
セリといえば早朝行われるものというのが一般的ですが、浜前魚場といわれる漁場が非常に近い新湊漁場では、通常の魚市場で行われている早朝のセリ市だけでなく、午後の1時からもセリ市が行われています。
『七時(などき)のセリ』と地元で呼ばれているそうです。
新湊漁港ではたくさんの種類の魚介類が水揚げされますが、その殆どがその日獲れたものばかりなので新鮮さは抜群です。
日本海に大きく突き出した能登半島を巡って、富山湾内に黒潮分流の対馬海流が流れ込んでいます。そのため、富山湾では暖流系の回遊魚も多く漁獲されます。
紅ズワイガニは旬が冬ですが、いつ頃まで獲れるのでしょう?3月の新湊の昼セリの蟹は水揚げが少し減っていましたが2月の様子は活気があってセリにかけられている紅ズワイガニの数も多かったです。
セリが始まると同時にどんどんセリ落とされて、どんどん詰められていきます。
高級な紅ズワイガニを無造作にカゴに入れているのをみて蟹の脚が取れちゃうんじゃないの??とハラハラしてみているうちに、どんどん蟹がなくなっていて、遠くで見ていたはずの私たちのそばの蟹もセリ落とされてゆきました。
こんなに大量の蟹が毎日水揚げされ、セリ落とされて食べられているのですね。
大量に並べられた蟹のじゅうたんは13時から始まったセリとともにあっという間に消えてしまいました。
新湊漁港で昼セリ見学の後は、徒歩3分ほどの場所にある新湊きっときと市場へ行きました。
こちらは昼セリと違って一般の人も蟹を買うことができます。
新湊フィッシャーマンズワーフ「新湊きっときと市場」は“富山湾の宝石”と称される白エビをはじめ、ベニズワイガニ、ほたるいか、ブリ、ズワイガニ、バイガイなど新湊漁港で獲れたての海の幸が豊富に提供できる海鮮市場。
海鮮レストラン「きっときと亭」は朝獲れの魚介類をつかった自慢の魚料理も味わえます。そのほか、館内では特産の海産物や里の幸、お土産品など豊富に揃えています。
発送もしてくれます。
紅ズワイのほか新湊で水揚げされた海鮮の加工品もいろいろあります。
富山産のお米もあったり、一夜干しいかや珍味などもありました。
おやつがにというのもあって、やっぱりおやつで蟹も食べるんですね。
おはぎやおまんじゅうなどもありました。
新湊牛乳の牛乳の自動販売機もあります。珍しいのでおすすめ。
このときは昼セリ見学のあとお買い物で少し立ち寄っただけですが、3月に行ったときはこちらのレストランでランチもいただきました。
ランチの様子は加賀藩ゆかりの地を訪ねる旅!金沢~富山西部周遊ツアー取材旅 でご紹介します。
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『うまさ一番!富山のさかなキトキト取材旅』 目次
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