帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

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ボンゴトラック(ロータスキャンピングカー マンボウ)のエアコン修理 2

2018年03月07日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

続き。

運転席側のクーリングユニット(中古)が届いた。

ヤフオクで、冷却確認済み完動品、価格は2500円なり。

たばこ臭がすると、一発で僕はアウト ですから、それの無い物です。

一応、鼻を近づけて嗅いでみましたけど、 問題なし。

 

上の写真は、丁度助手席からウインドウオッシャータンクをはずすと室内側にこんな風に見えますよ! 的な状態にして写真を撮っています。

これを分解洗浄して、 交換の時にポン付け出来るようにしておきます。

 

裏から見た写真。

ピンク丸が外気導入口で、青矢印が、室内の空気を取り入れる循環口。

白い丸で囲ってあるのが、 エバポレーターの位置です。 

 

オレンジ矢印がエアの流れで、 エバポレーターを通過したエアが、ブロアー&ヒーターコアユニットに向かいます。

緑色線が車内と車外を分ける線でして、 エアコンからの高圧、低圧、 ドレンホースが車外出るイメージがつかめると思います。

 

ちなみに、外気取り入れ口を拡大して見ると、フィルターが有って、外から入ったと思われるホコリがメッシュに付いています。 

乾いた、割と綺麗な? 白いホコリです。

清掃のために、このユニットを二つに分解します。 

ピンクのネジを緩めて、 オレンジ丸の三つの爪を外して、ばらします。

赤い矢印を上に持ち上げる感じで オレンジ方向に引くと外しやすいです。

すぐに見えてくるのが、 外気と内気を切り分けるダンパー。

汚れています・・・

補記のモーター類やリンクを外してと・・・

ばらし

フィルターはネジ3本外すと、簡単に外れます。

 

さて、次はエバポレーター側のばらし。

吸い込み側からみると、 あたた・・・・・   当然の汚れですね。

 

今みたいにエアフィルターが空調ラインに組み込まれていない当時の?車は、皆こんな感じです。

時々スプレー注入式の洗浄剤を吹き込んで清掃しようとする方が居られますが、無理です、正直言って。

こんな状態が普通なのですから。

 

洗浄は、中性洗剤の液体が入った桶にしばらく漬けて、ブラシとコンプレッサーにて掃除します。

当たり前ですが、エアの出る側は綺麗 赤矢印はエアの流れる方向。

温度検出のサーミスターが付いています。

殻を割って、 配管を少し曲げてコアを取り出します。

一番良いのは配管のジョイントを全て外して取り出すのですが、 洗うときに水分入ると、後で良いことが無いので曲げてだします。

ユニット出ると、すぐに臭いを嗅ぎますが、 さっきも書いたようにタバコ臭が何より僕はダメでして、次が動物臭。

 

両方とも全くなく、ネコや犬の毛も無く、 使われ方は良かったようです。

一件酷そうに見えるコアも、ただの綿埃に泥や砂が付いただけなので すぐに落ちます。

 

 

で、外で洗浄。

たったと終わらせたかったので、写真は撮りませんでしたけど、 普通に洗って、 乾かしただだけ。

 

エバポレーターは、層をなした、冷却ユニットですが、 一番表だけにしかホコリが無いので、あっさり綺麗になります。

タバコの煙が入って内部を汚している場合は、ユニットが層をなしているだけに手の打ちようが無く、 嫌なら交換するしかありません。

 

下はエバポレーターを戻している写真。 右と下から来る配管パイプをジョイントしている真鍮製の物が

エキスパンションバルブ。

細い配管が、フロンの霧化を調整するサーモ用パイプで、温度センサーが付いていて、それがエバポレーターから出て帰る(低圧配管)道に取り付けられています。

 

まだ汚れているように、みえますが、ただの変色です。

気にしても アルミ製ですので変色が取れる物では無く、特に問題はありませんので、このままくみ上げます。

洗浄終わって内部のボトム部分もすっかり綺麗。

くみ上げ完了。

もう片方のユニットもくみ上げて行きます。 フィルターが綺麗です。

ダンパーも動きを確認してOK

で、完成となりました。

 

そろそろ、リキタンと、 コンプレッサー、 交換するOリング類を注文しないと・・・・

リキタン(レシーバー&ドライヤー)は、構造的に中古は無いので、 新品で、5000円くらい。

コンプレッサーはリビルトで3万5千円くらい。

その他フロン缶やコンプレッサーオイルなどが必要です。

 

おっとと、その前にフロンを友人の工場で抜いてもらわねばならないのを忘れていました。

倉庫で出番を待つエバポレーターユニット

 


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