池さんで働くおばさんの日記

デイサービス「池さん」の大ちゃんママのブログです。

社明運動

2005-06-28 23:26:10 | つぶやき
皆さん、社明運動ってご存知?
正式名称は、「社会を明るくする運動」と言って、いろんな団体(主に保護司会、更生保護婦人会などの団体)が中心となって行っている運動です。

 主旨は、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更正について理解を深め、それぞれの立場で非行や犯罪のない社会を築いていこうというもの。

 7月14日に行われるこの大会の打ち合わせが今日あり、保護司と言う立場で出席しました。
驚いたのは、この大会の実施にかかわる団体の多さ。
市長や裁判所関係者、警察、防犯協会や学校関係者はもとより、消防団、商店街関係者、酒店、タバコ店、農業組合、漁業組合、質屋組合、旅館組合・・・などなど、ほぼ地域のほとんどの団体や組合関係者がその名を連ねているのです。

 「これだけの地域の人たちが智恵を結集し犯罪に取り組めば、あっという間に住み良い地域になるのでは・・・」なんて思ったりして。
 
 今日も、以前から知っている青年の保護観察に関して耳に入ったことがあり、心を痛めてしまいました。この青年が成長していく過程において、本気で心底向き合える大人が、たった一人でもいたなら、この青年の人生は違うものになっていたかもしれない・・・私も含め、反省するべきは地域の大人なのかも・・・

 どうか社明運動に関わるすべての人たちが、こうした活動に対して、机上の理屈でない理解と協力をしていただきたい。

 少年犯罪の増えている今、防止のための対策は、家庭も含めた教育現場の是正と地域の力にかかっていると心から思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予算

2005-06-27 23:32:29 | つぶやき
 調べたいことがあって、西条市のHPを開いてみる。予算配分と、新年度の事業計画に関して調べたかったのだが、どうしたことか、そのデータがHPに見当たらない。あるのは、イベントや各事業や施設の連絡先ばかり。

 ちなみに富山市のHPを開けてみると、当初予算の主要事業説明や担当課、前年度との事業比較まで詳しく書いてあり、調べたい事柄にすぐヒット。

 市のHPの存在意味って・・・???だれも自分の住んでいる市の財政には興味ないのかしらん?
本当は、自分たちの払った税金でおこなわれている地方自治。当初予算は、すでに執行されているはずなのに、議員しか手に入らない(?)予算書なのかと、少々がっかりした今日の日。

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨?

2005-06-26 23:54:48 | つぶやき
 それにしても、雨が降らない!!!
自治会からは、連日のように、「あと少しで取水制限の危機です。水を大切に」という放送が流れている。天気予報は、相変わらず晴ればかり。でも今日の夕方、久しぶりに雨、かな?という程度のお湿り。でも焼け石に水・・・にもならない量の雨!えっ!梅雨ってもう終わったのかいな?

 家の横を流れる水路は、それでも水音がしていて、田植えを終えた田んぼはなんとか。でも畑の方は大変な様子。植えつけた人参が全滅、遠くの畑へ水を運ばないと、などという声をあちこちで聞く毎日。公共施設のプランターの水やりも、3日に一度。

 渇水の四国とは反対に、中国では大洪水で大きな被害だそう。温暖化といわれて久しい今、地球は明らかに以前とは違う。もはや危機に瀕していると言っても大げさではない。

 私たちにできることは一体何?「クールビズ」程度では、もはやどうにもならない感じ。われわれ人間は、砂漠化した大地で生き延びられるか・・・なんて映画の題名じゃないけれど、危機感を通り越して恐怖を感じてしまう今日この頃。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高知県日高村訪問

2005-06-24 23:50:13 | つぶやき
 6月20日、考えている地域づくりをイメージするため、先日の四国フォーラムで実践報告をおこなった高知県日高村をあけぼの作業所の人たちと一緒に訪問しました。
寒風山トンネルを抜けて、約2時間の小旅行。国道33号沿いにある6300人の日高村。

 平成10年から始まった3障害対象の村型デイケアが、あらゆる地域の住民を巻き込み、2003年「NPO法人日高わのわ会」という住民活動グループに発展した経緯を詳しく聞くことができました。

 「住民自身による住民のための自治」を実践する日高村は、子育て中の父母・高齢者・障害者、その他、多くの人たちが係わり合って、わのわ会を中心にして、地域や家庭の子育て支援のネットワーク化・住民主体のまちづくりを目指した人材育成が進められています。

 地域から切り離された障害者や介護の現場、子育てではなく、地域の中で自らに出来ることを有償ボランティアという形で自己実現しながら、他者のためにも生きられる・・・そんなサイクルがつくられていました。

 こうした取り組みが実現するまでには、主に中心となって啓発活動に努力した山下さんという保健婦さんの熱心な働きかけがあったのですが、彼女のパワー溢れる「どうしてもこの夢を実現するんだ」という気概に圧倒されつつ、「ここにできて西条で出来ないはずはない」という強い思いを持つことができました。

 ぜひ一度、彼女をこの地に呼びたいと思います。今、そのための準備に取り掛かっています。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「文化は地域の磁石」愛媛新聞から

2005-06-15 23:51:16 | つぶやき
 家事を終え愛媛新聞に目を通していたら、「文化は地域の磁石」というタイトルが目に留まった。理由は、サブタイトルが「倉敷市民手作り・・・」だったから。私の出身は倉敷。しかも大原美術館の近く。

 記事によると、5月末に大原美術館と倉敷民芸館を使って、「第1回倉敷インスピレーションー詩と音楽のコンサート」が民間の「くらしきTMO」という団体によって開催されたらしい。詩人の谷川俊太郎氏・佐々木幹郎氏、歌手の小室等氏、ジャズピアニストの谷川賢作氏が出演して、朗読や演奏が行われたそうな。

 TMOという団体は中心市街の活性化をめざしてタウンマネジメントを行っている団体で、全国に300団体あるとのこと。くらしきTMOは、芸術と文化の香りのする街というテーマで活動を行っていて、倉敷で生まれた詩を全国に発信していくことを目指しているとある。

 記事は、サントリー文化財団主任研究員の小島多恵子さんという人の文章だが、「文化は地域において磁石のような働きをするのではないか。文化によって地域に磁場が生じ、人々が個人個人の生活の場から離れ、集う。楽しみや喜びを共有した人々は、磁気を帯び、生き生きとして、磁場となった地域に愛着を感じる。そして、地域も活気付く。」と結んでいる。

 元気な故郷を知るのは、嬉しい。倉敷から来た私にとっては、なかなかありがたい倉敷評に感謝。
そして、この地域を考えてみる。この地域で、磁石となりうるものは・・・祭り?確かに祭りは磁石となりうる。正月は帰らなくても、祭りは帰るという人が多いのは知っているから。他には・・・水?西条は水、でも小松はそうとも言えない。・・・ならば、美しい景色。確かに嫁に来て最初に好きになったのは石鎚の山と瀬戸内の海の見える景色だった。磁石といえば磁石かも。後は・・・ウ~ン・・・え~と・・・・・

 確かに歴史もあり、美しい自然と穏やかな気候に恵まれて、暮らしやすくてよい地域だと思う。
しかし、その地域が、そこに住む人にとって磁石となりうるためには、「文化」という香りは欠かせない。この地域だけにある後世に伝えるべき誇りある文化。先人たちが作り上げた文化と共に、今から私たち自身が作り上げていく時代に見合った新しい文化。

 そして、その文化を作り上げていく「エネルギーを持った次世代の育成」
これこそが、この地域を更に磁石となりうるものに作り上げていくことに繋がりはしないか。一時の繁栄によってではなく、永遠に続く磁場を作り上げることができるのは、活力とエネルギーに満ちた「人」でしかない。

 「地域づくり」は「人づくり」という私自身の信念とも相まって、遠く倉敷のエネルギー溢れる人たちへ思いを馳せてみる今宵。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息子の体験

2005-06-15 12:01:52 | つぶやき
 私が以前講演を聞いていたく感動した富山県のNPO代表の惣万さん。その人が運営しているグループホーム「このゆびと~まれ」のことを息子に話したところ、「自分の描く介護像と合致しているかも」と、彼もまたファンになり、このたび富山へボランティア自主研修に行ってきました。その彼が、昨日無事に帰宅。生き生きとして帰った彼の顔に「充実した4日間だったのだろう」と母親としてよりも、同じ志を持つ同士のような感覚で、体験談に耳を傾けました。

 普通の民家で開かれているグループホームで、普通に生活している人たち。そこには介護される側と介護する側に分けられた関係ではない暖かい雰囲気があったそうで・・・障がいを持ちつつも、他の人を支えることで生きがいや喜びを見出している人たち。身近に生活する子どもの守りに性を出すお年寄り。そして子どもたちもお年寄りや障がいのある人と普通に接していく・・・そこにはお互いがほんの少しの力を出し合い、助け合い、支え合う。そんな日常を少しだけ体験できた息子は幸せものかもしれません。

 彼と私の間で具体化しつつある創りたいデイケアハウスのイメージ。そして、これからの地域づくりのあり方。
これからの地域を創っていくためには、大いなる発想の転換と、新しいことに取り組む少しの勇気が必要になってくるのかもしれません。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校に思う

2005-06-10 23:49:13 | つぶやき
 学校に関する問題が、いろいろなところから、様々な形で耳に入る今日この頃。
どうすればよいのか気になりつつも、現在保護者でない私にとっては、関わりを持つきっかけが見つからず・・・。ため息が出る。

 子どもたちの抱える問題は、決して学校だけの問題ではないと思う。親たちも時代と共に変わっていく。家庭の大切さ、自由の意味、心を育てていくこと、そして、子育てとは・・・。
しっかり考えてもらいたいと思う心は、届いているようで届いていないような。

 学校側にも問題がないとは言えない。現場は悩みつつも、どうしてもその場限りの指導が目につくように感じる。やる気や意欲、愛情は着飾っても、子どもたちは見抜いてしまう。

 子どもたちは、日々育っている。関わる大人たちによって影響を受けながら、「個」を作り上げていく。子どもたちに関わる一瞬一瞬が、大切な瞬間なのだという思いでいて欲しいと心から思う。
この子どもたちの将来に、自分が強く影響を与えているのだと思って欲しいと。

地域に育つ全ての子どもたちが、しっかりと地面に根をはって生きていけるように。
私たち大人の責任は重い。




 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フォーラム2日目

2005-06-06 00:50:06 | つぶやき
 2日目の今日はシンポジューム「ユニバーサルって何!四国の実践」と題して、四国4県の代表が実践報告。ファイナルセッションは「四国の福祉は元気になる!!」~障がいがあっても、望む社会で主体的に生きていくために~と副題のついたパネルディスカッションでした。

 埼玉県東松山市の市民福祉プランの基本理念の中にある言葉を紹介します。
「・・・障害の有無に関係なく、誰もが普通の暮らしを送れる社会を目指したノーマライゼイションのまちづくりが今求められています。(中略)誰もが怪我や病気によって、一時的に身体が不自由になる可能性をもっています。本格的な高齢化社会を迎えて、私たちの多くが障害をもって高齢期を過ごす確立も相当たかくなっています。・・・手帳の有無や障害の種類に関わらず、必要とする人が必要とするときに気軽にサービスを受ける仕組みを築いていくこと・・・高齢者向けサービス・障害者向けサービスという区分を取り払い、人材や施設、これまで培ってきたノウハウを共有し、効率的にサービスを進めていくこと。」これこそが共に生きるということではないかと感じました。

 これからの地域福祉を考えていくときにするべきこと、
まず、これまでの福祉に対する意識を転換し、福祉は決して特別の人たちだけのものではなく、全ての人にとってかかわりのあるものであるという認識を持つ。パッケージ化されたサービスを一方的に行政が与えるものではなく、自らが主体的に生きるために、どんなサービスがどう必要なのかをはっきりさせること。
 また、自分の住む地域を「どういうまちにしたいのか。」というイメージをはっきりとさせ、そのためにどうすればよいのかという発想・コンセプトをしっかりと持ち、地域全体で自分の住むまちを考えてみること。
 それらを実現するために、できる方法(実現する方法)を考え、地域の資源力のなさを嘆くことなくすべての人の力を信じて、粘り強く働きかけを行っていくこと。

 2日間のフォーラムに参加したことで、私自身の今まで漠然と考えていた「これからの地域のあり方」を、具体的なイメージとして頭に描くことが出来たように思います。以前講演を聴き、感動した経験のある小規模多機能施設のあり方に結びつくこれらの考えは、同じNPOの代表である私自身の今後の活動を示唆しているようで、今回のフォーラムの一番の収穫となりました。

 今では、元気のあるNPOが主体になって、多くの自治体でこれらの取り組みが行われ始めています。厚生労働省の職員の方の話にもありましたが、「ほかのところで合法に行われているのだから、この自治体でも違法であるわけがないという意思をもってやればよい。」という心強い言葉が今も心に残っています。

 すべての人が共に地域で育ち・学び・暮らし・働ける。このあたり前のことがこの地域の行政の現実においては、なおざりにされているように感じるのはなぜでしょう?明日からしばらくフォーラムで学んだことについて、勉強をしていきたいと思っています。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四国フォーラムINえひめ 「元気を出そう!四国の福祉!!」

2005-06-04 23:07:36 | つぶやき
以前からお世話になっている先生のお誘いで、四国中央市で開かれたフォーラムに参加しました。
四国各県から800人の参加者が、熱心に勉強。朝9時から夕方6時半まで、スケジュールびっしりの超ハードな内容でしたが、とにかく、とにかく中身の濃いフォーラムでした。

基調講演Ⅰ「ぬるま湯からの脱却!変わらなければならないのは誰?」
行政説明 「障害者自立支援法」について
シンポジューム 「新制度に期待していいか?」
基調講演Ⅱ「だれもが望む、地域で生きていくということ」
シンポジューム 「地域生活支援とまちづくり」

NPO法人を立ち上げるにあたり、また、その以前からずっと考えていたこと。
「子どももお年寄りも、障がいを持っている人も、そしてごくごく普通の人も、すべての人が生まれ育った地域の中で、その人らしくあたりまえに生きていける社会が本当の社会じゃないのか・・・」という疑問。

今日のフォーラムで、そんな思いに対する答えが得られたように思います。
特に浦和市のNPO法人パーソナルアシスタンスとも代表 西田良枝さんのお話は、もっと詳しく聞きたいという思いにさせられました。

明日もう一日フォーラムが行われるので行ってきます。
詳しい報告は、のちほど。

「しょうがい」という言葉を使うとき、私たちのNPOでは「障碍」という文字にこだわっています。「しょうがい」は、現在の社会の中では生活する上での「さまたげ」にはなっても、決して「害」を連想するものではないという意味からです。今日のフォーラムでも「障害」と書かず「障がい」と記されていました。こうした意識も今の社会の中では、大切なことなのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご苦労様

2005-06-03 22:31:23 | つぶやき
 ライオンズクラブの現役最長老メンバーのAじいちゃん(失礼だけど、いつも飲んだ時は親しみを込めてこう呼んでいます)が、お店を閉店することになり、2日にそのお祝い・・・というか、ご苦労さん会・・・というか、慰労会を有志で行いました。

現在82歳のAじいちゃんは、ちょっとセクハラするけど、いつもハツラツ。さすがに長い間のキャリアというか経験は大したもので、いつもその話に引き込まれています。

Aじいちゃんの目標は、ライオンズ現役物故会員!

年をとっても、いろんな人と関わりを積極的に持ち、夜中まで皆と飲み、ライオンズ精神の奉仕の心で楽しく生き生きと過ごす大先輩は、いつも私の目標。

私も、あんなふうに年をとりたいな・・・といつも思います。
長い間、本当にご苦労様でした。体に気をつけて、ますます元気でいてください。そして、また皆で美味しいビールを飲みましょうね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HPリニューアル

2005-06-01 13:12:19 | つぶやき
ヤッホー!皆様ご無沙汰しました。ゆきこです。

いろいろあった4月、そして5月でした。ご心配をかけましたが、元気に再出発しています。

現在は、NPO法人未来サポートネットを中心に、ライフワークだと思っている子育てに関することに取り組んでいます。
プラス、地方議員としての経験も生かし、政治にも市民レベルで関わっていきたいと思っています。
皆さんと共に、夢をもって地域を語っていけたらいいな・・・と思います。
これからも、どうかよろしく!!!

HPリニューアルに伴い、以前の掲示板からブログに切り替えました。
以前のように、どんどん訪問してくださいね。お待ちしています。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする