
富山県の神通川の河口東岸に位置する東岩瀬は、江戸時代から加賀藩の港町として、また北陸街道の宿場町として栄えた町で往時を偲ばせる町並みが保存されている国の重要文化財に指定されている建物がいくつかあります。
その中の一軒、北前船回船問屋森家を見学させていただきました。
古代北陸道の宿駅を引き継いだ東岩瀬は、加賀藩によって江戸期も北国街道の宿場町に指定されました。
加賀藩の年貢米の移出港であるとともに天領飛騨の木材を神通川を利用して川下げし、大阪、江戸へ積み出す基地としても栄えたそうです。
■北前船回船問屋森家
建物は国指定重要文化財ですが、世界遺産に指定されているものがあります。
★世界遺産 屋久島杉の厠の板戸
森家は能登産黒松のはり、囲炉裏を飾るロシアの琥珀(こはく)、土間には小豆島産の巨大な1枚岩と各地の富を集め3年の歳月をかけて建築されたのだそうです。
蔵も見事です。
蔵の鍵は3重になっています。
北前船は別名「バイ船」とも呼ばれ。“倍倍"に儲かることから、船の往復でもうかる「のこぎり商売」ともいわれ財をなしたのだそうです。
■北前船廻船問屋森家 TEL.076-437-8960
料金/大人100円、子供50円
休館/年末年始(12月28日~1月4日)
なお、臨時の休館日があります。
時間/9:00~16:30
■北陸銀行 東岩瀬店?も趣があります。
■蔵元 満寿泉
貴醸酒 満寿泉を購入できるのはここだけ。2,310円だったかな?美味しいのにお手頃です。
美味しいので買って帰りたかったのですが荷物になるので断念。
ボトルもイタリア製のガラスを使ったおしゃれなデザイン。
■和菓子屋 大塚屋
東岩瀬の名物 三角どらやきがあります。
富山県はドラえもんの作者である藤子・F・不二雄氏や藤子不二雄Ⓐ氏を輩出した県でもありますが、三角どらやきをドラえもんに食べてもらいたいものです。
三角どらやき @190円
賞味期限が意外と短めなので2個だけ購入。
長方形のどらやきを半分にカットしたスタイルはどら焼きというよりは、あんまきに近いスタイルで1袋に2個入り。
東岩瀬の町並を思い出しながら帰宅してからいただきました。
富山のさかなキトキトバスツアー はまだまだつづく
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