『べこ餅』 サザエ食品

「十勝おはぎ」のサザエ食品の『べこ餅』です。
この『べこ餅』北海道独自のものらしく、本州ではみかけないと思われます。

最近は、柏餅も普通に店頭に並んでいますが、子供の頃の「子供の日」のお菓子といえば『べこ餅』が定番でした。
もち米を粉に挽いてもらったものと黒砂糖を混ぜ合わせて、昔ながらの葉っぱ木型に入れて蒸し上げる・・・。
毎年、端午の節句の頃、母が作ってくれました。
『べこ餅』は私にとっては、おふくろの味。

家族が多かったので、季節のお菓子やお料理は大量に必要でしたので、既製のもので済ますことはほとんどなく、母が手作りしていました。
料理上手な母の見よう見まねで、なんとなく私も料理は得意な方になったのかも。

サザエのべこ餅が一番、私の母の味に近いので、私的にはべこ餅はサザエをイチオシ！
各店、手毬型の可愛らしいべこ餅を販売していますが、北海道の本来の『べこ餅』は木の葉型です。
紅葉の型もあって、白や赤を混ぜたりすることもあったように記憶しています。

最近は、なんでもケーキになっちゃうけど、伝統の季節のお菓子というものを継承していきたいものです。

べこ餅は、きっとべっこう色をしてることからなまって、『べこ餅』になったのでしょう。
最近、北海道では通年通して売ってますので、ぜひ、北海道へいらしたら食べてみてください。

どうせ食べるなら、やはり「木の葉型」をおすすめいたします。

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