〔ズッキ-ニ〕の花。カボチャの花の倍以上大きい。
〔ズッキ-ニ〕
今朝の出発 4時15分 帰宅 5時55分 濃霧
久し振りの濃霧だ。此処は地形と海が近い関係で、梅雨時は霧が出やすい。
濃いだけで無く、風に乗って流れて行く。丁度、煙突から出る煙の様なのだ。
此処へ越して来て始めての、梅雨の時。窓の外を流れる霧を見て、思わず、火事だ。
と叫びそうになった程だった。だが今年はその様な濃い霧はまだ出ていない。
今日の霧も立ちこめているだけだった。
三.四日前の新聞の折り込みのビラに、日帰り温泉の半額割引のク-ポン券があった。
温泉には、目の無い私たちは早速行ってみた。車で四〇分くらいの場所だった。
一階はフロントと大広間になっていて、二階がロッカ-ル-ムと浴室になっている。
此処の売りは、オンドル風サウナらしい。其のオンドルに入る時は、ガウン着用としてある。
フロントで尋ねると、バスタオルを持参した時は、ガウンの代用になる、と言う。
だが、始めてなので、ガウンも借りた。入湯料は八〇〇円が、半額なので四〇〇円。
ガウンの借り賃が三一五円、〆て一人頭七一五円だった。
ガウンとロッカ-のカギを手に、二階に上がった。裸になって浴室に入ったが案外小さい。
一階の大広間は、一〇〇人くらいは座れる広さだったのに。
お目当てのオンドルに入った。簀の子状の板の間にガウンを着て横になる仕組みだった。
簀の子の下には、お湯が流れている。其の湯気で体を温める所が、オンドルの所以だろう。
次々入って来る人を見ると、皆ガウンを持って無い。どうやらガウン着用は建前だけらしい。
余り暑さを感じなかったが、その内汗がドッと出てきた。低温のウエットサウナと同じだ。
一度、芯から暖まってまうと暫くは体が冷えなかった。
肝心の温泉は、私には少し微温かった。しかしオンドルは楽しめる。半額ク-ポンを使へば
四〇〇円、東京の銭湯と変わらない。半日は楽しめるのだから、安いだろう。