五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月の恋愛ラボ

2016年03月26日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2016年5月号より
 
 宮原るり先生、お誕生日(3月25日)おめでとうございます!

 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 マキ、ヤンを討つ!?

 一瞬、そんな風にも見えましたが、そんなわけではなく、
 ヤンを「青春劇場」へお誘いに来たマキです・・・ さすまたを持って(ぇ

 壁がなくても捕捉できるなんて、素晴らしい製品じゃないですか。
 がぜん、さすまたへの興味をかき立てられる内容でしたね。(そんなわけあるかい)

 

 

  

 マキ、ヤンを説得しようとしますが・・・

 お礼を言われることを、やたらと避けたがるヤン。
 そんな彼にいらだち、怒るように諭すマキ。

 ヤンが嫌がっているのは、社交辞令のようなお礼で、
 イヤイヤ言われる態度にうんざりしているらしく、
 おそらくこれまでは、そうしたことが多かったのだろうと察せられます。

 ゆえに、ドライに仕事をこなし、それでおしまいとする彼のやり方。
 それを「薄利多売」と表現するマキは、なかなか面白かった。

 「やってきたことと対価が全くつりあってません!」
 そのことにマキはいらだっているわけで、背景にあるのは、
 ヤンが正当に評価されてほしいという想いだと考えると、興味深いです。

 そして、ハル会長はもちろん、他の皆も、ヤンの頑張りを知っている。
 だからこそ、わざわざ追って来てまで、あれだけ全力で感謝を述べられるわけで、
 そんな光景がまぶしくて、まさに「青春劇場」でありましたね。 爽やかでしたよ!

 さらに、その現場を眺めていたマキの笑顔。
 本当にうれしそうで、それを見たヤンも、意表を突かれたような表情だったのは、
 重大な変化の兆しのように感じられました。

 

 

  

 マキの自覚、エノの前進。

 ヤンが正当に評価されないことを「道理に合わない」なんて言うマキ。
 ですが、それは言い訳だと自覚している所が、聡いし、可愛らしかった。

 ヤンが誤解されず報われることに喜びを感じてしまうマキが、
 もはや誤魔化しきれない想いを抱えているのは、歴然。
 そのことを自覚していたことは、大進展でしたね~。

 しかし、ヤンが理想の男性像とかけ離れていることに対して、
 今までの恋愛研究が無駄になったと嘆いていたのは、大笑゜(*゜´∀`゜)゜
 リコもツッコミ入れてましたが、初めから無駄なんですよ?(酷)

 とはいえ、マキの恋愛にとっては無駄だったかもしれませんが(ォィ、
 あの時間は、かけがえなのない友情を育んだことを考えますと、
 決して、切り捨てるべきものでもありませんよね。

 
 また、エノの方にも進展が・・・?
 ハル会長が、自分とのメールをやめたことについて聞かねばならない所、
 怖じ気づくエノでしたが、ストレートに手助けしてくれるサヨが、頼もしい(^^;

 ここで明かされるハル会長の真意。
 それを聞いたエノが、メールのやりとりを復活させる方向へ、
 話をまとめていたのはお見事でしたし、微笑ましかったですね~。

 そこから話は、学ランのことに移っていましたけど、
 ハル会長の学ランをエノが求めていたことに、「変なゴカイ」はしてないと、
 エノを気づかうように述べるハル会長、やっぱりイイ人。

 これで話がまとまるかと思いきや、エノは大きく踏み込んでゆきます。
 他に学ランを借りられる人がいなかったから、顔見知りであるハル会長のものを
 欲しがった・・・わけではないのだと、自ら示唆していたのは驚きでしたよ!

 エノ自身の赤面はもちろん、気付いたハル会長の反応も、なかなか可愛らしかった。
 これはもう、告白に準じるほどの出来事と言っても、差し支えないでしょう。
 2人の関係、大幅に前進するのかどうか、気になる所です。

 

 

 

 そして、ヤンにも変化が・・・

 マキが自分の気持ちを誤魔化しきれなくなったと同時に、
 ヤンもまた、マキへの印象を大きく変化させている様子。

 マキが、他人のために必死になれる人間だと知っていた彼も、
 自分のために必死になってくれたことに、感情を動かされています。

 ヤンは、能力に対する自負はあるのだけど、人望という点では、
 まったく自信を持っていないのですよね。

 だから、他人の好意を当てにしない所があって、それが余計に冷たく
 感じられる悪循環だったのですが、マキはその循環を断ち切るように行動した。

 そんな彼女の行動があったのはもちろん、何よりあの笑顔を見たことで、
 ヤンの心は、だいぶ解きほぐされた感がありますね。
 それは、ヤンのマキに対する感情に、大きな変化をもたらすことになりそうです。

 などなど、文化祭終了後の一幕も、これにてシメ。
 リコの告白、マキの自覚、エノの前進、スズの成長、サヨの現状確認(?)と、
 盛りだくさんの文化祭でありました。

 そして、これらは全て、はじまりにすぎません。
 ナギの返事、ヤンの変化、ハル会長の反応といった、それぞれのリアクションが
 気になる展開が待っているわけで、そのあたりに期待しつつ、今後も楽しみです!
 

◆ まんがタイムスペシャル 感想
 


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