帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

まだ、夏には遠いから・・・

2016年03月31日 | Weblog

僕の、とても好きな曲です。

でもね、この曲には不思議な落ち着きが有り、同時に、いくら藻掻いても簡単には浮上できないこの世の日常をそっと込めていたり・・・

 

浮かぼうとするのでは無く、馴染むのだ!と、思考の切り替えは自分の立ち位置を大きく変える物。

 

芸は身を助ける! 幼き日より母親が投げかけていてくれた言葉の重さを、そう、遙かなる時を超えて今更理解する事が多き日々。

再三感じ取ってきたのだけどね、それが歳を重ねるごとに意味深くなるのは何故だろう。

森高千里 『夏の日』 【セルフカヴァー】

 

 

 

最後に、いいな~いつまでも美しさを無くさない女性。 な~んて   爆笑!

 


ヒーターコアから水漏れかな~・・・・・・・爆汗!

2016年03月31日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

2月前ほどから、ラジエータの水が減る現象が起きはじめて、 2週間位で、リザーバータンク一本分無くなる感じ・・・・

それがここに来て、走行中に不凍液臭がしはじめたことで、「もしかして?」という原因が頭の中に浮かんできた。

そう、ヒータコアの劣化に伴う水漏れです。

初めは「ラジエーターかな~?」なんて思っていて、ところがカバーをあけていくら覗き込んでも水が漏れている形跡がないし、 その際に匂いもしない。

もっとも、昨年のオートマミッション交換時に、同時にラジエーター交換をしているので、そう簡単には漏れるはずがないんです。

どこかな~?と思っていて、可能性のあるのはリアのヒータコアとフロントのヒータコア、 それを疑うもリアはともかくもフロントのコアは疑いたくない僕。

と言うのは、ここからの水漏れは = フロントダッシュ初めとしてコンソール類全バラシとなる為に作業そのものが”半端無く面倒くさい”んです。

エアコンのエバポレータもヒータのコアも、 構造的に一番奥の部分に押し込まれているので、作業的にはユニットアッセンブリーを外し、更にそこからコアを引き出す感じとなる。

想像するだけで面倒くさいのとで、うんざりして それ故に可能性から頭が勝手に排除~~~~!   ぎゃははは!

 

ところが、現実はそれを許してくれなくて、やっぱり来るべき時は来た、という感じ。

運がいいのは真夏でもなく真冬でもなく、 気温の緩やかなこの季節に漏れてくれたこと。

まあ、バラシ一日、 組み立て一日  2日あればなんとかなる。

で、問題はだ・・・・・このヒータコアが有るかどうか?というもっと大きな問題。

 

年式古い車で、こうしたヒータやら、エアコンのエバポレーター類は簡単に生産が終わって入手が困難になるのが常識??というやつ。 

嫌だな~と思いつつ、昔からお世話になっているラジエーター屋さんに電話して確かめたら、案の定生産は終了しているらしい。

「なんとかならないでしょうか?」と半泣きで聞いたら、「任せな!」 の一言。

おおお~! すげ~! 

僕がこのラジエータ屋に一番の信頼を置いている理由はここにある。

 

まあ、修理が可能(多分造ってしまうよ、ラジエータ親父)であることが判ったので、後はいつバラして持ち込むか?ということになったけど。

今週末にはやるかな・・・・・・・ あ~ 憂鬱だ~!


Theford Aqua Magic Ⅳ シャッターシール

2016年03月29日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

この様なメッセージを頂きました。

********と申します。
もしお教え頂いたら助かるのですが。
今、2002年のロードトレックを所持しています。

****~お教えいただきたいのは、トレックのマリントイレのシャッター、未使用時水をためて消臭していたのですが、昨年の夏、放置していて、水がたまらなくなりました。ebayでシールを購入しましたが、取り付け部のパッキンで・・・シャッターの部品はどれかお教えいただければと。
もしご存じならお教えいただけますでしょうか。取りあえずシリコングリスなどと。
ダンプが大変なのであまり使用しないのですが。
ご迷惑でなければよろしくお願いします。

 

ということですので、調べてみました。

僕もロードトレックに乗っていて、 シャッターとシールが張り付いたり、水が抜けていたりしますので。

Thetfordのホームページに行くと、分解図が有ります。

 http://www.thetford.com/part/aqua-magic-iv-foot-pedal-flush/

 

シャッターが8番ですから、 シールは9番。

部品番号は 33207 ブレードシールとなります。

Parts List

Key No.Part No.Description
1 33315 Water Valve Link
2 24571 Wire Replacement Pkg (Post 10/19/92)
3 33199 Mechanism Cover - Parchment
  33200 Mechanism Cover - White
4 13168 Water Valve Replacement Package
5 24633 Actuator Assembly (High)
  24632 Actuator Assembly (Low)
6 12524 Closet Bolt Package
7 33317 Blade Spring
8 33308 Blade
9 33027 Blade Seal
10 33318 Blade Track
11 N/A Overflow Tube
12 33312 Flush Tube
13 24637 Nozzle Assembly
14 24630 Reservoir Tank Assembly
15 36787 Seat and Cover Assembly - Parchment
  36788 Seat and Cover Assembly - White
  36789 Seat and Cover Assembly - Ivory
16 20821 Pedal Package - Parchment
  33198 Pedal Package - White

価格は7~8ドル。

そんなに高くは有りませんけど、それより分解してシールを交換するほうが厄介かもしれません。

参考までに

Thetford Aqua Magic Galaxy repair

 

頑張ってくださいね!   えへへ

 


新しい車(中古だけど) と廃車 当然自分でやるでしょ!

2016年03月28日 | 

業者に任せず、な~んでも自分でやるのが、僕のポリシー。

でもって、パジェロの廃車(登録一時抹消)と新車(中古の予備検付)の手続きを同時にやります。

ただ、引き取りあわせて一日がかりとなるので、今日は一日有給をもらい、たまたま?休みだった家内を引っ張り出しての手続きとなりました。

 

まずは朝一で 軽自動車検査登録事務所に出向いた僕。

年度末という事でさすがに人が多くて・・・・ まあ、半分役所でもあるので、休日はやっていないし、しかたない。

 

あらかじめ解体屋(きちんと公的認定受けている)に車を持っていって、自分で手続きやるからと話して、ナンバープレートを取り外して持ってきています。

解体屋に車を持ち込むのは”全部”と言って良いほど業者らしくて、個人でポツンと来るのは相当に珍しいみたいです。

 

なので車検証と住所照らし合わせての免許証確認(本人確認)や、電話番号とかを聞かれて、「すぐに抹消登録証もって、再度来ます」と手続きは全部自分でやることを説明。

詐欺やら何やらが多い昨今仕方ないですよね、向こうが慎重になるのは。

 

パジェロの方は、廃車買取り専門業者に頼めば楽なんですけど、なんせ20万キロ近い車なので買い値なんか付くはずも無く、思い出が沢山染みこんだ車でもありますから、”最後は自分で終わらせたい”と言う気持ち。

それもあって”自分で”という事です。

 

まずはOCR専用紙を買いますが、二つで100円もしない。

書き方の参考例を見ながらその他の書類にも記入しますが、廃車の方は解体終わらないと登録完全抹消(重量税還付手続き)できませんから、今日はまだ一時抹消。

まずはプレートを返して、それから車検証と供に窓口に提出。 手数料は350円だったかと・・・・・

 

新車(中古だけど)の登録の方は予備車検付なので、 登録と同時に2年の車検が付いてくる。

こちらの方は書く書類が多くて、書くのが色々と面倒。

自賠責保険約2万6千円と、 従量税7200円を払って、 あと手数料だったかな? 確か1100円?を払い、3つの建物をあっちに行き、こっちに行き、無事手続き終了~!!

 

難しそうに見えて実はこんなに簡単な物は、自分でやるに限りますね。

仕事で休みとかが取れないという人を除けば、手数料払って代行してもらう必要なんか有りません。

 

で、そくさくと解体に舞い戻って、書類を確認してもらい(コピー取ったり、リサイクル券等を確認)、こちらは手続き終了。

「あとで解体証明を送ります」とのことで、当然? 解体費用もかからないし、手数料等もかからない。 ただです。

 

で、そのまま登録検査事務所でもらった新しい車検証とナンバープレートをカバンに入れたまま、家内に近くの駅まで送ってもらうと、後は電車でトコトコ。 & 

 

お昼頃、車の引き取り予定場所に到着。

売り主から車体を受け取り、新しいナンバープレートを取付けるとこちらも手続き?は終了です。

 

新しい車、と言っても中古ですけど、 走行距離11万キロ、 ターボ付の マニュアル、 フルタイム4WD。 

価格は14万円、リサイクル預託金が約一万円の合計15万円の車。

あらかじめ見ていた訳でも無く、単に安いからという理由でネットオークションで手に入れたわけですが、心配していたエンジンの方は軽いタペット音がする(走行距離並の)程度で、 ターボはフルにブーストが効いてる。

ハンドルを取られることや、走行時の異音の発生も一切無く、外回りも年式と走行距離に比例した物で、特に問題も無い。

 

ところで、帰宅途中に一休みした際 、車を詳細に見たら、車体の一部に錆による腐食があることが分かった。

ダッシュボックスを開けると、以前の持ち主が青森の方である事を知り、なるほどね~と 

腐食の場所は フロント運転席側のフロントホィールハウジングの一部と、 他にも数カ所腐食はあれども、 全部手直し出来る範囲なので、特に問題は無い。

 

しかし、ターボチャージャーの恩恵は凄く、1トン近い車体を軽々と加速させてくれる。

なので全くストレスが無く、この車はこれまでのパジェロミニと違って室内空間のが広いの何のって・・・・・・

ドアが5ドアになったので、今までみたいにシート倒しての後部座席昇降も無いし、荷物の出し入れもバカみたいに楽だし。

 

ハイエースもそうだけど、やはり1BOXタイプの車が一番使いやすくて良いな~!

さて、この車。

現実的に3~4年程度使えれば十分だなと、 すでにタイミングベルト交換されているので、その交換が来る事は無いと思います。

年に1万5千から2万キロ走るので、4年で8万 タイミングベルト交換時期となりますが、その時には又買い換えますから。

理由の一つとして、キャブオーバー車のタイベル交換はとても面倒でして、それやる気が無いのもあります  爆笑!

 

ちなみにパジェロミニは6万5千キロの中古で買って、19万キロで 約6年乗りました。

 

 

そうそう、パジェロの自賠責保険は保険会社の支店にて手続きして約1万9千円の戻り、更に解体屋から解体証明書が送られて来れば、従量税が多分4000円くらい戻ってくる。

合計2万3~4千円は、しばらくして口座に振り込まれるけど・・・・・

 


鼻やられて

2016年03月26日 | Weblog

金曜日の朝4時頃に首都高速を爆走。

実家を出たときは周りが霜だらけで、外気温はおそらく0~2度くらい。

春という事で、なめてかかっていたのがまずかった。

 

防寒性能の高いライディングジャケットの下にトレーナーを着込んで、しかしながら下はデニム一枚。

それで高速連続走行すりゃ~結果は目に見えている。

 

実家から約1時間15分、 高速降りてコンビニで朝飯を買い込んだときにはすでに凍結状態 カキ~ン!!  ぎゃひゃはは!

 

そのまま歯をガタガタ言わせつつ職場に着くと、すぐにシャワー室で暖まり、朝飯を多めに食って体温アップを謀るも、芯まで冷え切っているのでどうにもならない。

仕事始まって3時間くらいしてやっと体温戻ってきたけど、やたらと鼻水でるし、 冷えなのか花粉なのか判別不能。

でもって、連続して出るので咬みまくっていたら左の鼻の奥がおかしくなった。

 

こりゃ~いかん!!と 車で行けばよかったな~と思う物の後の祭りで・・・・・・

 

でもって今朝起きたら発熱しているか?と思うも、やたらと健康に生まれてしまったせいか、平常運転。

ただ、左の鼻の奥が痛い。

「まいったな~・・・・・」と鼻炎薬を飲んで、何時もの朝掃除をして部屋を片付けたら職場へ、いや、仕事じゃ無くてバイクいじりです(笑)

 

以前ハンドルをアジャスタブルハンドルに変えて、その時にハンドルの絞り角度が今ひとつだったので、その加補正加工と、パッツン気味だったスロットルケーブルの

+10cm物が届いたので、その張り替え。

*これから下の記事の写真と、詳しい内容は後日アップします。

 

スロットルケーブル張り替え

タンクを持ち上げて、サイドカバーを外すと、ケーブルが見えます。

アジャスターを緩めて、

だら~~ん!! (笑)

スロットルグリップ側もバラしてワイヤー取り外し。

ケーブルの交換そのものは簡単です。

終わった状態。

最後にとりはずした古いケーブルですが、癖ついていますね、流石に。

アジャスタブルハンドルで、引っ張られる感じになったのと、古いので固くなっていたこともあります。

ダダ漏れの鼻水で正直ヒ~ヒ~いいながらの作業でして、これ終わったとたんにダウン。

 

ハンドルの絞り角度は暫く部屋で休んでから再開。

アルミの削り出しパーツの再加工故に、ある意味精密加工なのですけど、注意が散漫してしまって余りいい出来じゃ~無い。

少しでもピン穴の位置がずれるとハンドルにガタ来るので集中してやらねばならないのですが、ボ~っとした頭が・・・・・・

少しずつ調整をして、最後に固定ボルトを締め込んだら何とかピタリ収まりました。

 

ハンドルの感じですけど、なんか中途半端な角度に開いていたハンドルが適度な位置に絞られ、スクリーンとの干渉もハンドルの前後位置アジャストをワンノッチ前にしたら何の問題も無い。

なんだろうね~これ、 欠陥品とか言われて売れなかったらしい代物ですけど、 ハンドルの絞り角度位置を変な風にしないで”きちんとすりゃ~”何の問題もないじゃん!

なんで変な角度になるような加工をしたのか?が僕にはよう解らんです。

 

で、バイクの方はこれでOK

そのあと野暮用が入り込み、結局帰宅は日暮れと供に。

 

実際に乗ったインプレですが、絞り角度を適度にした=グリップが更に手前に来るようになったせいで乗るのがバカみたいに楽。

調整前より多分20mm位手前に来た感じなのですけど、これだとライディング姿勢も殆ど変わらずで、ただひたすら楽になった恩恵がドカドカ。

こりゃ~もう元にはもどれんな~!   きゃはははは!

さらにパッツン気味だったスロットルケーブルに余裕が出来て、ただ、+10cmじゃなくて、+5cmでも十分だったな~と思う。

 

まあ、なんとなくストレスに感じていたこの二つ、無事解決したので、ただひたすら嬉しい僕でした 「た~んじゅん!!」  笑

 

 


大動脈弁 

2016年03月25日 | Weblog

23日の夕方から、泊まりで実家に行ってました。

と言うのは 以前も書いたかと思いますが、実母の心臓動脈弁が硬化して、弁が十分に開かないというのが判明したからですね。

そこで、筑波にあるでかい大学病院に紹介状され、お医者さんの話を聞くことも有ったので親父と一緒に運転しながら3人で行ってきました。

まあ、大学病院で時間がかかるのは普通なのですが、どうしても検査に時間がかかる、

エコー検査だけで40分近く消費して・・・・

 

ただ、後で担当のお医者さん(とても紳士で感じのよい方でした)から、その映像を見せらながら詳細説明を受けましたが、時間がかかった分、弁の動きが綺麗~撮られています。 Oh!

狭窄状態なので、 普通は1m/s の速度で弁を通り抜ける血液が5m/sという速度らしく、という事は 弁の開ける面積が現在は1/5ということ。

なんの問題もなく毎日を元気に過ごし、 自転車で買い物に行ったりしていて、

よくまあ平気だった事だ 汗。

と、まあ、淡々と説明してくれる先生ですが、 最後に術式の説明をして、外科手法で行くか、内科手法のカテーテルでいくか? という選択となったわけですが、

弁の手術までがカテーテルで可能というのには正直驚きました。

 

年齢考えると生体弁を使うのですが、弁の寿命が10~15年。

ただし機械弁と異なり、体への負担が軽く、ワーファリンを飲む必要もないし、医学技術、特にカテーテルの凄さには敬服してしまいます。

 

説明の後は さらに検査をいくつも、帰路につく頃には6時半近かったかな・・・・

 

後日CTで詳細画像を取り、後は外科の先生との共同であたってくれるそうで、先生にはただただ感謝です。

 

親父が元気で病院に連れて行ってくれるので、次に僕が実家に行くのは手術の日となりそうです。

今85歳の母、 100歳まで生きられるぞい! 

 

 


パジェロミニ タイミングベルト交換 でも新しい車を買ってしまった(笑)

2016年03月23日 | 

新しい車を買ってしまいました・・・・・ なははは

「25万キロまで乗るのだ!」と、頑張っていた(僕が)パジェロミニですけど、 普通に走る事は全く問題無いながらも、とにかく車内が狭いのが何よりの問題。

これが家内や娘には不評そのものでして、 僕自身も「いい加減広いのが良いな~と・・・・」← 内心 

で、全然そんなつもりはなくて、たまたまヤフオクで  軽 ・4WD ・マニュアルミッション ・ターボ を入れて検索したら、ある車が出てきた。

ただし、こうしたのは別段珍しくもないわけでして、高いんですワンボックスの軽は。

中古で 車体価格最低15万くらいから(かなり程度悪い場合)から始まって、上は切りがなくて、更にはそこに登録費用だ! 車検だ!と付いて回るのが多くて、結局はなんだかんだで35万以上になる。 ローン組めば最終的に40万。

パジェロミニが現役で走っているのに、「40万出すのもな~・・・・」 と思っていたら、 上記条件を全部満たして、走行距離10万チョットのが予備検付きで、即決15万ときた。

それ以外には一切かからないとのこと。

しかも大好きな”スズキ”でしたから思わずクリックしてしまい落札。

 

書類が送られて来たらナンバープレートを自分で取得し、それ持って(軽は封印がないので可能です)売主さんのところで引き取るだけの、簡単明朗会計~!!

 きゃはは!

遅くとも来週には新しい車(中古ですが)になりそうです。

 

さて、話変わって、 その車を買う少し前、20日(日曜日)にパジェロミニのタイミングベルトを交換しました。

以前、かなり詳細に方法を書いているので、 今回は以前と少し違う部分のみピックアップして記事にします。

今回は同時にサーモスタットキャップの交換とスパークプラグの交換もあります。

作業開始

冷却水を抜くと、手始めにサーモスタット・キャップから。

長年の使用でキャップのどこか?にクラック入り、少しずつ漏れた冷却水が周りを腐食させていた。

で、コネクタ外してボルト緩めたら、ん? 緩めたら、んん???・・・・・

折れた   ぎゃはははは!

古い車なので色々と起きるんですね~こんなのは珍しくない。

でもって、折れたボルトの上からドリルでまっすぐに穴を開けていきます。

細い径から太いキリに変えて行き、最後に折れたボルトの残骸が薄くなったところで、

ペンチでむしりとる。

 

サーモスタットはかぶせたままのフタ代わりにして、ドリルの切りくずが中に入らないように作業しました。

で、そのままだと、新しいボルトがうまく入らない事が多く、ここはタップにてクリーニング。

一回通せば十分です。

 

タイミングベルト交換

 

まず、交換関係パーツ一式を並べて作業開始。

*ちなみに水色矢印が、新しいサーモスタットキャップです。

ラジエーターを初めに外しますが、ここで気がついたのが、ラジエーター本体のアッパーインレットネックに亀裂が入っていた事。

アッパータンクは樹脂製ですが半分くらいまでクラックが入っていて、 このままだと冷却水が確実に漏れてエンジンがオシャカになる。

当然、近いうちに交換せねばならないのですが、

「あちゃ~~~~~」 この交換だけで3万は出費かいな~もしかして・・・・と、思わず暗くなる。

ラジエーターという代物ゆえに、中古品の使用は禁物だし・・・・新品買うしか無い。

 

気を取り直してスパークプラグを抜くと補機類のドライブベルトを外し、 タイミングカバーを外すと、タイミン部ベルト機構全体が見えてくる。

タイミングベルトのテンショナー緩める前にクランクシャフトとカムシャフトのボルトをハンドインパクトで緩める。

ボルトそのままボルトは抜かず、クランクシャフトを回して圧縮上死点に位置を合わせたら、

テンショナーを緩め、やっとカムプーリーボルトを”指”で回して抜き取る。

黄色矢印が古いシールですけど、やはり・・・というか、前回交換しておらずに約19万キロですから、流石にオイルがジンワリと滲んでいる。

古いシールを抜き取ると、綺麗に清掃しますが、なんつーか、なんで三菱はシールの材質が最悪なのだろうか?

はずしたシールをみると、なんか変???? シール抜いたエンジン側のシール溝にゴムみたいな、割りと大きな破片が詰まっていて、「もしかして?」とひっくり返したら。

割れているじゃん!!  縦にクラック入っているし・・・・ 写真では見えにくいけどシール内部の裏側のゴムがあちこち剥がれて、それが溝に入り込んでいたんです。

信じられない品質の悪さだ。   絶句

思わず溜息出るけど、 気を取り直して、もう片方も。

 

新しいシールの打ち込み。

特殊工具なんてのは無いので、電材の配管用ナットがたまたま同じ径なのでそれ使って打ち込み。

カムシールが終わったら、今度はオイルポンプシールとクランクシャフトシールの交換。

カムシールは前回交換をしており、 純正ではない社外品をその時に使ったのですが、社外品の方が遥かに物いな~ 

クランクシャフトシールも全く同じでして、社外品の方が性能がよい。

 

デリカを始めとして、三菱車はオイルシールやパッキン等の細かいゴム系パーツ(重要部品)が非常に粗悪でして、走行距離進むとオイルがダダ漏れになってくる。 

自然に壊れたように見せかけて、壊れるように造っているのかいな?車を???

 

で、オイルポンプシールは例のごとくソケットでガイド?をして、指で押し込んでから打ち込み。

クランクシャフトシールは、これもスペシャルツールなど無いので、 水道管用配管部材をつかって打ち込み。

黄色矢印の方向からまんべんなく打ち込む。 ただし狭い・・・・

全部のシール交換が終わったところで、 ウォータポンプ交換する前に全体洗浄。

すっかり綺麗になりました。

ウオータポンプそのものですが、取り外してくまなく見るも、水漏れもないしガタもないという、とても良い状態でした、

 

取り付けは新しいポンプのガスケットに薄くシール材を塗布し、それ接着材(ガスケット落ちないように)代わりにして、取り付け。

* ガスケットの種類(特にメタルガスケット)により、シール材を塗ることが禁じられてる物がありますので、やたらと塗布するのはダメなので注意。

さて、ポンプ取り付けたらカムプーリーを戻して、センターのボルトは”指で”目一杯締めておく。 カムの位置がずれないように片方の手で押さえておくと良いです。

 

間違ってもこの時にソケットレンチで締めたりしないように。

それによりカムが回って、バルブとピストンが干渉してピストンに穴が空くか バルブステムが曲がるか? いずれにしても修理に大枚かかるし、場合により廃車になります。

カムプーリーは構造上、どうしても位置がくるくる動いてしまう事が多く、

あれれ?という感じで上死点マーク位置から15度~30度位動いてしまったりしますが、それを動いた方向と逆に動かして”元の位置”に戻しはしても、プーリーをくるりと回転するようなのは絶対ダメ。

指でボルトを占めていても、タイミングベルトをかけ終わって、最後の最後で締めるのでこの段階では指で、良いんです。

 

カムプーリーはタイミングマークを常にチエックし、少しでもずれていたら、ペンチの柄の部分を差し込んだりしてマークを合わせ、できればロックタイか針金でプーリーが回らないように固定すること。

ベルトは、僕の場合ですが左カムからかけ始め、途中でクランクシャフトのタイミング位置がずれていないかを何度も確認する必要がある。

タイミング位置は。タイミングベルトカバーを取り付けて見るか、一番いいのは鏡があればそれ使うこと。

黄色丸部分が合わせマークで、実際には見えない水平方向から合わせマークを見てみると(スマホ撮影)、赤い線のようにピン(黄色矢印)が並んでいればOK。

前回交換した時は ちょうどいい大きさの鏡がなかったので、タイミングはカバーの合わせマークにて行いました。

今回は鏡が有りましたのでそれ使っています。

鏡使うほうが、ベルト取り付けは楽です。

 

タイミングベルトをかけ終わったら、テンショナーボルトをまだ締めないまま(スプリングテンション状態)で、クランクシャフトを最低2回転させる。

カムプーリーとクランシャフトのタイミングマークを見て、ずれていなければOK。

ずれていたら、面倒ですがやり直し。

 

問題なければテンショナーを指で少し押しながら(ベルトが張る方向に)2本有る固定ボルトを締める。

再度クランクを回して、 やはりタイミングマークがずれていないことを確再三認したらミッションのギアを5足に入れ、 ここでクランクシャフトプーリーのボルトとカムプーリーのボルトを締める。

*テンショナーボルトがきちんと締められていたら、カムプーリーボルトをソケットレンチで締めたくらいでは切れませんし、歯飛びもしませんので大丈夫。

 

タイミングマーク合わせ、 テンショナー固定ボルト締め この2つはカムプーリーのボルトを締めるに際しての鉄則ですので注意。

 

そういえは、前回のタイベル交換の時はカムプーリーシールを交換しておらず、はじめからカムプーリーが回らないようにロックタイでがっちり固定していた。

なので、さほど難しくは有りませんでした。

 

タイミングベルトの交換が終われば後は元に戻していくだけで、作業は終了です。

 

 

最後に、最終組立の時に気がついたのが、どうやらターボシャフトのオイルシールがかなりダメになってきているということ。

オイルがインタークーラの中でべたべた、スロットルボディもそうだし。

このままだとあと数万キロ?(そこまで持たない)でターボのアッセンブリー交換が生じる可能性が濃厚で。

リビルト使って部品代だけで4~5万かかる、冒頭のラジエーターが3万すぐに交換必要だし。 

 

ちなみにターボは、取り付けのスタッドボルトが折れやすいので、それ折れたらインテークマニホールドの交換となり、それも取り外しの際に錆びたボルトが折れやすい部分。

これまで折れたら、シリンダーヘッドを全部外して、それまるごとアッセンブリー交換、中古でも5万。

 

この先、毎年5万以上の出費が続く可能性が非常に高いことが解って、ある意味新しい車を安く買えたのはラッキーだったかもしれない。

せっかくタイミングベルトと消耗品を一通り交換したのにな~・・・・

 


今日からバイク通勤開始

2016年03月21日 | Weblog

冬の間ほぼ冬眠していた、愛車の隼  今日から朝の通勤に復活です 

 

さすがにまだ寒いけど、 かといって指先まで凍える季節は終わりを告げて、 グラブの中はしっとり汗ばむくらい。

「なんで今日からバイク?」というなら、桜が開花したから  えへへ

 

たったそれだけで、特段の理由は無い。

 

そもそもが、バイクは理屈じゃ無い、至極感覚的な乗り物。

だから、乗りたくなったから乗る。 たったそれだけ・・・・・

 

走っていると、朝の香りは水と土の香りを含んで鼻をくすぐり、 ジャケットが切り裂く空気は、体の温もりとの間で漂い、

あたかもそれはシーソーのようでいて・・・・・・・う~ん・・・なんだろう。

「ただただ心地よい」 の一言、かな!?

 

「だから、いつまでもバイクから降りられないんだよな~」なんて再認識するけど、 こんなことを18歳の頃から僕は繰り返してきた。

 

今週はずっと天気が持つらしく、可能な限りバイクで通勤する予定だけど、これで帰り際にTシャツ一枚で乗れるほど気温が上がったりすると案外やばい。

 

進路が家じゃ~無くて、海に向いてしまいそうになるから・・・・

 

 


ブレーキ鳴きを止める!! だでよ (^^)> てへへ

2016年03月19日 | PT クルーザーカブリオレ

娘の愛車、2005年式 PTクルーザー、 「ブレーキをかけると変な音がする・・・」と、のたまわるので、どんな音?と聴くと、「トラックみたいな音」とか何とからしい?

よく判らないので自分で乗って確かめると、 確かにブレーキングすると キ~~~~~という音が出る。

サイドブレーキを引いて停車を試みても音がしないので、 フロントブレーキから出ているのは間違いない。

 

「厄介なんだよな~ こういったのを完全に止めるのは・・・・・・・」 

それが経験的に難しいことを僕は知っていて、どうしようか?と考えながら、ネットに何かヒントは無いだろうか?と調べてみたら、 メタルスキー というシートが有ることが分った。

車種やブレーキ鳴きのパターンで、軽減効果はそれぞれ違うらいしいのですが、インプレを見るとそれなりの効果は有るらしい。

 

価格は4枚入って約2500円、少し高いけどダメ元で注文しました。

 

で、今日は午前中が雨。

家の中をウロウロしていた僕ですが、お昼から晴れてきたのでさっそく作業開始。

ジャッキアップして、タイヤを外すとブレーキが見えてくる。

後ろ側のキャリパー固定ボルトを2本外して、少し前後に揺すると外れる。

次に、パッドがキャリパーマウントフレームとディスクの処に挟まれているので、耳をもって取り外す。

反対側のパッドもね   うにに

でもって取り外したパッドですが、汚れているのでガソリンにて洗浄。

下の写真がPTクルーザーのブレーキパッドですが、これは洗浄前の姿でして、ブレーキピストンの痕とかが残っています。

その後洗剤と水で洗い流し、乾かしている間に、メタルスキーの説明を読む。

 

なになに・・・ バイスとかで挟んで、600~700kgの圧を加えて2時間待て!と書いてある。

2時間・・・・・・・・・・・・  そんなに長い時間は待てないだろ~~~~!

第一、シートを貼る面に突起が有り、パッドの裏面を貼り合わせるようにというのが不可能。

 

メーカー推奨の、60度に暖めて貼り付け、そのまま24時間待て!は更に不可能。    帰れないじゃん!!

 

で、後はオーブンなどで80度に暖めて叩く?しか無い。

 

挟みでサイズカット。 

裏面の突起は避けねばならず、面倒?なのでこのカット状態ですが、もろに性格がにじみ出ているというか、いい加減さそのものというか 

熱は200度くらいの温風を放出できるヒートガンで行いますが、80度になっているか?なんて分るはずもなく、表面温度が正確に計れる”非接触型赤外線温度計”なんか当然に無いので、大体の感覚。

 

そんなので大丈夫?と思われる方もいるかと思いますが、ブレーキパッドは少し激しい運転をすると、すぐに数百度になる。

当然に裏に貼り付いているシートもその温度になるわけでして、それに耐えられなければ製品化など出来はしない。

なので大丈夫なんです。

で、加熱が完了したらシートの裏紙を剥がして貼り付け、プラハンで気長に叩く、叩く、叩く・・・・・・

かなりいい加減な???圧接だよな~と自分で思いつつ 合計4枚に同じ事を繰り返す僕。

 

出来上がったら、メタルのパッドカバーを取付けて完成。

そうそう、ブレーキ鳴きで思い出したけど、

最近のパッドには摩耗センサーが付いている。 黄色矢印の部分ですけど、パッドが摩耗して限界まで減ると

このセンサーがディスクに接触して ギ~~~~~~~という異音を出すように出来ている。

安全の面から付いている単純なものですけど、結構重要。

 

知らない間にブレーキパッドが摩耗して、使用限界が近づくと音が出始める。

運転者はその異音に耐えられず? 整備工場に車持ち込んで、 幸せになる(使用限界に達していたことを知る)という、働きをするんです。

娘から異音すると聴いたときは、初めはそれかと思った。

実際にパッドを当ててみる(イメージを見てくれている人に分ってもらうため)けど、 このセンサーの感知目安は残2~3mmで、パッドは前回の車検で交換している為に殆ど摩耗がなく10mm前後有る。

 

 

さてと、パッドを戻すと、キャリパーを取付け、取り外した2本のボルトを締める。

この時にピストンコンプレッサー使うと再取り付けが楽なのですけど、そんなの有りませんから指で強引に押して少し隙間を造って取付け。

 

ブレーキグリス(鳴き防止)の手持が無く、洗浄してながしてしまっているので、バックプレートは洗わなきゃよかった・・・なんて思いつつも

無い物は無いので、後で必要と判断できたらその作業だけ後日やります、

まあ、キャリパーピストンと キャリパーフレームにはグリスがまだ残っているので、それを指で広げて、たいていはそれで大丈夫ですけど。

ナットを対角状に締め付けて、ジャッキを解除したら本締めして作業が終了。

 

さてと、シート効果ですけど、まったくブレーキ鳴きが無くなりました~~~~!!!  Oh~!

シートの密着よくするためと、効果の程を見るために多少飛ばし気味にして、 ブレーキもわりかし強く踏んで、

しかしながら全くもって静か。

 

「凄いやこりゃ~~~~!」 と、思うわけですけど、キ~という音を常に気にして運転しているくらいなら、2500円払ってシート貼り付けた方が遙かに精神的によい。

 

るんるん気分で帰宅する僕、後はビ~ルだ~!! 

 


友人からの贈り物

2016年03月18日 | Weblog

大小、色々なプロジェクトが流れていくのが僕の毎日。 

そんな中で、 有るプロジェクトが無事に終了して、 その時に仕事仲間(別セクションですけど)から”お礼に”とプレゼントされたのがこれ。

有名な JENSEN のハンドリングツールキット。 

特段何かした?という訳ではないですけどね、 気をつかってくれて・・・・・・ ありがとう!

コンパクトで多用途のマルチツールは僕のバックパックの常備品でして、 これまで何度救われた事か。

 

いや別段命どうのではなくて、 「あ~ここにドライバーが有ったらな~!」、とか「ここにプライヤーが有ったらな~!」

という時にぱっと取り出せて、それにより助けられている。

 

まあ、そういったのが僕の仕事ですし、普段でも一寸した瞬間に工具が手元に有るというのは、自分の能力を数十杯にしてくれる物なのです。

 

カバーをはぐると、中身はマグライトと、 ドライバー 、そしてバイスグリップ・プライヤーツール。

どれもブランド物の高級品ですが、特にホールディング型のバイスグリップは レザーマンの高級品。

実は、同じ物を以前から持ってまして、これ一つで価格は2万5千円からから3万する。

ちなみにホームセンターで売っている1980円とかのマルチツールは 耐久性が乏しく、使い捨てなので、決して愛用という感じにはならない。

 

しかし・・・・・このワンセットで、多分3~4万はするのでは無いか?    爆汗・・・・

ドライバーは ビットが+の大小、 マイナスの大小の4種類組み合わせでJENSEN製。

ビットは抜き差し可能で、専門のセットを特殊なスクエアやヘックス等を買えばあらゆる作業に対応できる。

「わるいな~こんないい物をもらってしまって。」 と友人に感謝する僕ですけど、このセットと、僕が普段持ち歩いているツールセットと組で使える。

手持ちのレザーマンPTS-ⅡS(スペシャル)は、 ソケットドライブに対応していて、アダプタを取付ける事でこうした使い方が可能だ。

このソケットアダプタがJENSENのドライバーに対応していて、なのでこうした使い方が出来る。

 

さて、これをどう使おうか?という話になってくるけど、 車に常備しておくのも一つの方法。

バイクのボディサイドに取付ける事も考えていて、ただし、バイスグリップなどはホームセンターの安物に変えて取っておこうかと。

 

以前乗っていた Kawasakiの ZX11(ZZR1100c)の時にはそうしていて、特にドライバーとマグライトが役に立った。

なので今回も愛車 の隼(GSX1300R)かな~ やはり    てへへ

 


春の風と、生きている証

2016年03月17日 | Weblog

昨日今日と、とても暖かい・・・

http://www.dailymotion.com/video/x1bx8xg_mai-kuraki-wake-me-up-radio-edit_music

何時も思うことなのだけど、 生きていることを実感することはそんなに難しくない。

日常の中に幸せを感じ取ること・・・・

ただそれだけのことで、例えるなら真冬の朝に顔を洗おうとしてすくい取った水の冷たさ。

炸裂する花火の、遅れてやってくる鼓動。

つまみ取った落ち葉の、鮮やかな色彩。

どれも生きている事をつぶさに感じ取らせてくれる物だけど、

その中でも特に僕は春の風が好きだ。

頬に触れて去りゆく一つ一つの風の中に自然がもたらしてくれる恵みがさりげなく込められていて。

太陽の季節の到来は命の爆発その物だけど、その少し前の・・・・そう、まるで、「これから太陽が来るよ!」

メッセージを携えながら南の風に乗って飛んでくる。

耳を済ます人にしか聞こえない、命の感じさせれくれる小さなささやき。

生きていることを実感することはそんなに難しくない。

 

 


新品のベバスト(同等品)FFヒーター  の自己診断機能読み出しは 可能か? 

2016年03月16日 | FFヒーターなど

12日(土曜)の日記ですが、遅れててすいません、今日アップします。

 

「人柱~!!」な僕が、 ベバスト同等品 FFヒーターを色々といじりまわしてブログ報告しているわけですが、 実質的な検証?はこれで全て終了となります。

最後の最後は、 ヒータ内のコントロールユニット(モジュール)にダイアグノーシス装置を繋いでみて、内部情報が取り出せるか?ですね。

で、それに使ったのが、 安物ですが、エンジニアリングモード使える診断装置。

海外のサイトから安物で、しかしながら評価の高いものを探して輸入してみました。

送料込みで5000円程度 

送付元をみると Latvia・・・・・・・・

ん? ラトビア???  どこかできいたことの有る名前だけど、 どの辺にあるのか解らない、バルト3国あたりかな~    きゃははは!

箱を開けて、中身をとりだして、バッテリー繋いで基本的な問題が無いかを一応診てみます。

海外からの得体のしれない?代物なので、用心するに越したことはありませんから 

 

テスターを使って電圧を測ると 診断用の端子に接続する イエローラインのクリップに12Vが出ていて、これって正常なのかいか? と、そこで 販売元にメールして訪ねてみた。

返信は次の通り(抜粋)

Hi ++++++++,

profi_auto sent you a message about your request:

"Hi. It is absolutely impossible to burn control module inside of webasto heater using our device. K-line is pulled up to supply voltage through a resistance of 1.5 kilo ohms (kOm). This is classical scheme that’s why you can measure the voltage of 12 V on diagnostic line. This is normal and all is correct. Connected devices (adapter and heater) give signal “-“ (ground) to this line during data exchange. To see this signal “-” pull up to “+” is needed. That is why voltage of 12v on the diagnostic line is normal (when there is no connection). This is not the net voltage but the voltage through 1.5 kilo ohms. Webasto heater is protected from any burning because of external devices. There is micro scheme L9637 at the input. I can send you oscillogram tomorrow. So you will understand all the process."

 

以下訳文

ハ~イ! それはベバストの内部にある燃焼コントロールモジュールにとってとても重要なものです。

K-line(データー通信ライン)は 1.5KOHMの内部抵抗を持ち電圧を加える事でプルアップ(起動)されます。

これは古典的な物で、それ故に診断装置のイエローラインには12Vが供給されており、これは正常なことであって、特段の心配は要りません。

接続された装置はヒーターモジュールとの間でマイナス(ー)ラインを通じて信号のやり取りを行い、それゆえ マイナスとプラスが必要なのです。

特段何も接続していない状態のイエローラインには12Vの電圧が来ていて正常であり、診断端子(1.5KOHMのプルアップ抵抗)に接続されると変化します。

*ベバストのヒーターは外部に接続される電気な物に対してトラブルを誘発させない防御機能を持っています。

L9367(チップ)の持つ、必要要件でも有り、もしこれに関して更に高度なオシログラム(おそらくデータシートなど)を明日にでも送付することが私には可能です。

あなたの完全なる理解を促すために。

 

という内容だった。

なるほど、 なるほど、 K-line は W-line と並んで、 ベバストの診断用ラインとして有るわけですが、詳細なプロトコル情報やモジュール内部図面等が手元に有るわけではないので、聞くしか無いんですね。

返信読んで納得。

 

で、ダイアグノースティク(自己診断)装置に問題がないことが判ったので、いよいよべバスト同等品と接続してみます。

ただ、 当たり前といえば当たり前ですが、 ”ベバスト”用に作られたソフトを使っての接続ですから、 それぞれのヒーターがもつプロトコル情報のどれかと整合して一番初めのハンドシェイクが出来るかは全く不明。

AT2000で接続できればよいのですけど・・・・・

ベバスト製品のどの機種と整合性が有るか?は、当然にノーパソにインストールしたソフトで探るので、同等品ヒーターの認識情報が違うものとされている場合、

接続が確立されないことになる。

まあ、”同等品”ヒーターをベバストの診断ソフト使って 「ベバスト製ですよ!」と表示されてしまうのは甚だおかしいことですから・・・・

しかしながら、人柱であるがゆえの、お遊び実験みたいなものです。

 

接続

まずは信号ラインを取り出します。

同等品の場合、赤丸部分がテスト用端子として設けられている。

赤い四角枠の部分に K の文字。

ただ、コネクタにそのまま接続出来るようにはなっていないので、加工しなければなりません・・・中の写真。

赤矢印 12V  

ブラウン矢印 マイナス

青矢印  K-Line

 

実際の接続

ヒーターに接続して電源ラインが確立すると 診断装置のLEDが点灯します。

赤の場合 ”ベバスト” ブルーは”エバスペッヒャー製の FFヒーター用”で、切り替えは白いボタンを押して行う。

ソフトは診断装置を買ったところのリンクからダウンロードし、ノーパソにインストール。

もちろん正規ベバストのエンジニア向けバージョンで、高度な物。

 

ソフトが立ち上がると、 通信を確立するために、まず登録されているベバスト製のヒーター一覧から自動検索にてプロトコロを探査する。

初期化と接続そしてハンドシェイクを繰り返しつつ、PCが自動的に行ってくれますが、接続された装置のもう一つ有るLEDが信号やり取りをしてる事を点滅して教えてくれます。

でもって、結果は?というなら、 適応する機器がないと宣言して ポートを自動的に切断してしまった。    なははは!

 

やっぱりね~~~~・・・・・

その後、出来る限り色々なことを試してみたけど、ダメでした。 

念の為、エバスペッヒャー用の診断ソフトEdisを使って接続を試みてみたけど、同じ結果でした。

通信は確立していても、 ベリファイ(認証)されないからヒータ内部のコントロールモジュールとのやりとりが出来ない=データを読み込めない。

当然の結果ともいえますが、 そうであるなら、 ベバスト同等品の認証情報データをプログラミングして、ハンドシェイク情報として ベバストの診断ソフトにデータとして付け加えれば接続は可能になるということだけど、

その為のデーター情報なんか無いよな~(笑) まさかメーカに聞くわけにもいかんだろうし。

 

ぎゃははは!

 

さて、以上で、 考えていた検証は全て終了しました。

長いあいだ読んでくれていた方達、がいらしたら?  ありがとう!です。

 


越生の梅園

2016年03月13日 | Weblog

春だというのに・・・・・・・全然暖かくならない今日。

特段予定もなく、 寒いのと花粉でやる気が起きない僕ですが、 ふと梅の花でも撮りに行こうかと思い立った。  Oh! Good アイデア!

「でもね~」 曇り空だし、あまりいい写真は取れないなと思いつつも、 家にいるよりはいいのでハンドル握る。

青梅市の梅林も有名だけど、越生の梅林も良くて、 ただ、青梅市のは病気が蔓延して

たしか昨年伐採になって全滅したとかなんとか?

 

流石に越生までは距離が有るので、隔絶されているのと同じような物なので、今年も元気に美しい花を咲かせている。

 

しかし・・・・・・・寒い 

 

本当なら多くの家族連れで賑わって、 シート広げてお弁当なんか食べている姿が

アチラコチラに見られるはずが、 本の一握りの人達だけで、 

売店なんかも換算としている。

途中でトイレに入ったら、 毎年来ているらしいお年寄りの話が耳に入り、

「いつもなら唐揚げとビールで最高なんだけど、今年はそんなきにならん!」なんて数人で話しながら笑っている。 変なふうに楽しそうである 

 

たしかにね~ 僕もそう思いながら 園内をまた歩き出す。

途中の売店で甘酒を買って、一息ついて、 あまりいい写真はとれていないだろうな・・・・・なんて自分の腕の悪さを自ら認めない僕 (笑)

まあ、トウシロの写真故に許してね   えへへ

途中で、 刑務所の作業所で作成された物を販売している店があったので寄ってみた。

色々と手作りの物が並べられているけど、 基本的には技能に結びつくものがやはり多い。

受刑者さんたちの能力に合わせて作業が行われているのかは定かではないけど、

割りと高度なものも展示されていた。

溶接で作られた、この鯉なんかは下手なオブジェよりはるかに良い。

まあ、販売している人も大変だけど、 収益はきちんと還元されているのだろうか?なんて考えたりもする。

更生施設のはずの刑務所は、受刑者たちの運転免許証更新の為の某は一切行われていないと聞く。

今の世に、ムショを出て免許証失効じゃ、「どう働けというのだ?」とも思う。

人権無視と同じで、あえて生活のために必要な物を受刑者たちの為に施そうとは思わないのだろうか?

一つの技能としての運転免許が執行しても構わない!という国の態度と法律のあり方に思わず疑問点を抱くのです。

 

さて、そろそろ冷えも限界近くなり、

展望台の上に載って景色を撮ってみる。

そして川の畔に咲く梅も

 

寒さからいい加減退却することに決めて、その途中だけど、中央広場で変なものがいた。

こうした物を決して可愛いとは思えない僕は、この顔の有る繭玉みたいな物体のプルプルと動く手を見ながらなんとも言えない気持ちになる。

チキン肌は寒さのせいだろうか、 それとも繭玉のせいだろうか・・・・・

 

 な~んてね(笑)

 


ま~ 色々と有る (^^)

2016年03月11日 | Weblog

昨日は普通に仕事して、 帰宅するとすぐに風呂入って、夕飯を食べて、 ニコニコニコ

そうそう、土地を買って家は注文建築で建ててもらう(近々の予定)らしい息子が、現地云々で意見を聞きたい! なんていうので、現場視察?のお付き合いなんぞして、まあ、近いところなので小一時間くらいかな・・・・・・

*あれ?僕の年齢って???と思う方多いはず、しか~~~~し!! だ、親子二代して やたら若い歳で結婚しています(特に僕は)ので、あしからず(爆笑) 

 

家に戻るとすぐにベットに入り、数時間仮眠して9時45分には車に、 今日は現場での非常事態発生に備えての待機と、技術的な問題がもし起きたら瞬時に対処するためですけど、22時半から仕事開始。 

プロジェクト自体はそれなりに長い期間を通して行われていて、一昨日と今日が一番難しくて重要=完遂となる、とても大切な日なんです。

 

僕はといえば、自分の方の側のオーバーホール作業の結果テストとそれに問題あれば修復する普段の仕事の延長と、プロジェクトヘルプ。

何時ものように、僕は体を殆ど動かしませんから、 何かあれば頭を使って事を解決するだけ。 

一晩中ぶっ通しで高度な工事をやっている作業員の人たちには心から感謝します。 

さて、同時進行するもう一つは自分の仕事ですが、 これは一昨日やった調整作業の最終点検みたいなものでして、こちらは2時間位で終わったかな。 

結局プロジェクトの方が朝の6時終了予定時刻ギリギリに終了。 全世界に繋がる物なので、1分たりとも時間に間に合わないというのは許されないのでさすがに緊張をしました。 

そんな時間の流れの中、作業が安定状況にはいり、特段問題が発生しない段階に入ったので、僕はキャンピングカーにて仮眠、 新品のFFヒーターのおかげで暖かい。

でも、1時間半くらいですぐに電話呼び出しかかった・・・・・     

 にゃはは!  そんなもんだ~!! なにか有れば解決のために呼び出しされるのが僕の仕事ですから~!

で、何かと思ったら、 12mmで長さ 60mmのボルト無いか? と ん?そんなもんね~よ! 

たった一本、されど一本、 無きゃ~造るしかねーだろ! もしくは代用だ! と頭回転始めた瞬間に、 あれ??? たしか自分の私物だけど

持っていたかな? たしか以前、何かに使おうとして入手、そのまま引き出しの中に・・・・ あの部分の条件だと、このSUS303ステンレスボルトで、強度的にも再質的にもOK

 

ごそごそごそ・・・ 有ったぜよ! ばはははは! 

はいよっ!と手渡すと一転して笑顔になり感謝の言葉連発の監督さん。 いいえ~どういたしまして~  ニコニコ二コ

たった一本 されど一本!  私物提供~!(笑)

 

中断していた工事が再び再開されると、又暇となる、 ただし眠気は吹っ飛んだので、その後はタブレットでネットサーフィン。

 

工事完了直前、皆が集まって何かしら揉めている? で、たまたま顔出したので意見聞かれて、「あ~なるほど 問題ありません!」と一言。

業者のエンジニアの人を中心に事をすりあわせて無事解決。 うん!

で、最終テストは僕も同行して、 当たり前ですが何の問題も無く終了しました。 

 

さて、プロジェクトが終われば今度はこっちが仕事に入る、予定時刻ぎりぎり数分前に全システムを復帰させると、 後はシステム点検 よしよし問題なし・・・・

でもって両プロジェクトは無事完了。

 

「解放~~~~~!」  きゃ~~~~!!!

自分の方の仕事もまあまあだったので、後はまったり・・・・だ~~~~ 

でもって、そのまま休み時間無しで今日の仕事を開始する僕(笑) だって、もう始業じかんだも~ん!

 

しかし・・・・・こうした半徹夜みたいなのは滅多に有る事じゃ~なく、特段どうのというのは有りませんけど、流石に午前中はウツラウツラしてしまったりして、 うむむ

本日は何も無しに行くだろう・・・・・と暢気に考えていたら、思わぬシステムアウトが勃発、 眠気吹き飛ぶ午前中 

 

さすがにもう何も無くなり 米国本土の本部から電話にて原因説明を求められたので、 あ~のこ~のと適当に説明して置いた。

余り技術的な事離すと相手はパニックになるので(笑)

 

お昼お時間終了間際の12時50分、あと数時間だけど、 いい加減に帰りたいいぜよ~♪  


新品のベバスト(同等品)FFヒーター  取り付け編 最終 ダクト配管

2016年03月09日 | FFヒーターなど

昨晩は,

夜の11時頃から仕事開始で、そのまま今朝までずっと仕事。 

プロジェクト絡みと、現場で発生した2つのトラブルをあっちにうっちゃり、 こっちにうっちゃり。 両方共技術的にねじ伏せて、それ以外に自分の仕事もして。

少しだけ仮眠すると、家に帰らずにそのまま仕事開始。

とは言え、一応は1時間程度の休みを少し取りましたので、その休み時間に FFヒーター最後の仕事を完了。

「休みになっとらん!」 えへへへ 

作業そのものは至極簡単なものですから、時間的には15分程度でしたけど、 これをもって取り付け作業は全て完了しました。

 

ダクト配管&吹き出しルーバー取り付け作業

薄暗くて、生暖かい今朝の空気、雨がパラパラ降り始めて、さっさとやらねば・・・・・

まずはルーバーを取り付ける為の穴あけ、 60mmのホルソーを使います。

ダクトの内径がほぼピタリ60mm 故にルーバーのホース差し込み径は58~59mm、なので60mmのホルソーで開ければピタリと入る。

 

そしてルーバーの回転部をとりはずして。

次にFFヒーター側からダクトホースを取り付けてクランプで締める。

 

予め下穴開け(3点留め)て置いたので、FFヒーターから伸ばしてたダクトに差し込むように取り付けると、タッピングスクリュウで固定。

ルーバー側のダクトは特に固定しません。

外れやすいヒーター側をクランプ留めしてあれば十分なのと、ルーバーまでのホース長が25cm程度と短いので、外れる可能性は皆無ですから。

 

最後に回転トップを取り付ければ完成です。

 

月の半ばすぎにこのFFヒーターが家に来て、 検証したり、色々とテストしてみたり、数週間に渡って結構楽しくやらせてもらいました。

 

お得意の人柱になっての ベバスト(同等品)FFヒーター を色々紹介してきたわけですけど。

あと一つだけやってみたいことがある。

 

それ終わったら、その日記をまた上げますね。

さあ仕事だ!