コダワリの女のひとりごと

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ガラスびん応援部☆柏洋硝子株式会社 二本松工場へ見学に行く♪

2016-11-02 | ガラスびん応援隊

柏洋硝子株式会社さんは本社が東京、工場が福島県二本松市にあります。
日本100名城の二本松城がある街です。

二本松城
日本100名城の一つ。
別名、霞ヶ城・白旗城と呼ばれ平成19年7月26日、二本松城跡として国の史跡に指定された。
「霞ヶ城公園」として日本さくら名所100選に選定されている


二本松少年隊(にほんまつしょうねんたい)
幕末の二本松藩において戊辰戦争に出陣した12歳から17歳の少年兵部隊のこと。
会津藩の白虎隊と違い当時は隊名がなかったそうで、二本松少年隊と名づけられたのは戊辰戦没者五十回忌に刊行された「二本松戊辰少年隊記」からだそうです。白虎隊は戦わずして自害という悲話ですが、実際に戦に参戦した62名の少年たち

柏洋硝子さんは主に小さなガラスびん、皆さんがよく手にする栄養ドリンクなどの小瓶や、私も愛用している高級化粧品などを製造する企業さんです。

柏洋硝子株式会社
1961(昭和36)年に東京都板橋区に自動製びん方式による茶色小びん専門工場として戸田硝子株式会社を設立。
最初は東京に工場があったそうですが、昭和43年に福島県二本松市長命233-1に工場移転操業開始、その後、現在の柏洋硝子株式会社となったそうです
かつてはふたつの溶解炉を稼働させていたそうですが、現在はひとつの溶解炉を使い、色替えで複数びんの製造を対応しているそうです。

最近はエコで地球に優しい、人に優しいことから、ガラスびんが見直されて、ガラスびんを使う商品も増えてきました。
ガラスびんを使っているものは安心・安全、そしてなんとなく高級なイメージになってきているかもしれません。

柏洋硝子さんは健康飲料は高級化粧品類の小さなガラスびんを主に作っているそうです。
ガラスびんの大きさが異なってもその製造過程や材料は基本的にはほぼ一緒ですが、びんを作る金型や小さめです。

ガラスびんの製造工程

調合
原料サイロに種類別に入っているケイ砂、ソーダ灰、石灰、カレット、副原料が自動秤量機で計量され、 ミキサーに投入。
硝子の品質が均一・安定するように、比重アルカリ溶出量、色、等の項目をチェックし、 原材調合比が調整されます。

溶解
炉内は重油と電力を使用し、約1,550℃に維持。投入された原料を溶解し均質なガラス素地にします。

成形
溶解されたガラス素地はいろいろなびんの重さ、形状に適合した溶けたガラスの塊(ゴブ)に調整され、製びん機 (ISマシン)の金型に入ります。そして機械的に圧縮、また圧力空気によって所定の大きさに吹き広げられびんに 形成される。

徐冷
成形されたびんは、徐冷炉で一旦約550~600℃に加熱し温度を均一にした後、常温まで徐々に冷やしてガラスの歪を 取り除く。

検査
生産されたすべての製品の重量、寸法、ビリ、気泡、異物、汚れ等が厳しくチェック。

梱包
大量生産された製品は、箱詰め後産業ロボットでパレットの上に積み上げられ、またパレタイジングロボットで 何段にも積み上げられて出荷。
さらにこの段階でも製品の抜取検査を行い、品質の信憑性を 高めているそうです


ガラスびんの特徴
透明感と質感。
びん入りの商品を手に取ったときにわかるずっしりとした、
安心感のある重量感、透き通るような透明感は、他の容器には無い強み
 
ガラスびんの良さは見た目だけではありません。
環境面での優位性と、健康に対して影響を及ぼさないこと。

ガラスびんはエコです。
「3R(スリーアール)」
3Rとは、ごみを減らすための環境行動を表すキーワードである3つのRのこと
リデュース(Reduce)→ごみそのものを減らす
リユース(Reuse)→何回も繰り返し使う
リサイクル(Recycle)→分別して再び資源として利用する

では、さっそくガラスびん工場内を見学スタート!


カレット
ガラスびんはリサイクルできます!
使用済みのガラスびんは回収されて、写真のようなカレットとなります。
ガラスびんは、なんどかリユースできるためリデユースできる優れものです。



カレットにケイ砂、ソーダ灰、石灰、カレット、副原料を入れてガラスの原料を配合します。


配合されたガラスの原料を約1,550℃に維持し、原料を溶解し均質なガラス素地に仕上げます。


溶解炉の管理はコンピュータでされ、モニターに溶解炉が映し出されています。
1500度なんて想像できない熱さですが、この前ダッシュ村でもレンガを使って1000度の環境を作っていたのをみてへーと思いました。
1000度で鉄が曲がるようになるけれど、溶けないそうで、ガラスを溶かすのも1500度は必要なんですね。


形状に適合した溶けたガラスの塊(ゴブ)に調整され、製びん機 (ISマシン)の金型に入ります。
そして機械的に圧縮、また圧力空気によって所定の大きさに吹き広げられびんに形成されます。


真っ赤なガラスが金型に入って成形される瞬間が一番好き
徐冷⇒成形されたびんは、徐冷炉で一旦約550~600℃に加熱し温度を均一にした後、常温まで徐々に冷やしてガラスの歪を 取り除きます。


検査
生産されたすべての製品の重量、寸法、ビリ、気泡、異物、汚れ等が厳しくチェック。
製品チェックをする姿が印象的でした。
休憩に入ったときには、可愛い笑顔でも仕事中は厳しいまなざしで製品のチェック。

 ガラスびんとして出荷する製品は梱包されて、保管されます。

箱に瓶詰する作業をするマシン。

ガラスびんの金型倉庫が印象的でした。

すべてがガラスびんを整形するための金型です。

偶然、金型とその金型を使ってできあがるびんが一緒に入っていました。
この金型が牛乳びんになるんです!牛乳びんの金型もなかなか可愛い💛


ひとつ、ひとつの棚にガラスびんのストーリーがあります。
あなたが今飲んでいるそのガラスびんのドリンク、あなたがお肌のお手入れに使っているその化粧品の容器。
それが、この工場で作られているかもしれません。

ガラスびんには実は、どこで製造されたものかわかるように記号が入っています。
さあ、そのあなたのガラスびんの底をやサイドをチェックしてみましょう。記号ありました?
ガラスびん工場マップ
http://glassbottle.org/about/factory/index.html



ガラスびん工場は見学もできます。
ガラスびんに入った牛乳は美味しい。身近で一番味の違いが分かりやすいのは牛乳かも。

いつもの牛乳がガラスびんは行っただけで味が格段に上がります。



二本松市の杉戸駅に近い場所にある二本松工場。


柏洋硝子株式会社二本松工場
〒964-0866
福島県二本松市長命233-1
TEL0243-23-2021
FAX.0243-22-3090

柏洋硝子株式会社
創立/1961年9月
東京都港区西新橋3-8-1 第2鈴丸ビル5階
TEL.03-3459-0621(代)
FAX.03-3459-0626

【ご当地スイーツ】玉嶋屋の桃ようかん(福島県二本松市)
ブログ記事はこちら


玉嶋屋さんの羊羹ありがとうございました♡

ガラスびん応援部

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