コダワリの女のひとりごと

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中花饅頭(函館 千秋庵総本家)

2010-09-29 | 食 スイーツ・お菓子・パン
函館は古くから世界中の船が訪れ、かのペリー提督にも世界一流の港と称賛された良港。

日本だけでなく世界中のいろいろなものが手に入る街でもありました。

北洋業業や遠洋漁業の基地として栄えた街でもあり、北海道ではなく、日本でありながら異国情緒溢れヨーロッパにも似ている街。

食文化も函館は不思議なものがいろいろあります。

山親爺で有名な札幌・千秋庵は、もともと函館・千秋庵総本家ののれん分けですが千秋庵本家より大きくなったようです。


もちろん元祖 山親爺もあります。

函館一の老舗の和菓子屋さん。
もしかしたら今は北海道一の老舗?

宝来町電停の高田屋嘉兵衛像の近くにあります。


東京は上生菓子を扱っている和菓子屋は少ないけれど、北海道の和菓子屋さんは、だんごはなくても上生菓子は必ずあるのです。

今回は上生ではなく、懐かしい中華饅頭=中花饅頭を購入。

中華饅頭と呼ぶことが多く、ご年配の北海道人は中華まんじゅうとは、肉まんではなく和菓子を指していることが多いのでした。

どら焼に似ているけれど、どら焼とは異なります。
不祝儀のお返しに使われることが多かった気もしますが、北海道民には身近なお菓子であったことは間違いないものでした。


懐かしくて買ってみました。


昔よく食べていたものより、一回り小さくなった気がするのは、私が成長したから?




漉し餡の餡がびっしりと入っています。


中花饅頭の名前の由来は、材料からきていて和菓子の中花から来ているそうです。

北海道人より
小麦粉・砂糖・卵を基本の材料とする生地を、和菓子の世界では「中花種(ちゅうかだね)」とよび、これを焼いて作るものを総じて「中花(ちゅうか)」という。http://www.hokkaido-jin.jp/issue/sp/200405/special_07.html

最近は中華まんじゅうを目にする機会も少なくなりましたが、素朴なお菓子。

中華まんじゅうの歴史は江戸時代にまで遡り、南蛮渡来に関係しているそうで、古い港町、函館には、古い文化がいろいろと残っています。



北海道では、日常的にほうじ茶などのお茶請けされることが多い上生菓子。

東京では改まった席の高級菓子のイメージのようですが、北海道では練りきりなどはどこの和菓子屋さんにもあり、お手軽価格で売られています。


上生菓子が気軽に購入できた北海道人には、東京で上生菓子を買っても高いばかりで美味しくないなと思うのです。
素朴なスイーツは北海道の右にでるところはないと思うのでした。




おまけ画像

べこ餅という北海道独特のお菓子もあります。
写真はべこ餅の仲間くじら餅。

岩手県久慈市のくじら餅とはちょっと異なります。


北海道には素朴な美味しいものがたくさんあります。
写真のくじら餅はハセガワストアで購入したもの。
手軽に購入できるので、見つけたら是非試してください。

素朴な函館のお手軽スイーツです。

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