが昨年亡くなってしまい、とても悲しかったのですが、代わりにガンダルフをやった羽佐間道夫さん、有川さんの声に似た感じてやってくれていたように感じて、嬉しかったですね。
あと、吹き替えと言えば長島雄一さん改めチョーさんのゴラム! なんですが、期待通りにかわいいゴラムでした! チョーさんゴラムがたくさん聴けて嬉しかったですね。

あと、吹き替え関係ないんだけど、ドワーリンかっこいいなあと。戦闘中のカッコ良さは半端ないですね~!
そんなドワーリンが、袋小路屋敷では魚の頭をバリバリ食べたり、トロルに捕まったところでは焚き火で炙られる方に入ってたりと、かわいいところもあって、そのギャップがたまらないですね~(笑)
トーリンとビルボが和解?する場面、皆ニコニコして二人を見てるのに、ドワーリンは横向いてたりしてまたかわいいんですよね(笑)
今はまだトーリンよりもビルボに心を開いてないドワーリンですが、あと2作でどのように変わって行くかも楽しみです!
(でもなんだかんだとビルボのことはかばってくれてますけどねー。岩の巨人の場面とか)
袋小路屋敷でBlunt the Knivesの時にフィドルらしき楽器(原作によればヴィオラのはずですが)を持ってるのがまたいいですねー。弾いてる場面がないのがちょっと残念だけど。

とまあそんな感じが感想なんですが、どうもとりとめないし、もう既に5回目も行ったりして、感想追いつかないし・・・
とりとめない感想は、ツイッターで思いついた時につぶやいたほうが合ってるなあ・・・
というわけで、後で別記事でツイッターでつぶやいた感想のまとめをリンクしておこうと思います。
さらに語りたいことは、サイトの方に載せようかなと思ってます。
サイトってやっぱり語りたいことがある時に更新するもんなんだなあ。作っといてよかった(笑)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホビット 思いがけない冒険... | トップ | ホビット 思いがけない冒険... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
吹き替え (みっち)
2012-12-31 10:12:38
きのう、吹き替え版を見てきました。
ぐらさんとだいたい同じ感想ですが、ガンダルフだけは慣れないせいもあって違和感がありました。
羽佐間道夫は好きな声優なんですが、この場合には声が立派すぎるようなf^^;。レスリー・ニールセンなんかも当てているので、もっとガミガミ爺らしさを出せる人だと思います。奥方へのへりくだった態度も字幕より強調されていました。
ガンダルフの吹き替え (ぐら)
2012-12-31 23:03:32
確かにガンダルフは違和感はあったのですが、有川さんに似せてくれてるような感じがして、好感持てるなーと思って聴いてました。実はそうでもなかったんですかね(汗)
聴きなれたらあれはあれでまたガンダルフだな、と思えるようになってきているところなんですが。
でも、有川さんだったらどんな感じだったかなあ、とは思ってしまいますね・・・

奥方への言葉遣いは、変ですよねえ。確かに吹き替えの方が字幕よりひどい・・・逆に奥方の言葉遣いはやや丁寧になってましたけど。
原作でもガンダルフと奥方が直接会話する場面は出て来ないので、どういう言葉遣いかわからなかったというのはあるでしょうが・・・
日本語って難しいですねえ。英語だったらここまで気にしなくてもいいことなのに。

コメントを投稿

指輪物語&トールキン」カテゴリの最新記事