ホトトギス(白楽天)・シュウメイギク・ムラサキシキブ
今日の稽古は、今ベランダで咲いている花を入れて。
名残の稽古茶事も目の前です。
午後からは亭主役さんが、熱のこもった稽古や準備をしていかれました。
お花の候補も、そろそろ決めなくてはなりません。
ご亭主さんもあちらこちらに手を回しているようですが、
私もお手伝いできたらと、気にかけています。
「やっと咲きました」と、
お稽古に、お花を持ってきてくださった方が。
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)といいます。
「上臈(じょうろう)」とは、貴婦人とか高僧とかいう意味だそうです。
蕾のついている枝を涼しい所に置き、お茶事の時に使えたらと。
こうやって、お茶漬け?の日々が戻ると、
二日前の旅行がもう遠い昔のように感じます。
日常は非日常にあこがれを抱かせ、
非日常は、日常の良さを再認識させる。
旅から帰るといつもそんな気がするのです。
また頑張ろうという気持ちにさせられます。
袷の着物が暑く感じられなくなって、一気に秋が来たようですね。