アーバンライフの愉しみ

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一穂ミチ著「光のとこにいてね」

2023年12月20日 | 読書三昧

 

2022年第168回直木賞候補作。同年本屋大賞第3位。
文芸春秋社刊、462頁の大作。

二人の少女は思いがけない場所で出会い、お互いにかけがえのない存在であると思い始めるが、双方の母親の都合ですぐに離れ離れとなってしまう。

そして十数年後、再会したのは同じ高校の学友としてであった・・・。

候補作と言うことで読み始めたが、ウイキィを参照したら「著者はBL作家」とありビックリした次第。

ということで、やはりこの物語は小生には理解しがたい世界で、とんだ迷路に迷い込んだものだと思いつつ、それでも最後まで読んだ。

ただ、著者のモットーである他人を思いやる気持ちを大切にする、また、決して(他人を)否定しないという視点はとても大切だと思った。

 

 

 

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