「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  (裏千家茶道)

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

皆様良いお年を

2013年12月31日 | 日記


電車が日暮里駅に着いた時。

「私谷中の墓地を見たことないの」
そういう友達の一言で、
「じゃ降りて歩いてみる」
と、電車を降りた。

師走、それも朝の九時。
静かなたたずまいの谷中霊園だったが、
今年一番冷え込んだ朝だったということで、
霜柱や氷を見つけては踏んだり触ったり。

何年間かは通勤路だった通りも懐かしい。
桜のころが特に思い出される。

この時は今まであまり気に留めなかった「竹矢来」が目についた。


「矢来垣」


谷中霊園には、竹垣の見本が諸所に作られている。
竹矢来とは竹を組んで作った囲いのことで、
これは最も歴史の古い透かし垣である。

まだ美しさの残る真っ赤な紅葉との対比がまたいい。

説明書きに誘われて、「竜安寺垣」も見に行く。



「竜安寺垣」京都の竜安寺の境内に作られているためこの名がある。
そして、そのまま矢印にさらに誘われて、
「徳川慶喜」の墓に。





閉ざされた門の先に、石を丸く積んだ、円墳型のお墓がある。
今年の大河の中でも登場した、歴史上のキーパーソンの一人。

そういえば「八重の桜」では、新島八重が、
明治以降、女子がお茶をたしなむようになった先駆者、功労者としての紹介もあった。

八重さんのように大きな力にはなれないけれど、
私もお茶の底辺を広げる一助として、今年も少しは頑張ったと思う。
来年もまた同じように楽しめたら、それが一番。

それから芸大まで歩いて、
小休止は奏楽堂前にある「上島珈琲」で。



幸せな年の瀬をありがとう。
最後の日記はこれで。
皆さん良いお年を。






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上野の大仏は合格祈願

2013年12月30日 | 日記


いつも目的地に向かって最短距離をあるいていますが、
たまに歩くことを目的に遠回りすると、
新しい発見がありますね。

「上野大仏」を初めて知りました。
上野に大仏がありました。
上野の山の不忍池近く、二十段ほどの階段を上ると、
大きな大仏様のお顔だけが鎮座していました。

説明によると、何度もの災難を乗り越えて、ここにお顔があるとのこと。
戦時中に体は軍に差し出したものの、お顔だけは再建を信じて死守したとか。

そして何度も落ちた首も、ここに安置されてからは、
もう落ちることはないということで、
合格祈願の人たちがお参りに来るようです。
絵馬が、たくさん供えてありました。

身近に受験生がいますので、私も合格を念じて手を合わせ。



不忍池はすっかり冬景色。
弁天様をお参りし、正月準備の光景をあちらこちらに見ながら、
年の瀬の上野散歩でした。

遠回りも時にはするべしです。




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稽古納め

2013年12月28日 | お茶三昧



今日は稽古納めです。
最後の方は今年からお稽古を始めて半年の若い方。
目標のところまで、お稽古が進んで、
新しい年への楽しみもつながりました。

私も最後ですので、一点前してお茶を差し上げました。
二十代とン十代の二人ですが、
お茶を伝えたいと願う側と、
受け継ごうと意気に感じて学ぶ側の、
二つの魂が、ふんわりと絡み合った年の瀬のお茶を、
「無事是貴人」の言葉が床で受け止めていてくれました。



終わって、外の日差しに誘われて覗いたベランダでは、
今年も活躍してくれた小さな蹲が、陽だまりの中でのんびりと。

大変かしらと思ったことも、
皆さんの頑張りで、やってよかったと思えたり、
努力した事が裏目に出たり、

いろいろありましたが、これで納めて、
新しい年に向かって前向きに進みましょう。

二~三日は頭をからっぽにしましょうか。
(何して遊ぼうかな~)





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「夜咄」を思い出しながら

2013年12月27日 | お茶三昧




ほの暗いあかりの下では

見なくてはいけないものだけが見えてくる

いつも私たちはきっと、まばゆい光の下で

見なくていいものまで見ている

そんなことを感じた夜咄の夜でした





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新年になったら使いましょう

2013年12月26日 | お茶三昧


先日の茶事で使った萩の水指です。
日の目を見たのは三回目。


稽古で30年近く使い込んだ瀬戸の水指。
今でも稽古の主役です。

違いどこかというと・・・塗り蓋です。


萩の水指の塗り蓋は、ピカピカですが、


瀬戸の水指の塗り蓋は光を失って、かなりの使用感。

写真で見る以上に違っています。
実は裏は塗りの剥げているところもあるのですよ。

あまりの痛ましさに、そろそろ新調しようと、
先日道具屋さんで、既成の蓋で大きさの合うものがあったので、
それならと、買ってきました。

新しい蓋を載せると、水指もちょっと輝いて見えるもので、
道具も人間と同じですね。

すぐにでも載せて使えばよいのに、貧乏性の私は、
何時でも新しくできるから、古いほうをとことん使おうなんて、
しまい込んでいました。

でも、新年になったら、新しくしてあげます。
次の30年もよろしくと願いを込めて。

新しい年まであと五日ですね。



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ありがとうございました  「2014年一月の稽古予定日」

2013年12月25日 | 茶道教室 お知らせと稽古予定日
今年もあとわずかとなりました。
「無事是貴人」
私個人としては、健康に小さな波はあったものの、
大波にならずに良かったと思います。

社中の皆様も、それぞれに一生懸命過ごされた一年だと思います。
お茶とお菓子と、お点前の環境を、
ささやかにご用意するしかではませんでしたが、
一時の和やかな時間を過ごしていただけたのでしたら幸いです。

お茶は他人と比べるものでもなく、
でも他人と和することを考えながら、
自分らしくかかわってゆくのが一番だと思っています。

皆様にはいつも感謝をいたしております。
ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。



1月26日は社中の初釜です。
詳細は、新年の掲示板でご確認ください。
良いお年をお迎えくださいませ。




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クリスマスイブですね

2013年12月24日 | 日記


昨日は姪がアルバイトと称してやってきたので、
お仕事を頼む前にプチクリスマスイブのイブをしました。
美味しいものを食べて、アルコールを少し飲んだら、
一緒に片づけ物を頼もうと思ったのですが、なんだか体を動かすのが億劫になり、
「今日はお仕事無しね」となり、姪も
「クリスマスが仕事ですね」と笑って。

受験勉強中の姪は、その後ゆっくりと我が家で勉強をし、
夜はお友達と約束があるといって帰りました。
もちろんバイト料はお持ち帰りですよ。
無理なバイトをして、勉強時間が減らないようにと、
我が家をバイト先にしていいよと請け負ったのですが。
あと数か月で、結果が出ます。
夢を追いかけての受験ですから頑張ってほしいです。
今日のお仕事無しのごちそう付は、私のクリスマスプレゼント。

今日の昼はひょんなことから、趣味友達とランチをすることになりました。
もう夜は寒いですから、クリスマスもランチに限りますね。
それに夜は皆さんそれぞれのお家で家族と、
というほうが気持ちも体も休まりますね。
ちゃんとミサに出かけるという知り合いも多いです。

さすがにあと一週間ということで、
世の中が少しせわしくなったように感じます。

毎年後手に回っている年賀状書きを、
明日中に終わらせようと思っています。



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「夜咄の茶事」本編

2013年12月23日 | お茶三昧

夜咄は手燭の交換で、厳かに始まりました。
風のない穏やかな日でしたが、さすがに、夜のベランダは冷えました。
腰掛に座っていただくのもそこそこに、迎付けをして席入りです。
夜咄の演出の一つ、「前茶」でまずは温まっていただきました。



懐石のお料理ももとてもおいしかったですよ。
料理人さんが作ってくださったのですものね。
寒い時期にはうれしい温かいお料理が。
向付は温向「蕪・合鴨・しめじ・青菜の山葵あん仕立て」
強肴は鍋仕立てで、「鱈や鶏肉、たっぷりの野菜などが入った豆乳鍋」
本当に楽しめました。

料理人さんからは「闇鍋ですよ」脅かしの一言が。
皆さん信頼していますから大丈夫。

初めての夜咄で、火を扱いますから、所作が慎重で、
時間は少しオーバーしましたが、
十分に堪能できたのではと思います。
亭主役さんは「燃え尽きました」でしたが。

みなさんに頑張っていただいたおかげで、私にはとても勉強になりました。

お疲れ様でした。



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夜咄の茶事はお菓子作りから

2013年12月23日 | お茶三昧

「聖夜」


昨日の夜咄の茶事はまずお菓子作りから始まりました。

材料をそろえて待っていると、
一時半頃ご亭主と、半東約さんが出勤?
いつもの茶事と違って始まりは午後五時ですから、
少しは余裕があってよかったですね。

説明を終えると早速取り掛かりました。
まずは色ですね。
あまり薄いとクリスマスカラーに見えないということで、
もっともっとと、かなり色をつけましたた。

大和イモの餡と白餡を混ぜますが、
とても柔らかくて扱いに苦労しました。
電子レンジで、水分を飛ばしてもよいのですが、
ちょっとの加減でぱさぱさになってしまうので、
とろりとした柔らかさを大切にしました。



初めはなかなか思う通りにも形がまとまりませんでしたが、



真剣に真剣に取り組んで、慣れたところで、
お客様用を無事に仕上げることができました。


これはお水屋用の練習品です


黄色い星が、ちょっと角の様ですが味は皆同じですから大丈夫。
このほかにも味見をしたので、たくさんきんとんがお腹に入りました。

お干菓子は、こんなにかわいいものも並びました。


これからクリスマスバージョンの「夜咄」が始まります。



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明日は夜咄

2013年12月21日 | お茶三昧


明日はクリスマスの趣向で、
若い方たちが亭主になって「夜咄」の茶事をします。
御膳の脇に添える膳蜀は、ちょっとその雰囲気を取り入れて、
和蝋燭とツリーのコラボションです。
以前手に入れて大切にしまっておいた、絵蝋燭がお出ましです。

前日準備の今日は、いろいろとあかりのテストをしました。

「着物の袖を焦がしたりしないように気をつけてね」
「近くに水を入れたバケツを置いておかなくては」
「まるで花火をする時みたいね」
「いざとなったら、お釜のお湯を柄杓でかけましょう」

防火対策も万全のようです。

どこか場所を借りて、いつか「夜咄」をしましょうと言っていたのですが、
若い方の熱意?に踊らされて、何とか今の環境でできないかと、
色々頭をひねってみました。

手燭をもって雁行するような広い露地はないけれど、
手燭の交換はできます。
全てが正式の道具でなくとも、
趣向によっては代わりになるものもあります。

いろいろ工夫していくうちに、とても楽しくなってきました。
ここ一週間は、お茶時に参加しない方たちとも、
お稽古でプチ「夜咄」体験もしていただけました。

明日はいよいよ本番です。
火の扱いだけは十分に気をつけて。
どんな「夜咄」になるか楽しみです。



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