「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

残る仕事はガラス拭き

2021年12月29日 | 日記

先日、電動コーヒーミルのコードが痛んでいるのを見つけました。
使い続けるのは危険と新しいものを考えたのですが、
この際手動の豆挽にしてみました。
電気を使わないのでエコですが、私はエネルギーを使うかな。
出しっぱなしでも、なんとなく風情があります。
時間に追われる生活ではないので、こんなのんびりしたものも良いです。
ゆっくりと豆を挽いてコーヒーを淹れる。
そんな時間が、昔からのあこがれでもありましたから。

今日は、懸案の年賀状書きも終わりました。
手を付ければ印刷と宛名書きで、二日で終わりました。
もう少し早く取り掛かればと毎年思いますが、
稽古じまいをして、
「さあて次は年賀状」と気合を入れないとなかなか腰が上がりません。
コーヒータイムを何度も挟んで、それなりにせっせと仕上げました。

仕上がった年賀賞を投函がてら、お正月用の花を買ってきました。
松 千両 ゆり 菊・・とお決まりの花ですが、
玄関に飾ると、それだけで、正月を迎える気分になります。

明日は、茶室の掃除と、軸を出したり、虎の道具を出したりと
新年の仕様に入れ替えて、来年の稽古始に備えておきます。
お正月は、静かに新年を祝いながら、お茶も点てたいですものね。

最後に残るはガラス拭き。
これも、おっくうにしていましたが。
狭い家ですから、手を付ければあっという間の仕事。
出来ればポカポカ日の当たる午前中にやりたいと思うのですが。
明日の天気は良さそうなので、明日の仕事に決めました。

いよいよ今年も押し迫りました。
コロナ禍の一年はさしたる出来事もなく過ぎた感がありますが。
そう一つだけ、白内障の手術をして、メガネがいらない生活になりましたっけ。
幸い私的にも、お稽古の方も何とか無事に終わりました。
色々とお世話になりまして、ありがとうございます。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。


こんなこと久しぶり

2021年12月25日 | 日記

クリスマスイブの日は、お稽古日でした。
最後にいらした方は、お友達。
「終わったら、クリスマスイブを祝いましょうよ。」
と約束をしていたので、楽しみにしていました。
ワインと、おつまみのお料理持参でやって来ました。
はやる気持ちを押さえて、ちゃんとお稽古をして、
終わったら、素早く後片付け。
私も着物を脱いで、リラックス体制に。
ハーフサイズのワインを何とか二人で空けました。
こんな気分を味合うのは、本当に久しぶりです。
好き勝手なおしゃべりをして、
最後はケーキとコーヒーで〆て、楽しいひと時でした。
一時マスク無しの状況になりましたが、
二人とも大丈夫だということを信じて。

今年もあと一週間ありません。
私に残された仕事は、年賀状書きです。
明日から頑張りますが、元日配達は望まないことにしました。

大寒波が来ているようです。
皆様お気を付けてお過ごしください。


クリスマス気分も楽しんで

2021年12月19日 | お茶三昧

クリスマスのお干菓子にチョコレート。
今週のお稽古は、薄茶のお菓子はこれです。
一週間だけ、クリスマスムードを楽しみます。
この時期が過ぎると、今年のお稽古もお終いです。

若い方が、花柄のかわいらしいお稽古ベストを身に着けていました。
お稽古ベストは、お着物でいらっしゃれない方には必需品です。
「これメルカリで買いました。」と嬉しそうに。
手作りで、このようなものも出品されているのですね。
良く見つけましたね。
欲しい物があったら、一度メルカリで探して見るのもいいかもと思いました。

ところで、スマホの機種を交換することにしました。
ついでにお得なプランに変更もして。
機種を選ぶとき、あまり必要ないかしらと思いましたが、
やっぱり、5G対応の機種にしました。
届いたら、おまかせサポートさんに、
初期設定やらデーター移行やら全てお願いして、
後は慣れるまでちょっと遊べそうですね。
いつまで新しいものにチャレンジできるのか、
そろそろ心配になってきましたが、頑張ってみます。

 

 


丑年ともお別れ

2021年12月11日 | お茶三昧

今年は家の中のあちらこちらに牛が。
お稽古の道具にも時々登場しました。
その牛達ともそろそろお別れです。


12月は名残惜しく牛の茶碗で。
年の暮れには次の年の干支のものと一緒に使って、
道具で干支のリレーをするのも楽しいですよ。

同じ気持ちの方が、牛のマイ茶碗をお持ちになりました。
牛年生まれということで、今年記念に手に入れたそうですが、
「今年中に先生にお見せしたくて。」と。

お互いの干支茶碗で、
「ああ今年も終わりますね。」
とお薄を飲み合いましたよ。

お薄を点てるとき、
「美味しくなあれ美味しくなあれ」
と心で唱えながら点てますという方が。
朝ドラで見た、餡子を炊く時の「おいしくなあれ」と同じ気持ちですよね。
お茶を飲んでいただくときは、
皆さんそんな気持ちで一心に点てていらっしゃると思います。

濃茶は「いい子、いい子」と練ると教わりました。
「い」と「こ」を交互に書くようにして、塊の玉ができないように、
これも一心に点てます。

こうやってお茶を点てながら、今年も終わります。
幸せなことですね。

今年もお菓子の家を頂きました。
毎年少しずつ違います。
クリスマスまでこの家が無事でいることはないと思いますが。
どの辺からいただこうかしら・・
それも又幸せなことですよね。

 


看々臘月尽

2021年12月05日 | 日記

 看々臘月尽(みよみよ ろうげつ つく)
こんな言葉が身に染みる時期になりました。
12月も早五日。
目の手術のためにお休みした稽古の埋め合わせなどもあり、
少し忙しい日程をこなしていました。
そんな中を二年ぶりに都会のランチを楽しんできました。
場所は丸の内。
レストランの窓から眺める東京駅もさすがに堂々としていますね。
付近の黄色く色づいたイチョウもはらはらと、もう都会も晩秋の気配でした。




食事やゆったりした場所でのティータイムの後は、
12月は何処かで素敵なツリーを眺めるのが恒例でしたが、
去年は果たせませんでした。

今年は丸ビルのツリーにお眼に掛かれました。
少しだけ、コロナ前を取り戻したかのような、華やいだ気分に浸れました。

最近は、時々一度もパソコンを開かずに終わる日があります。
さしたる用事がなくとも、あれこれと覗いてみるのが楽しみでもあったのに、
今は必要なことがない限り、キーに触らなくてもいられるのが不思議ですが。
というわけで、ブログの更新も少なくなったかしらね。
楽しみの対象も月日とともに変わってくるのでしょうか。
変わらないのはお茶に対する気持ちだけかな。



先日の稽古で、ある方が、
「コロナ禍でも、お稽古をしていただけるおかげで、
何を着て行こうかしらとあれこれ考えたり、稽古で時間を過ごしたり、
そのことがとても気持ちを浮き立たせてくれます。ありがとうございます。」
とおっしゃっていました。
私が外に出て気分転換できるのと同じように、
お稽古がそんな役目を果たしていることもあるのだと、嬉しく感じました。


年明け早々のコンサートのチケットを手配しました。
ちょっと先の楽しい予定が、何よりの安定剤です。