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ねがうこと、ゆだねること

小林賢太郎・初個展「コントや演劇のためにつくった美術展」

2014-10-02 | art
お笑いのユニット・ラーメンズの小林賢太郎さん。NHKで年に1度、
テレビでコントを披露する番組「小林賢太郎テレビ」を見たことが
あって、多摩美卒業を感じさせるアートワークと笑いが印象的だっ
た。

表参道・スパイラルで10/6まで初の個展が開かれれていて、コン
トや演劇のために使った小道具・大道具、それを作るための絵コ
ンテや図面などが展示してあった。

テレビはわりと一方向で時空間が進むから、自分の好きに見るこ
とができるのは、ちょっと新鮮。どこから見ても、どんな時間の
かけかたも自由だからね。



面白かったものの一つが舞台衣装の棚。きっとこの棚ごと舞台に
あって、着替えのシーンなどもあるんだろうけど、棚はもちろん、
衣装も彼がデザインするとか。

市販の洋服に見えるものでも買うのでなく、通気性や動きやすい
素材で衣装さんが作ったものだとか。



舞台でのコントとして映像が展示されてたけど、ネット上でもあ
ったのが「Hand Mime」。背景の絵を描いたものを撮影・編集し
たものの前でパフォーマンスするシリーズ;



この背景の絵が展示されていて、コストも意識した最低限だけど
必要十分な形状のものを見たり、映像と見比べて面白かった。



写真は撮影不可だったので、プレスに掲載されたこことか、ここ
から。