この〔葦〕は何を考えているのだろう。
今朝の出発 4時5分 帰宅 5時45分 晴れ
昨日、あれ程吹き荒れた風も収まった。気温もそれ程下がらない。散歩するには、持ってこいの朝
である。星も綺麗に見えた。町中を歩いてから、合磯海岸へ行った。浜へ降りようとしたら、波が、
消波ブロックまで押し寄せていた。コロも尻込みしているので、直ぐに引き返した。
暫く中断したが最後に、書き残した温泉を記して、温泉巡りを締めくくる。
福島と栃木の県境にある甲子温泉も、大岩風呂で有名である。深さも有ってプ-ルの様な温泉だ。
長野県の野沢温泉も知られている。此処も共同湯が何ヶ所もある。原則有料だが、宿泊客は無料
で入れる。高温の温泉の湧いている所があり、其処では野菜なども茹でている。
私の行った時は、スキ-シ-ズンの終わり頃で、田圃の雪も消え始めていた。その消えかかった
雪の上に掘り上げられたアサツキが、山の様に積んであったのが、印象に残っている。
番外として、中央高速道の諏訪湖サ-ビスエリアには、温泉浴場が設けられている。
私などは、つい長湯になって仕舞うが、運転に疲れた時、サッと入れば疲労回復に良いだろう。
明るく清潔な浴室だった。
最後に私のベストを挙げてみる。
温泉地のベストは、草津温泉である。泉質、湧出量、町の雰囲気、どれを採っても一番だ。
露天風呂(野湯)では、川原毛大湯滝が断然の一番だ。なんせ川全体が温泉で滝もある。
面白共同湯の一番。 どう見ても、一般家庭としか見えない、上ノ山温泉の小さな共同湯だろう。
最後にワ-スト1 某温泉の共同湯、探しても見付からず、土産物店で聞いても判らない。
ようやく探したが、何と先ほどの土産物屋の斜め前だった。おまけに浴場は今にも倒れそうな状態
の荒屋だった。とても危なくて入れなかった。恐らく地元の人達は知っていたと思う。
始めから、荒れ果てて入れる状態では無い、と言って欲しかった。
些細な事で、此の温泉地の印象が悪くなってしまう。
是からも、温泉巡りは続けていくが、訪れる人が増え、地元も客も昔の素朴さ、が無くなってきた。
そこが少し残念である。