ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

フィフスエレメントとナイトメアー・ビフォア・クリスマスとフランケンウィニー(ネタバレ)

2004年11月06日 | 映画
昨日、今日と観た映画について3本まとめて書きます。
まずは昨日テレビで見た「フィフスエレメント」。これ、何度も見ているのですが、クリス・タッカー演じるルビー・ロッドが好きなので(笑)テレビでやると一応見てます。本当は吹き替えじゃない方がいいんですが・・・山ちゃんは頑張ってますけどね。
しかし、何度も見ていながら、イアン・ホルムが出てたの知りませんでした~(汗)最初にクレジットで出たのを見て「何の役?」としばらく考えてしまった(汗)神父さんだったんですねえ。あんな出ずっぱり(わりと)の役だったとは知りませんでした(汗)
イアン・ホルムは、コミカルな状況に巻き込まれた真面目な人、みたいな役どころですが、イアン・ホルム自身のコメディセンスも感じさせて、なかなかいい味出してましたね(笑)
この映画、初めて観たときは「つまらん!」と思ったものですが(唯一クリス・タッカーだけがお気に入りでした(笑))、最初から「B級オバカSF映画」と思って観ると、なかなか面白かったのですね(笑)敵役・・・のはずのゾーグとは、結局コーベンは一度も会わずに、勝手に自滅してしまうというあたりとか(これは前からちょっといいなあと思ってたんですが)、大統領の偵察をするのに蚤型のカメラをつかったりとか(笑)もちろんルビー・ロッドも楽しいし(笑)
これ、むしろブルース・ウィリスなんか主演にしたのが間違いだったのでは・・・(汗)

で、今日は「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を見てきました。吹き替え版が見たくてわざわざ東武練馬まで行って・・・いや、市村正親さん好きなんで(汗)
市村さん的には、ジャックって案外つまらないキャラクターで(汗)歌もダニー・エルフマンの方がいいでしょうなあ。なんか「ミス・サイゴン」見ている錯覚に陥りました・・・(笑)
サリーの声は、勝手に白木美貴子さんだと思ってたんですが、土居裕子さんでしたね。歌がちょっとだけで勿体無かったです。
作品的には、そんなにすごく大好きでもないですが、細かいこだわりが良かったですねえ。ストーリーが今ひとつだったのでその分減点って感じ?

しかし、映画館行って大収穫だったのは、同時上映の「フランケンウィニー」でした!
ここからかなりのネタバレになりますので、これから観る予定の方はご注意を。伏字は使いませんので・・・
まず驚いたのは、パレット・オリバーくんが出ていたことですね。いやーびっくりでした。
しかし、良かったのはとにかく映画の内容です!
タイトルからもわかるように、フランケンシュタインのパロディなんですが、「ヴァン・ヘルシング」を見ていたおかげでかなりパロディのツボがわかって楽しかったです。
まず、主人公の男の子の名前が「ビクター・フランケンシュタイン」(笑)
飼っていた犬が死んでしまうのですが、理科の実験でカエルの死体が電気反応するのを見て、電気を使って犬のスパーキーを甦らせることを思いつきます。
この実験器具が、家電製品でつくった謎のものなんですが、そのバカらしさといかにもティム・バートンらしいデザインにニヤリ(笑)
そして、甦ったスパーキーは、なぜかあちこち縫い合わせてあったり、ボルトが出ていたり。別に死体を寄せ集めて作ったわけじゃないからそんなのいらないはずなんですが、そこはフランケンシュタインですから(笑)またそんな格好させられてるスパーキーくんがかわいくてねえ(笑)
甦ったスパーキーくん、でもかなり強引な展開で近所の人たちに化け物だと誤解され、追いかけられて行った先は、なぜか廃止になったミニゴルフコースで、丘の上にはミニチュアの風車が(笑)風車を観た瞬間に、「あそこが燃えるのか~(笑)」と爆笑しそうになりました(笑)この強引な設定、好きだ~!(笑)
そしてお約束で風車小屋に入るスパーキーと、それを追って入るビクター少年。なぜかライターで風車小屋に火をつける近所の人。(中に子供入ってるっちゅうに! といういい加減さも好き(笑))
最後は割りと強引にハッピーエンドで、どうやらディズニーの圧力でハッピーエンドにされられたようなのですが(そうでしょうねえ・・・)、私としては気楽に楽しめる作品になったので、ハッピーエンドで良かったかなあと。
とにかく、ティム・バートンらしいブラックさと狙ったチープさとコミカルさ、そんな中にも暖かい心情がさり気なく織り込まれていたりして、私的にはとってもツボな映画でした!
それに犬がかわいいしねえ・・・(笑)実は恥ずかしながら結構泣いてしまったんです・・・動物には弱いです(汗)
帰ってきてからネットで調べたところ(便利ですよね~)、シザーハンズよりも前に作られた、ティム・バートンの映画デビュー作なのだとか。この作品がとても好きという人も結構いるようで、そうだよなあと頷いてしまいましたよ。
そして、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のコレクターズエディションDVDにこの「フランケンウィニー」も入っているんですって! これは買わなきゃですよ!!(「トロイ」は買うかどうか迷ってるんですが、これは即決ですね(汗))
しかし、ちょっと調べてみたところ、コレクターズエディションはどこのサイトでもなかなか出てこないんですよね・・・もしかしてもう品切れ?
かろうじてAMAZONで8000円するギフトセットがありましたが・・・いやフィギュアはいらないんですが~(汗)
果たして入手できるでしょうか。ちと不安が・・・(汗)
まあとにかく、やっぱりティム・バートンは好きだなあと思うのでした。そんなに沢山見ているわけではないんですが、観るとだいたい好きなので。「スリーピーホロウ」が今まで一番好きでしたが、「フランケンウィニー」は越えましたね(笑)
最新作の「ビッグ・フィッシュ」は、ティム・バートンが大人になったと言われてましたが、ブラックなところがなくて、ちょっと物足りなかったんですよね・・・ラストはかなり泣きましたけど。
またこういう作品作ってくれたら嬉しいなあ、なんて思ってしまいます。
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