地震発生から10日経ち、津波被害の激しかった地方の生活物資不足は益々厳しくなってると思う。思っただけでも心が痛む。
だが其れ程被害の出なかった地域で、生活物資の不足が取りざたされているのは何故だろう。
私たちの年代の人間は戦中戦後の物不足を、いやと言う程経験して来た。無い無いと言っても其れは現在の生活水準を保つには足りない、と言うだけで私の目から見たら何の事も無い。冷蔵庫の中や買い置きの食品だけでも、まだまだ半月は頑張れる。戦後の食糧難から比べたら屁でも無い。トイレットペーパーが無くなるとの噂で、大騒ぎする事態が理解出来ない。
まして、津波は勿論、地震の被害も殆ど無いであろう東京で買い占め騒ぎが起こるなど、想像も出来ない。
幸い近所の方からの情報で、昨晩ガソリンを入れる事が出来た。尤も1時間待って3000円分だけだったが其れでも有り難い。これで放射能問題が最悪の結果になっても何とか娘たちの所に行く事が出来そうだ。昨日も、今直ぐにでも此方に来い、と電話が有ったのだ。