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ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

SIN CITY(ネタバレ)

2005年10月20日 | 映画
昨日見てきました。
あまり期待してなかったんですが、結構面白かったです。
いや、残酷なことはかなり残酷でしたけど。スタイリッシュなモノクロ画面のおかげで、なんとか眉をひそめる程度で見られました。
スプラッタとかホラーのように、気持ち悪いものを見せたり、怖がらせたり、というのが目的の映画ではないですからね。でも、私よりも更にグロイの怖いのダメ、という人にはダメな可能性もありますが・・・
しかし、予告にはなぜかホラー作品ばかり流れました(汗)「ダークウォーター」とか「蝋人形の館」とか・・・やっぱりそういう系統の映画だと判断されてるのかなあ・・・

まず、スタイリッシュな映像は見事でしたね。
そして、3つのエピソードの構成もなかなか上手く出来てるなあと思いました。
時間の流れとしては3→1→2なんですが、共通の登場人物を出すことで、ああ、そういう時間軸なんだなあ、というのがわかる仕組みになっているのが上手いと思いました。
3話目で死んだマーヴェイ(でしたっけ? ミッキー・ロークの役・・・)が出て来たのはちょっと懐かしい感じがしたし(笑)(ケビンは・・・?(笑))
ジョシュ・ハートネットで始まってジョシュ・ハートネットで終わるというのも粋だなあと思いましたし。
ハーディガンが自殺して、それでナンシーは本当に無事で済んだのか? という答えも、説明しなくても、前のエピソードを見ていればわかる仕組みになっているのも上手いかな、と思いました。
ストーリー的には、文字にするとあれですが(汗)男のロマンというか男の夢というか・・・そういう話だと思いましたね。とにかく男視点なのは間違いなく。
でも、ドワイトはともかくとして主人公の男たちが醜かったり老人だったり、戦う様もボロボロになって、カッコ悪くすらあったので、男視点のマッチョな世界にも不快感はありませんでした。まあ、共感したり感動したりはしませんけど(汗)
それぞれのエピソードも、それなりに面白いと思いました。ドワイトは死ななかったけど、最終的には死にそうだなーと思ったし。
実は一番いいなあと思ったのは、車の中で助手席に乗せた死体が喋りだす、というところでした。あそこは結構好きです(笑)死体を助手席に乗せなきゃならないというシチュエーションも含めて。
そう言えば、外人さんが見に来ていたようなのですが(六本木ならともかく、地元では珍しい)、結構あちこちで笑ってました。あ、笑えるんだ・・・とちょっと新鮮でしたね。わからなくはないけど、日本人はなかなか笑わないなあと。

モノクロ画面のせいで、クライヴ・オーウェンをはじめてカッコイイかもと思えました(笑)前髪のせいもあるかと思いますが。
モノクロ効果で、美女もますます美女に見えて、たいへん目の保養になりました(笑)ゴールディとウェンディもモノクロだったらもっと美しくみえたのでは(笑)
あ、チラシで見ていた時にはどうなんだろう、と思っていたデヴォン青木のミホですが、動いてるの見たらすごいカッコよかった! おまけに結構カワイイし。クライヴ・オーウェンと並んだら、細くてはかなげな印象で、うーん、かわいいじゃん、と思いました(笑)
タールの中にためらいもなく飛び込める美女。しかも不死身っぽい(笑)結構ミホは好きですね~(笑)
ブルース・ウィリスがいつもモテる二枚目役なのが腑に落ちなかったのですが(汗)今回の役はハマってたと思います(笑)
あ、ルトガー・ハウアーが出ていてびっくり。というか、もうそんな歳なんですねえ。事前にたまたま知っていたからわかったものの、知らなかったら気がつかなかったかも(汗)
で、目的のイライジャなんですが、出番少ないと聞いてはいましたが、台詞すらないとは・・・(汗)
でも、ちょこっとですが悪役のイライジャが観られたのは嬉しかったです。フロドとは別の意味で大きなブルーアイズが効いてましたし。
どうせなら、ロアーク(というとカラスが思い浮かぶのはトールキンファン(笑))枢機卿との場面があったら良かったのになあ。
まあ、またぜひとも悪役やってもらいたいです。「模倣犯」をハリウッドで映画化してイライジャが主演したらいいのになあ、とか思うんですが、どうでしょう(笑)

とまあそんな訳で、結構楽しめました。リピートしようともDVD買おうとも思いませんけど・・・(汗)

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ロドリゲス (れんばす)
2005-10-24 19:42:54
ぐらさん、こんばんは。



ついにご覧になられましたか!私もあの映像がスタイリッシュでよかったと思いました。過去のロバート・ロドリゲス監督の「デスペラード」、好きでしたので。二作目は駄作だけど一作目はA.バンデラスとサルマ・ハエックがセクシーで格好よかったと思いました。



それにしてもミッキー・ローク、まるでフランケンシュタインのような怪物役でしたね。かつては結構二枚目で出ていたのですが・・・

イライジャ・ウッドが殺人鬼ばかりでなく、食人までやっていたのはグロいながらも面白かったです。



ロドリゲス監督作品で見たのは「デスペラード」「パラサイト」くらいですが、女優がキレイに撮れてますね。
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「パラサイト」もロドリゲスですか~ (ぐら)
2005-10-24 21:17:04
もともと映画見ない人なのでロドリゲス監督の作品て全然知らなかったんですが、「パラサイト」もそうなんですか! あれはうーむ、でしたが・・・(汗)

「デスペラード」もそうなんですね。ジョニー・デップが出ていたのは2でしたか?

ミッキー・ロークの特殊メイク、雑誌やトレイラーで見ていた時はすごいなあと思ったのですが、モノクロ映像のせいか全く違和感なくああいう顔の人に見えたのはすごいなあと思いました(笑)

でもイライジャの生首はもうちょっと上手く作って欲しかったですが・・・モノクロなのに作り物って丸わかりでしたもの。WETAを呼んでこ~い!と思ってしまいました(笑)ボロミアもファラミアも蝋人形素晴らしい出来でしたからね(笑)

女優陣は本当に皆綺麗でした! 雑誌で素顔を見たら皆「映画の方が綺麗だった・・・」と思いましたもん(汗)
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