帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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タント(L350S ターボ車)の オイル漏れ修理(ブラケットパッキン交換)

2022年04月16日 | N-BOX & タント 

昨日は午前中から暇になり、 なので娘を呼んでオイル交換と夏冬タイヤの入れ替えをした僕。

でもって、今日も特段の予定は無しなので、家内が乗っているタントの、オイル漏れ修理です。

朝まで雨が降っていたんで、作業は倉庫内でやりました。

 

まずはバンパーを外しますが、 見える範囲の他に、 ナンバープレートの裏に留めがありますので、注意。

 

バンパーを外すと、すぐにオイルフィルターが見えますが、一瞬で作業が面倒なのが判る・・・

 

まずは緑矢印の二つのオイルパイプ。これが邪魔。

そして赤矢印の触媒ケースでしょうかね?ターボの排気側にある円筒形のパイプですが邪魔。

 

今回の作業はこのフィルターが付いている台座(ブラケット)の裏にあるパッキン交換なのですけど、

タントの持病と言われている、エンジン上部のカムカバー(タペットカバーとも言います)パッキンと同じく、当然のようにオイル漏れが必ず起きる場所。

カムカバーの方からのオイル漏れはそんなに多くは無いだろうと思っていましたけど、 見た感じではそれなりに漏れているのが判ります。

 

部品注文すれば良かったんですけど、カムカバーは今回取り寄せていません。

 

カムカバーのパッキンからのオイル漏れは ターボのインテークホースなどにも付着しています。

これって前オーナーがオイルこぼしたとか・・・・

とりあえず、一番真ん前にある補助フレームを取り外します。 これあると作業できませんので。

そして古いオイルフィルターを取り外します。

フィルターを外した状態で、 エンジンブロック等、付着して汚れたオイルを見える範囲で可能な限りガソリンや洗浄スプレーで洗います。

ブラケットの取り外しですが、まずは黄色ボルトを緩めます。

厄介なのは、その際にメガネレンチの頭がオイルパイプに当ってしまう事。

ですので、これは赤矢印のようにオイルパイプをほんの少し少し上に曲げて通しました。

 

17mmのボルトですが、 結構堅いので、緩める際には、ナメないように一気に緩め、そのままオープンレンチ側でチマチマと少しだけ緩めておきます。

これは全部緩めて抜く必要は無くて、 あくまであるていどでOK。

そのまま抜き取ろうとしても、排気パイプに当るし、指が入りませんので。

 

緩んだら、ブラケットを固定している二つのボルトを緩めますが、左側は問題ない物の、右側はやはり排気パイプに当ります。

ユニバーサルの付いたエクステンションソケットとか有れば問題ありませんが、そんな物無いので手持ちの工具での作業。

 

1/4インチのエクステンションの方が良かったんですけど、3/8で僕はやりました。

かなり強く押し当てながら一気に緩めれば、ただのブラケット用固定ボルトなので、大抵は緩んでくれます。

ブラケットを手前に引くと、ブロックから外れてフリーになるので、ここでさっき少し緩めておいた17mmボルトが指で廻せるようになります。

ブラケットを取り去ったブロック側には、堅くもろくなったパッキンが残されていたのでそれを取って、 真ん中から突き出ているオイルラインスタッドの先にあるOリングも取り除く。

*こちらのOリングは、先が引っかけられる様に曲げた細いドライバー等があると取りやすいです。

交換したらこのOリングにはオイルを塗っておいて下さい。 ブラケット戻すときによじれたり切れたりするのを防ぐ為ですが、

可能なら洗浄したブラケットの受けのオイルホール側にも塗っておく方が良いです。

取り外したブラケットが下の写真。

オイルと汚れが固着していますので洗いますが、 17mmのボルトも同時に洗浄すると尚よし(笑)

パッキンはこれ

組み直しですが、大きなOリングは、ブラケットの裏にパッキンがはまる溝がきちんとあって、

ブラケットの洗浄が出来てしっかりと乾燥していれば、その溝にピタリとはまります。 また容易に落ちません。

オイルが残っているとポロリと落下したりしますので、ブラケットの洗浄は入念にやって下さい。

 

戻すのは、まずブラケットを紫矢印のパイプに引っかけるようにいれます。

 

赤矢印のように本体をくるりと回す感じで戻しながら、指で黄色矢印の17mmのボルトを取り付けます。

ブラケットを押し込みすぎるとボルトが指で回せる隙間がなくなりますので、適度に押し込んでからチマチマと廻す感じ。

ボルトがほぼ着座したらブラケットを奥まで押し込み、 水色のボルトを取り付けます。

ピンク色のボルトは締めにくいですが、ブラケットは単にブラケットしかありませんので、バカみたいに締まっている必要は有りません。

ブラケットがきちんと付いてから、水色矢印の17mmボルトをしっかり締める。忘れるとオイルダダ漏れ 

ボルト緩める際に少し曲げた(オレンジ丸部分)オイルパイプですが、特には戻しませんでした。

作業した範囲で忘れたことが無いか確認したら、エンジンを始動。

しばらくアイドリングして、その後に数回エンジン吹かして、 漏れが無い事を確認したら作業は終了です。

フレームとバンパーを取り付けて全作業が完了。

 

カムカバーのパッキンもやった方がいいかな~・・・とすっかり晴れ渡った空を見て思う翔です。


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