備中高松城の資料館で懇切丁寧に教えていただき、首塚、胴塚を含めて、城跡をたどった後は市内のゆかりの場所を歩いてみました。
水攻めの備中高松城で武士の鑑「清水宗治」を思う<前編>★黒田官兵衛ゆかりの地をめぐる旅31
前回まで
資料館を裏から見た様子。
悲しい歴史の場所も、雪景色はなんとなくロマンチック。
急に降った雪で、大根が寒そうでした。
自刃跡と位牌堂がありました。
この角を左に曲がると、清水宗治の自刃跡と位牌堂があります。
さらに歩いていくと、日本三大稲荷の最上高松稲荷の鳥居が見えました。
高松最上稲荷の鳥居
この鳥居は近年造られたものだそうですが、とても目立つ大きな鳥居です。
ここからさらに3キロ山の方向へ行くとあるそうですが、雪道を3キロ徒歩はさすがに断念。
鳥居と右側に見てさらにするむと、高松城の案内看板が出てきます。
足守地区へ行くと、豊臣秀吉の正室ねねの実兄を藩祖とする木下家2万5千石の陣屋町があります。
貴重な城下町の風景が今も色濃く残されており、歴史的、文化的資料も多いため県の町並み保存地区に指定されているそうです。
雪の中をレンタサイクルでも回るのはちょっと大変かな。
備中高松駅と足守駅は、一駅ですが4キロあるそうです。
足守や備中高梁とか、気になって行きたい街がたくさんありましたが。。。
この高松最上稲荷の大鳥居方向へ進むと、備中高松駅まで400Mくらい。
太閤岩があると書かれていたので、先へ進むと
秀吉が座って指揮をとったという岩があるはずですが、、、、。
どうやら行く道を間違った??太閤岩ではなくて、小さな社に出てしまいました。
住宅街に紛れ込んでしまい、社にたどり着きました。
もしかして、ここをあがっていくとあるのかな?
なんとなく、お参りするのが怖くなって、神社はお参りせず、そのまま歩くと、高松城水攻め史跡公園がありました。
お墓や首塚と隣合わせなので、写真を撮るのが躊躇われ、写真を撮る角度が難しい。
高松城水攻め築堤跡と高松城跡高さ表示板
高松城跡高さ表示板がありました。
水攻めで水没したメートル数が表示されています。
最大7Mだそうです。
畦ヶ鼻策堤の跡
俵に混入していた骨 これは何を意味するのかな?
突貫工事で亡くなった人も出て、そのまま埋められたりしたの?
線路を横断する歩道橋がありました。
歩道橋の上(下は吉備線の線路)に立って、周囲を見回してみました、
亀王山に日本三大稲荷の高松最上稲荷があるそうです。
雪の中で3キロを徒歩で往復6キロは無理と思いやめました。
歩道橋を渡り、備中高松駅へ向かいました。
途中何かお店がないかなと思ったら、うどん屋さんはありました。
岡山へ向かう列車は30分に一本、時間帯によっては1時間くらい空くので、岡山へ戻ることにしました。
JR備中高松駅
駅の改札内
天下の奇策、高松城水攻め。
沼地に建てた城の弱点を攻められたわけで、奇策か?と一人突っ込んでみる。
コンビニは駅前にあるんですが、なんとお休みでした。
自動販売機で100円ココアであったまります。
岡山へ向かう列車の中で、私は帰る予定の飛行機が欠航していることを知るのでした。
欠航するのは結構!でも、ツアーで来ているのでこういう場合はどうなるんだ??
ANAに電話をしてもつながりません。
とりあえず、岡山へ戻って、JTBかANAへ行こう!
岡山市内散策へつづく
■高松城址公園資料館
〒701-1335 岡山市北区高松558-2
電話(FAX) 086-287-5554
開館時間:午前10時~午後3時 休館日:月曜日、年末年始
入館料:無料
※高松城址公園は、常時無料開放。
ボランティアガイドの方がいらっしゃいます。(事前に予約、問い合わせ必須。)
姫路、岡山、鳥取城下町推進協議会 / 黒田官兵衛ゆかりの城をめぐる山陰・山陽の旅
まとめの目次