ここらあたりでは有名な産直販売所で行われた写真コンテスト。
イチジク買いすぎてお金使いすぎたので、写真コンテストの賞金を狙ってコンテストに応募することにしました。
98歳のおばあさんのシワを丹念に手入れし、ヒマワリをバックにドアップで撮った写真。
題名は「98歳とひまわり」
それが、なんとなんと、本当に入賞してしまった!!!のです。
おばあさんに受賞したよと伝えると「だれが?」と聞くので、「・・・さんの写真が」と言うと、「こなな色黒いのに」と言うので、「色の白い黒いは関係ない」と言うと、ハハハと笑われてしまいました。
きっと何が何やらわかっていないのだろうけど、とりあえず晴れの舞台でもあるわけで、こうしたことの好きな人だから寒い中、いつもなら文句タラタラ言うのに、嫌とも言わずにスタスタと授賞式に出かけ、恭しく副賞を頂いてきたわけで。
「奥さん、奥さん、はい、これ!」と渡してくれた副賞は、なんと商品券なり。
やった~~~~~
副賞の内容は公表されてなかったから、柿かミカンかなと思っていたので一同大感激。
あ~これでイチジク代が回収できるわとかなんとかセコイことを考えているワタクシ。
それにしてもよかったよかった。
これで来週は、話のネタに困ることもなさそうで・・・
しかも最高齢、主役になって機嫌が上々。
いくつになっても、話題の中心になるということは嬉しいものですからね。
例年になく雪が早いです。
石鎚山と西の山々、山のふもとに沿うような形のこの土地、ここから見えるどの山にも雪がかかっています。
12月にこの雪はきっと久しぶりではないでしょうか。
冷え込む夜です。
尽きない悩みに、尽きない仕事に、家中に響き渡る終わらない叫び声に、引き戸を開き戸と勘違いしてドンドンドアをたたき続けるじいさまに、ふんなが~はんなが~のあの人の声に、「あ~今日も同じだ」と、今日も同じ一日が過ぎたのだと、嬉しい気持ちにさせてもらえる大頭の夜です。
平凡な日常を生きることができることが、きっと何より良いことなのだと。
静かに澄み切った穏やかな心と、穏やかな笑みを保ちつつ、
来週もまた、いつものように笑って生きてゆきたいと、池さんらしくおバカに生きてゆきたいという思いが心に染み入る夜です。
冷え込む夜に、冬の夜に、変わることのない毎日に。
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