少しずつ準備を

「パンダバウム」

東京駅限定のお菓子だそうです。
早速パンダ好きの友人におしえてあげました。
元は四角で、型抜きになっていますよ。

外出ができませんので、
相変わらず淡々と稽古を楽しむ毎日です。

稽古が終わると、最後の方が、
お釜まできちんと後片付けをしてくださいますが、
今はそれに加えて、「掃除機かけます」と言ってくださいます。
「みんなの稽古場ですから」と自然におっしゃる言葉に、
感謝と嬉しさでいっぱいです。

四月に膝の間接温存のための手術が決まりました。
少しずつ入院の準備をと思っています。

周りの方達から、いろいろとアドバイスを頂いています。
私は物心ついてから入院など経験していませんが、
周りには経験者がたくさんいらっしゃいました。

退屈をしないためには・・とか、
これがあるとよかったわよ・・・とか

今は便利な「入院セット」というレンタルがあるようで、
パジャマはもちろんタオル、歯ブラシ、シャンプーまで、
必要な日用品を一日500円ほどで用意してくれるとか。
「毎日新しいパジャマが届き、こんなに着替えないわと思ったくらいよ」
と経験者の話です。
洗濯物を取に来たりする家族の負担もないということですね。
本当に個人的なものだけを持っていけばよいので、
荷物は少なくて済みますね。

「無理をしないように」というお医者さんの言葉を守って、
静かにお稽古だけをして過ごしていますが、
昨日は、
「車で迎えに行くから、気分転換にランチ会に来ない」
とこんな嬉しいお誘いが。
久しぶりに外食で、ランチを楽しむことができました。

サラダ、スープ、パスタと完食し、「胃は大丈夫!」と。
足をかばいながら、キッチンに立つのが、少し億劫になることもあるので、
こんな時間はとても幸せでした。

 

 

お雛様を出しました

「そろそろお雛様をださなくてはね」
先日そうつぶやいたら、
「お手伝いしますから、今出しましょう」
とお二人が手伝ったくださって、
あっという間に飾ることができました。
お庭から持ってきてくださった水仙と梅がとても良い香りです。

膝を痛くして、初めて、周りの方達が、
皆それぞれに、いろいろな痛みを抱えていることがわかりました。
半世紀以上使ってきた体ですものね。

椅子でのけいこを不本意に思っていましたが、
「正座は茶の湯の本質ではないので・・・」
と、お世話になっている先生からの言葉を頂き、
こだわりがすっと溶けました。

いろいろと気づくことの多い毎日です。

 

今年初めての銀世界

目覚めたら。今年初めての銀世界でした。

暖かい二月と思っていましたが、気温は乱高下ですね。

雪の中をお稽古に見えた方と、バレンタインバージョンの和菓子を。

 

この一週間いろいろとありました。

買い物やゴミ出しのために泊まってくれた友人あり。
留学先から一時帰国した姪も顔見世ついでに一泊。
そして膝のMRIを撮り病名が判明。

昨日はグループ「若草物語」との新年会。
私が出かけて行けないので、延び延びになっていた新年食事会を、
お見舞いを兼ねて我が家ですることになったのです。

私が何もしなくてよいようにと、東京駅で厳選した駅弁がご馳走です。
場所は何処でもおしゃべりははずみ、
最後に立礼での盆略点前で、和菓子とお抹茶を頂いて終わりました。

外出はできませんが、人気(ひとけ)に助けられている毎日です。

 

二月は暖かい日が多そうです

一月後半は、薄茶は筒茶碗を使って、「絞り茶巾」のお点前を楽しみました。
案の定、二月に入ると、もう春めいてきて、
気温の高い日も多いようですから、やはり一月のうちにですね。

二月の稽古予定ですが、ちょっと流動的です。
来週の膝のMRIの結果を見て、
いろいろと変更していただくことも出てくるかと思います。
ご迷惑をおかけしてしまうと思います。

でも皆さん本当に優しくて、
できることはなんでもしますからと、声をかけてくださいます。
こんな時ですから、ありがたく甘えさせていただいています。
先の決まらない不安の中で、皆さんとの稽古の時間が、
私にはやはり、一番のやすらぎです。