やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

「ことばとあそぶ おととあそぶ」

2012-05-05 | art
毎年恒例、子どもの日のロバハウスは
谷川俊太郎さん賢作さん親子をお招きして
詩の朗読と演奏が主体に進み、ロバの音楽座が
加わっていく。

おかげさまで夕方からの子どもNGの大人の会が
まず完売して、昼間の親子の部も昨日完売。
ありがとうございます。



「詩はね、メッセージやスローガンではなくって
美辞麗句なんですよ」という話を挟みながら、
俊太郎さんが朗読に入る。

彼の詩って美辞麗句なんだろうか?
思い出すのが1981年の「鳥羽7」(抜粋);

すべての言葉は美辞麗句
そう書いて
なお書き継ぐ
夜半に突然目を覚まし
ひとしきり啜り泣く私の幼い娘
私は正直になりたい

正直になることと飾ること・・
自分らしさと社会性を保つことの相克・・

今年1/7に亡くなられた林光さんと
俊太郎さんは1931年生まれで同い年。
林さんを偲んで二人で作りはった曲を
賢作さんのピアノだったり、ロバの
音楽座の演奏で披露いただく。

「まねっこマネちゃん」(これは1961年
始まった頃の「みんなのうた」放送!)

まねっこマネちゃんまねしてる
うでをひろげてとりのまね
やまのむこうはまたやまで
そのまたむこうはうみなんだ
うみのむこうのさばくでも
あおいめマネちゃんまねしてる

NHKも映像がないからで探し中。かろうじで
中原収一さんって方のイラストが残っている;


「ひとくいどじんのサムサム」とか、
ひとくいどじんのサムサム
おなかがすいて 死にそうだ
やせっぽちの自分を食べる
一口食べたら もうおしまい
ひとくいどじんのサムサム いなくなった

ここでも紹介した立川幸小校歌は毎年の定番。

「以前作った詩ってもう飽きちゃってて
新しい詩を詠みたい」って新作もいくつか披露
いただく。