辛口な批評を含みますので、批判的な意見を読みたくない方は読まれないことをおススメします。
先週の火曜に観て来ました。平日タダ券があったんで。
実は、あんまり期待してなかったんですよね。ゲームっぽいんじゃないかなーと。
まあゲームっぽいと言えばゲームっぽいんですが、思ったよりはまとまった、よくできた話でした。話の筋は、ですが。
つまらなくはなかったし、だれちゃうこともなかったし。まあ、むしろ話を端折ってる感じでしたよね。きっと色々な話が省略されているのでしょう。
で、そうやって話が端折られているせいもあるとは思うのですが、何かあっさりしすぎと言うか、物足りないものがありました。深みがないというのかな。
キャラクターも、ありがちすぎて・・・というほどではありませんでしたが、目新しさはなかったですね。
エラゴンの心境も、全く理解できないというほどではありませんでしたが、感動したり共感したりするものではありませんでしたね(汗)
ほどほどに良い青年で、ほどほどに無謀で。
母親が出て行った過去、自分のせいで育ててくれた伯父を亡くした悲劇、そのあたりがたいして影になってなかったというか、特に苦悩してなかったというか・・・まあ、原作者は15歳から17歳で書いてるらしいんで、それを考えたら無理もないというか、むしろすごいと言ってもいいのかもしれませんが。
魔法が物の真の名前(エルフの古代語?)を知ることで使える、という設定もなかなか。(ゲド戦記だけど・・・(汗))
ドラゴンに乗って戦うというのも面白いかなと。このあたりの世界観はなかなか面白いかなと思いました。15歳でこれを考えたのなら確かにすごいです。
でも、ドラゴンライダーが死ぬとドラゴンも死ぬというのはどうでしょうか。そんなに寿命の短いドラゴンなんて・・・(ちょっと十二国記を思い出しましたが(笑))
ドラゴンにはやはり人間よりも遥かに長い時間を、人間とは違う時間の流れで生きる生き物でいて欲しいですなあ・・・
そんなドラゴンが、人間と心を通わせるんだったらちょっといいかなと思うのに。
そして、予告で見て「うーん」だったCG。思ったほど悪くはなかったけれど、ドラゴンはちょっとなあ・・・
CGの作り以前に造形がなー・・・
ドラゴンが話すと言ってもテレパシーみたいなもんだから、あんなマンガっぽい造形にする必要なかったと思うんですが・・・
まあ赤ちゃんドラゴンはかわいかったですけど。
うーん、スマウグがあんなだったらやだなーと思ってしまいました・・・
もっとドラゴンを苦労して育てる話だと面白かったのに・・・というのは個人的趣味ですが(笑)
このあたりは話が省略されているのかもしれませんが、ドラゴンがいきなり成長してしまって、というあたりも今イチだったかな。ドラゴンとの絆も、ドラゴンライダーだから忠実、というのではなくて、もっと育てたことによる絆みたいのだと良かったのに・・・と思うのは個人的な趣味かもしれませんが。こういうところがやはりちょっとゲームっぽかったな・・・
まあ、魔法を使うシーンとか、ドラゴンに乗っての戦闘シーンなんかは結構面白かったのですが、話的には先がそんなに気にならないという点では「パイレーツ・オブ・カリビアン」といい勝負です(汗)
そうそう、映像が、背景も含めてそんなに「綺麗だなー、すごいなー」と思うシーンがありませんでしたね・・・。湖の上の町はちょっと面白かったけど。
このあたり、どうしてもLotRとかナルニアとかハリポタよりも見劣りしてしまいましたね・・・。ファンタジーじゃないけど「トリスタンとイゾルデ」なんか映像がとても綺麗だったなあと。
ファンタジー映画の楽しみの一つは、異世界の映像の美しさにあると思うので、そういう点でもやや減点かな・・・
そういやアーリアってエルフなんですか? なんかフツーの女の子にしか見えなかったけど・・・
チラシで見るよりもかわいかったですが。なんか柴崎コウに似てるかなーと思ったのは私だけ?(汗)
なんだか結構否定的な感想ばかりになってしまいましたが(汗)そんなにつまらなくはなかったんですけどねえ・・・
というわけで、ここでいつもなら今年見た映画の順位になるんですが、今年最後の鑑賞でしたので、次回まとめて今年見た映画の総括をしますので、今回は省略させていただきます。
さてエラゴンは一体何位に!? って別にどうでもいいですね・・・(笑)
先週の火曜に観て来ました。平日タダ券があったんで。
実は、あんまり期待してなかったんですよね。ゲームっぽいんじゃないかなーと。
まあゲームっぽいと言えばゲームっぽいんですが、思ったよりはまとまった、よくできた話でした。話の筋は、ですが。
つまらなくはなかったし、だれちゃうこともなかったし。まあ、むしろ話を端折ってる感じでしたよね。きっと色々な話が省略されているのでしょう。
で、そうやって話が端折られているせいもあるとは思うのですが、何かあっさりしすぎと言うか、物足りないものがありました。深みがないというのかな。
キャラクターも、ありがちすぎて・・・というほどではありませんでしたが、目新しさはなかったですね。
エラゴンの心境も、全く理解できないというほどではありませんでしたが、感動したり共感したりするものではありませんでしたね(汗)
ほどほどに良い青年で、ほどほどに無謀で。
母親が出て行った過去、自分のせいで育ててくれた伯父を亡くした悲劇、そのあたりがたいして影になってなかったというか、特に苦悩してなかったというか・・・まあ、原作者は15歳から17歳で書いてるらしいんで、それを考えたら無理もないというか、むしろすごいと言ってもいいのかもしれませんが。
魔法が物の真の名前(エルフの古代語?)を知ることで使える、という設定もなかなか。(ゲド戦記だけど・・・(汗))
ドラゴンに乗って戦うというのも面白いかなと。このあたりの世界観はなかなか面白いかなと思いました。15歳でこれを考えたのなら確かにすごいです。
でも、ドラゴンライダーが死ぬとドラゴンも死ぬというのはどうでしょうか。そんなに寿命の短いドラゴンなんて・・・(ちょっと十二国記を思い出しましたが(笑))
ドラゴンにはやはり人間よりも遥かに長い時間を、人間とは違う時間の流れで生きる生き物でいて欲しいですなあ・・・
そんなドラゴンが、人間と心を通わせるんだったらちょっといいかなと思うのに。
そして、予告で見て「うーん」だったCG。思ったほど悪くはなかったけれど、ドラゴンはちょっとなあ・・・
CGの作り以前に造形がなー・・・
ドラゴンが話すと言ってもテレパシーみたいなもんだから、あんなマンガっぽい造形にする必要なかったと思うんですが・・・
まあ赤ちゃんドラゴンはかわいかったですけど。
うーん、スマウグがあんなだったらやだなーと思ってしまいました・・・
もっとドラゴンを苦労して育てる話だと面白かったのに・・・というのは個人的趣味ですが(笑)
このあたりは話が省略されているのかもしれませんが、ドラゴンがいきなり成長してしまって、というあたりも今イチだったかな。ドラゴンとの絆も、ドラゴンライダーだから忠実、というのではなくて、もっと育てたことによる絆みたいのだと良かったのに・・・と思うのは個人的な趣味かもしれませんが。こういうところがやはりちょっとゲームっぽかったな・・・
まあ、魔法を使うシーンとか、ドラゴンに乗っての戦闘シーンなんかは結構面白かったのですが、話的には先がそんなに気にならないという点では「パイレーツ・オブ・カリビアン」といい勝負です(汗)
そうそう、映像が、背景も含めてそんなに「綺麗だなー、すごいなー」と思うシーンがありませんでしたね・・・。湖の上の町はちょっと面白かったけど。
このあたり、どうしてもLotRとかナルニアとかハリポタよりも見劣りしてしまいましたね・・・。ファンタジーじゃないけど「トリスタンとイゾルデ」なんか映像がとても綺麗だったなあと。
ファンタジー映画の楽しみの一つは、異世界の映像の美しさにあると思うので、そういう点でもやや減点かな・・・
そういやアーリアってエルフなんですか? なんかフツーの女の子にしか見えなかったけど・・・
チラシで見るよりもかわいかったですが。なんか柴崎コウに似てるかなーと思ったのは私だけ?(汗)
なんだか結構否定的な感想ばかりになってしまいましたが(汗)そんなにつまらなくはなかったんですけどねえ・・・
というわけで、ここでいつもなら今年見た映画の順位になるんですが、今年最後の鑑賞でしたので、次回まとめて今年見た映画の総括をしますので、今回は省略させていただきます。
さてエラゴンは一体何位に!? って別にどうでもいいですね・・・(笑)
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