「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

来年こそは

2022年12月28日 | 日記

来年の「自分の本」が届きました。
白紙のページに、日々の出来事などを、
日記風に記録していくことで完成させます。
今年の本を開いて見ると、前半はこまめに記録が残されていますが、
後半はパラパラです。
年度初めの気合はどこへやら、相変わらずの三日坊主だなあと。
夏ごろからのほうが出来事は多かったのですが、
記録に残すという余裕がなかったように思います。
来年はもう少し落ち着いて、じっくりと自分の生活を見つめて、
記録に残せたらと思いますが。
( 頭の隅で"どうせ三日坊主よ"とささやく声が)
毎年贈ってくださる方に報いるためにも、活用したい!!!

昨日は忘年スカイプが二件。
今日は忘年ランチを友達と。
年賀状も、元日配達の締め切りには間に合いませんでしたが、
それでもいつもよりは早く昨日投函してきました。
年末年始のちょっと豪華な食料も確保しました。
明日は正月用のお花と、お飾りを買いに行き、
それで年越にせねばならぬ事も終わります。
しなくても年は越せると思いつつもちゃんとやります。
しいて言えば大掃除はしません。(いつもきれいだもん)

そんなに頑張らなくとも、いつもの一週間が過ぎるだけなのに、
何故かその間に一本線を引かれるだけで、前と後とは大違い。
過ぎたことはさらりと忘れ、というか振り向かず、
新しい時間に期待して、前向きで行こうと心が決まる。
単細胞の私には有難い一週間と言えます。
このように節目節目の気分転換があるから、
人は何とか前に進んでいけるのでしょうね。

今年も一年間、お疲れ様でした。

 

 


嬉しそうにお点前

2022年12月24日 | お茶三昧

社中の方が「お茶碗が出来上がりました!!」
と嬉しそうにお稽古に、旅の収穫をお持ちになりました。
旅先での陶芸体験で、仕上げた作品だそうです。
早速、御物袋も作って入れてありました。
愛情いっぱいに扱われて、お茶碗も幸せなこと。

私に「茶碗荘」のお点前をしてお茶を点ててくださいました。
初めての作品、嬉しいものですよね。

何十年も昔になりますが、
私の初作品は自分の思い通りに仕上がらなくて、
抹茶椀ではなくて、漬物を盛り付ける小鉢になってしまったのですが。
思えばかわいそうなことをしました。

クリスマスを控えた年の瀬のお稽古ですが、
皆さんそれぞれに一年の思いを込めて、
しみじみとお点前をなさっていました。



看看臘月尽

2022年12月21日 | 日記

お菓子の家が今年も、
クリスマスを静かに待っています。

クリスマス前にこんな楽しい夜のひと時も過ごせました。
ウクライナ国立バレエ。
大変な時期に、困難を乗り越えての公演です。
磨き鍛え抜かれた技のすばらしさに、酔いしれた時間でした。

さて12月もあと10日となりました。

看看臘月尽( みよみよろうげつつく)

毎年12月になると、この言葉をかみしめます。
この一年何をしただろうか、何か成し遂げたことはあるのだろうか。
やり残した事はないか・・。
行動の自由もままならない長く続くコロナ禍。
それでも今年は少し動き出した一年だったようにも。
お茶事も気をつけながら出来ましたし、
社中の皆さんが少しでも集える時間も持てました。
私的にも、旅行もしました。
展覧会、コンサート、食事会と、出かけることも増えました。
恥ずかしながら、先日人生で初めて、
夜中に寝返りを打った時に、ベットから落ちたりもしました。
一年前に比べたら、「看看臘月尽」と問われても、
少しは、"頑張りましたよ"と、胸を張れるかもしれません。

さて私も今年で目出度くも、後期高齢者の仲間入り。
あと何年生きられるかと寂しくなることもありますが、
時にはこれからできることは何かしらと、希望の光を探すことも。
そうそう、まだまだこんな詩に、心奮い立たせたいです。

「少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずからず
未だ覚めず池塘春草ちとうしゅんそうの夢
階前の梧葉ごようすでに秋声」

一生かかっても成し遂げられないことが、
茶の道にはいくらでもあるのですものね。

今年の稽古納めは25日になってしまいました。
年賀はがきには、それから取り掛かります。
人並みに年越しや、新年を迎えるの準備もして、
来る年には、空白の三年間が埋められることを期待しながら、
あと数日、心残りなく過ごそうと思っています。

 


茶室の下見とワクチン接種

2022年12月14日 | 日記

家のあちらこちらが、ちょっとクリスマスムードです。
クリスマスのお茶碗も、水屋に並べて。

昨日は、お正月の社中のお茶会に使わせていただくお茶室の、
下見に行ってきました。
例年とはちょっと場所を変えてみましたので、
勝手がわからないので、社中の方とよく見てきました。
弁天様に隣接した日本庭園の中にあるお茶室ですので、
当日は初詣もできますよ。
来年と言ってももう当日までひと月ほどに迫りましたから、
そんなにのんびりしてもいられなくなりました。

今まで借りていた場所は、借り賃は当日の支払いでしたのに、
契約時のお支払いでお願いしますと言われ、慌てました。
現金を少ししか持ち合わせていなかったのです。
二人合わせてもとても足りず、後日持参しての手続きとなりました。
最近はぺいぺいとか、カードとかでの支払いで済みますので、
うっかりすると、現金をたくさん持たないで出かけることも。
近くの外出だから現金はいらない、と思い込むのもいけないですね。

何とか段取りをつけて、お昼になったので、ファミリーレストランで昼食を。
カード払いで安心してお食事できました。

午後は五回目のワクチン接種の予約をしていました。
これが最後か、また打つことになるのか、終わりがはっきり見えませんね。
五回目ともなると、すっかり慣れて、
副反応も大したことはないだろうと、
翌日にお稽古の予定も入れてしまいました。

今朝起きてみると腕は痛いものの、帯を結ぶこともできました。
微熱が出たので薬を飲んで、特に問題なく一日お稽古しました。
北風の寒い一日でしたね。


小学校での茶道体験授業

2022年12月07日 | お茶三昧

都内の小学校へ茶道体験授業をしに行ってまいりました。
コロナ禍で三年ほど間が開いてしまいました。
嬉しいことに、社中の方がお二人お手伝いを買って出てくださいましたので、
荷物もありましたし、とても助かりました。

こちらの学校では、今までは六年生や四年生が相手でしたが、
今回初めて三年生ということで、少し内容を易しくしました。
お茶についての知識のお話しは簡単にして、
「お茶は人と人が仲良くなるためにありますよ。」とそれだけ。
まずは道具の説明も兼ねて、盆略点前を見学してもらいました。
お手伝いの方二人の、亭主とお客に分かれての演技?です。
笑ってしまったのは、途中お客様がお菓子をいただく場面で、
今までお点前に集中していた子供たちの目が、
一斉にお菓子に注がれたことです。
一番の興味は、やはりお菓子だったようです。


その後、三人ずつのグループに分かれて、お茶を点てたり、飲んだりしました。
このような時ですので、お茶碗は一回一回、先生がきれいに洗い、
温めたお茶碗は、茶巾の代わりに、
ペーパータオルで拭き、使い捨てにするようにしました。
学校側も場所の設定など、気を使って準備をしてくださいました。

建水の代わりにボールを使ったり、
足りないお茶碗や棗は、こちらで持参したりして、
何とか二クラス60人の二時間授業ができました。
学校の一時間は45分間ですから、あっという間でした。
お手伝いのお二人もお疲れ様でした。
子供達とのつかの間の交流も、良い時間になったのではと思います。

何年か前までは( 60代)重い荷物を下げて出向き、
準備やお点前をしながらの説明と、一人で頑張ったのですが、
さすがに少しハードに感じるようになりました。
特に重い荷物を持ったり、通勤ラッシュにもまれていくことは。
お手伝いいただけることのありがたみを感じながら、
何とか無事にやり終えました。

帰り道、駅前のお店でで頂いた、「おにぎりランチ」が美味しかったですよ。


 


エアコンのお掃除

2022年12月05日 | 日記

先日送られてきたリンゴと蜂蜜に添えられていました。
照葉とコトリトマラズの赤い実。
晩秋の風情をしばらく楽しんでいます。

炉開きは、柚子の色づくころにと言われていますが、
今年は柚子の当たり年でしょうか。
散歩途中で見かける柚子の木には皆、
きれいな柚子が、たわわに実っています。
私もお庭の木になった柚子をたくさんいただきました。

12月になって急に寒くなりましたね。
いよいよエアコンも活躍というところで急に、
取り付けてから一度も掃除をしていないことが気になりだしました。
早速電話をして、エアコン二台をお掃除してもらいました。
手際よいお掃除を興味深く見ながら、
「お掃除の周期はどのくらいが理想ですか。」と聞いてみました。
「使い方にもよりますが、4~5年というところですかね」ということ。
あっという間にきれいになって、
出てくる風が清潔になったようで、いい気持ちです。
これで暮れの仕事の一つが片付きました。
今年は畳替えもしましたし、障子貼りもしなくて済みそうですし、
暮れの掃除も特に頑張る必要もなさそうです。
最近は高い所の掃除が怖くてできなくなりました。
箪笥や冷蔵庫の上、天井近くの壁など、
目の高さより上の埃だけをきれいにしてくれる、
ハウスクリーニングを、できれば頼みたいくらいです。
これからは一年頑張ったご褒美に、
気になるところの掃除を頼むというのもありかも。
そういえば母が元気だったころ、
高枝ばさみで、はびこる枝をベランダから切っていた姿を思い出します。
何でもやろうとする元気な母でしたから。

さて明日はもう一仕事。
都内の小学校の茶道体験授業を頼まれて出かけてきます。
三年生を二クラス。
コロナで休止していましたが、三年ぶりです。