古代日本史への情熱

記・紀・源氏は魏志倭人伝の奇跡的で運命的な間違い方(逆)の構造どおりに記述されている。倭人伝にあるのは現代史と未来史

△長岡宮跡ー四天王寺ー光仁天皇陵は正三角形

2020年11月25日 22時32分02秒 | Weblog
前回みたように、聖徳太子御廟所と桓武天皇とは関係がありそうです。
検索すると、聖徳太子御廟所の周囲を取り囲む結界石を空海が造った、とあります。
聖徳太子御廟所 (叡福寺)
https://www.travel.co.jp/guide/article/4796/
空海が築いた!?御廟所の周囲をとりかこむ結界石の群れ
御廟所の周囲をめぐってみましょう。墳丘をとりかこむようにして、石柱がずらりと並べられている光景に気づくはず。これは結界石と呼ばれるもので、内側の結界石は弘法大師・空海が一夜にして築いたものという伝承が残されています。

桓武天皇は遷都(長岡京・平安京)をしますが、その理由は奈良仏教・南都六宗との決別だった、という説がもっぱらです。
遷都に際して南都六宗の七大寺の移転を認めませんでした。
そして、《わかっているわけではありませんが、ともかく》平安仏教は最澄・空海の密教となります。

ということになりますと、長岡京遷都の時にも、桓武天皇は聖徳太子の関連を求めたのではないでしょうか。
すると、
△長岡宮跡ー四天王寺ー光仁天皇陵は正三角形になりそうです。


四天王寺は聖徳太子の建立とされています。
以下引用しようとしましたが、セキュリティの保護なし、とでましたので、
URLは載せません
四天王寺の歴史
四天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。今から1400年以上も前のことです。『日本書紀』の伝えるところでは、物部守屋と蘇我馬子の合戦の折り、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開するために、自ら四天王像を彫りもし、この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済する」と誓願され、勝利の後その誓いを果すために、建立されました。

△長岡宮跡ー四天王寺ー光仁天皇陵
長岡宮跡→四天王寺
 ①208°04′13.44″ ②27°57′49.62″ ③36,394.625(m)
長岡宮跡→光仁天皇陵
 ①147°47′07.94″ ②327°54′19.82″ ③36,135.616(m)
四天王寺→光仁天皇陵
 ①87°28′09.83″ ②267°41′42.62″ ③36,421.695(m)

長岡宮跡での角度
 208°04′13.44″ー147°47′07.94″=60°17′5.50″≒60.2849度
四天王寺での角度
 87°28′09.83″ー27°57′49.62″=59°30′20.21″≒59.5056度
光仁天皇陵での角度
 327°54′19.82″ー267°41′42.62″=60°12′37.20″≒60.2103度

光仁天皇陵
北緯34度40分03.87秒 東経135度54分48.29秒
34°40'03.87"N 135°54'48.29"E
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.667881/135.913539/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

長岡宮跡(今までよりも20mほど北にしました)
北緯34度56分36.64秒 東経135度42分11.67秒
34°56’36.64”N 135°42’11.67”E
https://maps.gsi.go.jp/#15/34.943589/135.703416/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

四天王寺
北緯34度39分14.01秒 東経135度30分59.13秒
34°39’14.01”N 135°30’59.13”E
https://maps.gsi.go.jp/#17/34.654041/135.516412/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

桓武天皇の父の光仁天皇の陵は改葬されていましたが、聖徳太子の父の用明天皇陵も改葬されていました。意味はあるのでしょう。
《秋九月、改葬橘豐日天皇於河內磯長陵。是歲、始造四天王寺於難波荒陵。》
推古元年九月、用明天皇を河内磯長陵(かわちのしながのみささぎ)に改め葬った。
この年、はじめて四天王寺を難波の荒陵(あらはか)に造りはじめた・
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