池さんで働くおばさんの日記

デイサービス「池さん」の大ちゃんママのブログです。

湯波探検隊!

2009-03-29 15:58:11 | デイサービス池さん
春が来ると、じっとしていられない家族、池内家。

週末は天気さえ良ければ、山へと足を運び、山菜とりに情熱を燃やし、春の食材をゲットしてくる。(これは、池さんの献立の助けにもなるので、一石二鳥!)

今週も、遅い春が来た湯波へと出かけた。

土曜日利用のヒイちゃんに、湯波のじいちゃんが会いたがっていたから。ちなみに池さんで会った時にわかったことだけど、ヒイちゃんとじいちゃんは、遠い親戚になるらしい。(ここら辺の経緯は、以前のブログに書いてます)

で、ヒイちゃんのお母さんは、湯波の出身。

この前じいちゃんの所へ行った時、じいちゃんが「ヒイ姉の母親の出里を思い出したけん、また、来てみてや!」と言ってたから、皆でまたまたヨモギ団子を持って山へ出かけることになった。

本日のメンバーは、ヒイちゃん、大ちゃんと大ママ、ふうちゃんとみかちゃんと幹太。

車2台に分乗して、いざ! 湯波へ

ちなみに、ヒイちゃんは、「じいちゃんが会いたがっとるから、湯波行こう」と言った時、「今日は足が痛いけん、膝も痛いけん、行かん!」と言い張ったけど、「背負うたげるけん、一緒に行こうや!」と言って車に乗せた。

湯波につくと、いつものようにじいちゃんは、山に入って働いとった。

ヒイちゃんを見て、「お~お~ヒイ姉、来たんか?」と、喜んでくれた。

ヒイちゃんも、とびきりの笑顔で、「ヨリさん、元気やったんか?」痛いと言っていた足も膝も、ど~もない。トコトコ走って山を歩く。

いろいろ、積る話をした後、「行ってみるか?」とじいちゃんが言って、いざ山奥へと車を走らせる。(正確に言えば、走るというより、でこぼこ道を揺られるという感じ!)

湯波のじいちゃんの家から山道を更に奥へと5分くらい進んだ場所で、じいちゃんが言った。

「ここじゃ!」

でも、そこは確かに杉林!

車に迫るように生い茂る杉の山。車一台がやっと通れるほどの狭い道を挟んで、じいちゃんが示す所は、川のほとりの杉林。

「今はもうこんなになっとるけど、昔は、ここには畑があって、この奥に家が一軒だけあったんぞ。そこがヒイ姉のおかあの里じゃ!」

説明してくれるじいちゃんの横で、ヒイちゃんは、見覚えのある土地とは明らかに異なってしまった山の状況に、母の里というイメージがわかないような顔で、きょとんとした感じ。

本当に、山深い場所。植林されたであろう杉の林は、おそらく何十年もの年月を経て、山の様子を変えてしまっているようだ。

「すごいところやね。こんなところに人が住んどったんよね~」私の言葉に、じいちゃんが、言った。「この道を進んで行ったら、大保木に行くんぞ!」「大保木?」「昔、わしの親父は、大保木からわらじをはいての、この道を通って、湯波へ働きに来よったんぞ!」「どのくらいかかるん?」「そうよな、こ1時間よの~」

私の頭の中で、大保木は遙かに離れた場所。その大保木が、山伝いにこの湯波と繋がっていて、しかも、昔は山道を通って、日常仕事に通う土地だった!!!

なんということ!

昔の山の人の偉大さに、心から敬意を払いたいと思う。

不便な山に住み、自然と共に生き、不自由な暮らしを憂うどころか、少しでも働ける場所を求めて、更に移動して生計を立ててきた人々。

不便な湯波の、更にこの奥地で、私たちは、背筋の震えるような感動を覚えた。

母親の里ということは、今一ピンと来なかったヒイちゃんだが、帰る車の中で、こういった。「やっぱり、山はええなあ~。ここへ住もうかいな?」「ヨリさんの嫁になるかい?」「もう90じゃけんの。嫁はもういかんわい!」「ほやけど、だ~れもおらんけん、さみしいぞい。」「養子でももらおうか?」「養子?これかい?」私が大ちゃんを見ていうと、「うん!ほうじゃな」

大ちゃん~~~! 山で暮らすんかい???

じいちゃんの家の近くまで帰ってから、ヒイちゃんが言った。

「お母はんも、山へ行ってみたい言いよるけん、一回連れて来てやりたいんよ。」ヒイちゃんが91歳だから、もちろんお母さんはもういない。「ヒイちゃん、お母はんは、何歳?」と聞くと、「そうよな、90くらいじゃ!」「ほんなら、ヒイちゃんより年下かい?」「・・・」

しばらくすると、またヒイちゃんが言う。「ここは日当たりがええの。お母はんを連れてきたいの~。」

去年の夏、私達は、伊藤さんの家のある大保木へ、探検に繰り出した。その大保木とこの湯波が、こんなに近くだった。

じいちゃんが、「大保木から流れて来た」と言って家にくれた竜の形の木の根は、今日確かに「本当だ」と確信が持てるような、そんな気がした。

ヒイちゃんのお母さんが生まれ育ち、ヒイちゃんもかつて幼い頃に訪れたであろうこの湯波。

山に広がる杉の林。「林道湯波線終点」という文字が、やけに重みをもって心に響いた。

過酷な自然と共に生きた人々の暮らしを、少しだけ感じて、今日、ますます山の虜になってしまった私たち。

じいちゃんは、腰の曲がった体で今日も、山を切り開いて作ったわずかな土地で「しきび」や「シイタケ」を育てる。

・・・

ところで・・・山の人たちの暮らしに大いに感動した私たちだったが、もちろん、帰りにはいつものように、しっかりツクシやらカンゾウやらヨモギやら、山の幸をゲットして帰った池内家

本日の池内家の献立:ツクシの卵とじ・カンゾウの胡麻和え・天ぷら(ヨモギ・じいちゃんちの原木のシイタケ・小鰯・重さんとこの春キャベツと生姜の和えもの・プラス湯豆腐

まさに、春満喫の食卓・・・というよりも、なんちゅうか~お金のかからん食卓。(本日購入したのは、3割引の小鰯と豆腐1丁だけ!)

ま、何はともあれ・・・貧しい私たちは、毎日こうして食費を浮かしてま~す







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3兄弟

2009-03-24 20:58:33 | デイサービス池さん
スタッフの家族で、ケンケン・しんちゃん・涼ちゃんの3兄弟。

この3兄弟は、池さんとともに育ってきた。

長男のケンケンは、れい子さんと一緒に、3歳の時から毎日池さんにやってきた。名人と大の仲良しで、一緒にお風呂も入って、喧嘩したり暴れたりしながら育ってきた。最近では、今までなんとなく感じていたいろいろな事柄を、幼いなりに頭で納得するようになってきて、私たちは、その成長ぶりに驚かされるようになった。

もうすぐ、1年生。

春休みが始まる頃、また「池さんに行く~!」と遊びに来てくれるだろうと思う。

次男のしんちゃんは、まだヨチヨチ歩きの頃から、ママに連れられて池さんにやってきた。あれから3年。利用者さんの名前も片言で呼んで、小さい頃から池さんの人気者だった。ケンケンが幼稚園に通うようになって、ママのお腹が大きくなってからは、毎日池さんにやってきて、「つこちゃん 行く~!」「フミちゃん 行く~!」と、送迎の時も一緒に行ってくれた。今でも保育園から帰ったら、池さんに来てくれて、ヒイちゃんの送迎係をやってくれている。

そして、末っ子の涼ちゃん。

3代目だから、生まれつきの池さんファミリー。

最近は、朝ママと一緒に出勤し、一日を池さんで過ごして、夕方帰っていく。

春になって、ポカポカ暖かくなってきたので、池さんの皆も室内から外へと出かけることが多くなってきた。

涼ちゃんは、通夫さんがお気に入り!

通夫さんは、すぐにいろんなことを忘れるけど、池さんのメンバーの中では若い方で、足腰は丈夫。その上、優しい!

今日も、涼ちゃんが、玄関で通夫さんを呼ぶ!

「じい!じい!」

そして、いっぱい靴の入った下駄箱から、ちゃんと通夫さんのシューズを選び、それを持って通夫さんの所へ行く!

「ん!ん!」

「靴を持ってきたんか?」

「じい!ん!」

「散歩か?」

涼ちゃんは、ソファーに座っている通夫さんの手を引いて、玄関のほうへ行こうとする。

「ん!ん!」

「散歩に行きたいみたいやね~」というと、通夫さんは

「もう、しょうがないな~!」

と言いながら、涼ちゃんに付き合ってくれる。

庭を一周して帰ってきて、家に入ると、また、涼ちゃんが、

「じい!」と言って、靴を持ってくる。

それを見た池さん皆、大笑い。

「ヤレヤレ」と言いながら、何度でも付き合ってくれる通夫さん。

本当にありがとう。

涼ちゃんは、きっと通夫さん大好きに育つやろうな~。

ちなみに、帰る前にいつも足のマッサージ機を使うまさこさんのことも、ちゃ~んと覚えていて、おやつが終る頃には、いつも重いマッサージ機をエッサエッサとまさこさんの席に運んでくれる。

1歳半にして、まさに天才介護員。

いや~

池さんの将来も安泰かな~




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湯波の爺ちゃん

2009-03-22 21:05:02 | デイサービス池さん
3連休。

でも、池さんは、金曜も土曜も、ヒイちゃんとたくちゃんが来たから、結局いつものように、日曜だけの休みとなった。

金曜日。

山へ山菜とりに出かけ、土曜も美香ちゃん達が湯波に山菜とりに出かけ、週末の池内家は、ヨモギやらつくしやらの食材が並ぶ。

今日、日曜日。

前日、じいちゃんの家の近くでとったヨモギで、団子をこしらえて、「ヨモギの団子は食べたことがない」というじいちゃんの所へ、持って行った。

「お~お、ありがと」とじいちゃんは、いつものようにとびきりの笑顔で喜んでくれた。

そして、お礼にと、育てたシイタケをいっぱいくれた!

「どんなぞ?」じいちゃんは言った。

大頭のことだと即座にわかったから、私は言った。

「なんとか、がんばっとるよ。」

「大変だろうけど、頑張らないかんぞ!」

じいちゃんは言った。

優しい目で・・・。

大変な時にいつも助けてくれるじいちゃん。

いつも、タイミングよく私を助けてくれるじいちゃん。

心の弱い私は、いつもじいちゃんに助けられる。

励ましてもらう。

心が弱くなったときに、いつも、タイミングよく、本当に心に響く一言を言ってもらえる大切な存在。

じいちゃんに会うと、私はいつも心の中を見透かされているような、嘘をつけないような、そんな気になる。

じいちゃんは、

私の、

心の、

拠り所。

いつも、負けそうになる時、

悩んでいる時、

迷っている時、

やさしい目で、

心を見透かす鋭い目で、

いつも、

私を、

励ましてくれる。

私は、

いつも、

じいちゃんの前で、

嘘をつけなくなる。


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春!

2009-03-18 21:41:47 | デイサービス池さん
ポカポカと暖かくなってきた。

・・・というよりも、

いきなり暑くなってきた!

末娘の暮す福岡は、気温24度だって!

池さんも人口密度は、ますます高くなり、狭い部屋から、テラスへと行動範囲を広げ、それでも足らずに、毎日山へと繰り出すスタッフと元気者たち!

幹太も涼ちゃんも、散歩や庭遊びに夢中。お昼まで待ち切れずに、皆の注目を一身に集めながら、早々とお昼御飯を食べ始める毎日。

平和だな~って思う。

野菜の端境期だから、午後のお出かけも、食材確保に余念のないメンバーたち。

そして、春の山菜を手に入れたら、さっそく食卓に並ぶ。

今日の夕食の献立。

参加者:お泊りのゆみこさんとみよちゃん。7時帰宅のじいちゃん。大ちゃんと大ママ。そして、今日の飛び入りのよっくん。

昼間、皆でゲットしたタラの芽とヨモギを天ぷらに!ツクシは卵とじで!それから、金山寺みそ・梅・シーチキン味のおにぎりと、福岡の娘が送ってくれたチャンポン麺で焼きそば!

早々と春を感じる山菜の天ぷらに、皆で舌鼓。

皆で食べるご飯は、最高!!!

じいちゃんも、今日はしっかりしゃべり、しっかり食べた。

ゆみこさんも、いっぱい食べて元気になる。

いつものように、みよちゃんは食欲満点。

池さんの夜の風景。

いつでも、飛び入り大歓迎!!!

春は、食材・・・豊富です

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たこやき

2009-03-14 10:27:53 | デイサービス池さん
金曜日。

中学生が5人やってきて、一緒にたこ焼きをつくることになった。

でも実は、タコは高いから(いやいや、固いから・・・!)たこ焼きじゃなくて、ハムやチクワやチーズを入れた「たこ焼き風」のおやつ!

ま、中身は、なんでもあり・・・ということで・・・

総合学習で半年間、池さんを体験してきた子どもだから、池さんのハードなキャラにビビることなく、たこ焼きの準備に頑張ってくれたわけ!

で、当日の人数は、利用者10人に、スタッフ6人、プラス子どもたち5人の計21人。狭い池さんは、ますますギュウギュウ状態で、超過密!!エアコン切っても、室温22度をキープ!狭いし、暑苦しい室内・・・

テーブル3つに、たこ焼き機3つ。さて、さて、いかが相成りますやら・・・

ここまで読んで、その後の池さんのたこ焼きパーティーの様子を想像したあなた・・・正解なら、あなたは池さんを完全攻略したおめでたい人で~す

はてさて正解は・・・

最初のテーブルのメンバーは、ひわちゃんとフミちゃん、プラス新人スタッフのおボケキャラさやかちゃんと、中学生1名。

待てない性格のひわちゃんが、まだ焼けてないたこ焼きを突っつきまわして、小麦粉の塊が、無残にぐちゃぐちゃ

フミちゃんは、最初「私は作るの嫌です!」と知らん顔してたけど、いつの間にか、串を片手に「ここが・・・あそこが・・・」とぐちゃぐちゃのたこ焼きをかき回してる

ひわちゃんは、できそこないのたこ焼きをひたすら口に運び続け、「明日と明後日の分も食べます!」と張り切ってる。

でも、まあこれはこれで、楽しんでる1番テーブルキャラ

2番目のテーブルは、れい子さんがいるから安心安心!最初から超奇麗なたこ焼き完成

生まれて初めてたこ焼きを焼くさっちゃんも、だんだんコツをつかんで、キャベツやハムを上手に投入して、まん丸においしそうなたこ焼きが出来上がり、まさこさんや名人、ますみさんたち食べるの専門の人たちにも、早々と配達して、「おいしいね~~~」と満足げ

さすがの2番テーブル

「食べる係」の名人も、手づかみでがっつくがっつく!!

さて、お待ちかねの3番テーブル。

ここが本日のメインテーブル。

まず、メンバー紹介。

ヒイちゃん・よしこさん・つたこさんに、ニコキャラ新人のまこちゃん。

まこちゃんが作るたこ焼きを、状況把握できない3人が、みごとに補佐!

実況中継すると・・・

たこ焼き機に油を塗って、小麦粉を入れるまこちゃん。おっとその時、同時にチーズが大量に投入!いや、前方から、ちくわも同時に投入されています!まこちゃん、負けずにキャベツを入れ始めます!・・・あぶない!ソースの皿を持った!・・・ここで、大ちゃんソースの投入を危機一髪で阻止!そろそろ焼けてきたか~!まこちゃん、串でまわし始めました!・・・おっと、全員が、串を2本ずつ手に持っています!お箸のように串を持った3人が・・・たこ焼きを回し始めました!これで、無事完成か・・・!おっと、またまた、危ない!ほぼ焼けたはずのたこ焼きに、ハムが乗せられています!いや、ハムだけでなく、キャ・キャ・キャベツがてんこ盛り乗せられました!そして、またまたソースの皿が・・・!!!危ない!大ちゃん、またまた危ないところで阻止!どうやら、出来上がった模様。あっ!あっ!今度は、ソースの皿に、ハムが投入されています!しかも、2本の箸で、上手にかき回されている模様!危ない!しかし、これはもう手遅れだぁ!生キャベツの乗ったたこ焼きが、チーズをはみ出しながら、各自の皿へと移動か?いや、その前に、ソースの皿へと直接搬入されました!な、な、なんと、ソースの皿で、更にかき回されるたこ焼き君!おお!これは、みごとな出来栄え!

そして・・・

3番テーブルは、串の2本の箸で、みんなが器用に、ハム入りソースにつけられたチーズてんこ盛りたこ焼きを食べたわけ

ちなみに、このテーブルは、みんなが優しい心の持ち主。

「あなたも、どうぞ」と言われて大ママは、串のお箸でチーズがはみ出たたこ焼きを、ハムソースでいただきました

本当に美味しかったよ

想像をはるかに超えたこのど迫力のたこ焼きの完成に、誰一人口を挟まなかったスタッフに感謝。

今日、大ママ、心から、皆といられる幸せをかみしめました。

心やさしい3番テーブル、

バンザ~イ

さて、あなたの予想は、当たりましたかな?

たこ焼き、バンザ~イ

池さん、バンザ~イ















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今年のお雛様

2009-03-04 20:36:50 | デイサービス池さん
去年のお雛様は・・・

お嫁にもってきた私の7段飾りと、里の両親が送ってくれた娘の木目込みのお雛様、それに加えて、夫の母親の大正時代の御殿飾り。

座敷いっぱいにお雛様を飾り、池さんの皆を大ママの自宅に招待して、優雅に御雛祭りを楽しんだ。

今年のお雛様は・・・

ブルドーザーのように何にでも突進して、手当たり次第に投げつける孫の幹太のおかげで、お雛様を飾ることをあきらめた。

もちろん、幹太と涼ちゃんがやってくるから、池さんに持ってくることもやめた。

で、

雰囲気だけのお雛祭りをすることになった。

「お雛様やけん、やっぱりお寿司よね。」ということで、菜の花を飾った奇麗なちらし寿司をつくり、心ばかりのお雛様と相成った。

めでたし・めでたし・・・

いやいや、池さん・・・だから、ここで終わるわけなんかないよね~。

御飯が終って満腹になって、いつものように、ちょっと昼寝してから、通夫さんがいたからいつものように歌を歌い始めた人たち数名。

昔の歌を次々に唄ったあと、のど乾いたから、お茶でも飲もうか・・・ついでにおやつも食べようかということで、

「お雛様だから、甘酒でも飲む?」と聞いた私に、「お雛様は、白酒やろ~!」と皆に突っ込まれて、大ママ、あわてた!!!

そういえば、白酒か~~~

な~んも考えずに甘酒を用意してしまったおバカな大ママ。

「でも、まあええやん。」と言ってくれる優しい人たちに「ごめんよ~」と謝りながら、ひわちゃんにショウガ入りの美味しい甘酒を用意してもらったら・・・

みんな、

酔っ払っちゃった・・・・・??????

なんで?なんで?なんで酔うわけ?ジュースやで!ノンアルコールやで!

・・・・・

「あ~酔った酔った」と言いながらおやつをガッツき、誰からともなく、またまた歌を歌いだす。

「月が出た出た~~月が~出た~・・・

ジュースの甘酒だから、本当に酔うわけはないんだけど、みんなすっかりほろ酔い気分???

ホッぺは、みんな真っ赤っ赤

伊藤さんは、見たことないモミ手で「月が~」と歌っとるし、ヒイちゃんも、よしこさんも、ゆみこさんも、フミちゃんも、大きな声で歌っとる

「酔っ払いましたちょっと踊りま~す」と、ヒワちゃんが踊りだして、全員絶好調

食べて・飲んで(甘酒を!)・歌って・踊る・・・

またまたのどが渇くくらい皆で歌い、3時半・・・帰る時間がやってきた。

一便がほろ酔い加減の4人を乗せて、出発!

残ったのは、6人。

通夫さんが、言った。

「ちょっと何人か、帰ったんかな~?」「4人帰ったよ~!」

「・・・だんだん人が帰ると、人が減るんよね。やっぱり、皆がおらんと、さみしいわい!」

さっきまでの、賑やかな池さんと、賑やかな時間が過ぎた後のちょっと静かになった池さん。

通夫さんは、その時の感覚を見事に表現してくれた。

そして、

「さみしいわい」の言葉は、どれだけ「楽しかったか」の裏返し。

ここにやってくる10人の人たちが、「いなくなるとさみしい」と感じてくれた通夫さん。

ありがとう、通夫さん。

大ママも、本当に心から楽しい時間を過ごせたよ。

そして伊藤さんは結局、楽しすぎてお風呂へも入らずに帰り、全員が車がつくまで(送迎の車の中で)どれだけ楽しかったを語りながら、喜んで家に帰ったみたい。

今年のお雛様は、皆のおかげでとっても楽しかったよ。

いいお雛様を、ありがとう。みんな




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