脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

当たり前の事への感謝する心を忘れない。

2015年02月24日 09時48分48秒 | 日記
朝ドラ『マッサン』を楽しみに観ているのですが日本が戦争を始めた時代がドラマの中で演じられています。ドラマの中でのセリフで『贅沢は敵・・』という言葉が出てきました。当時の日本は全て【お国のため】で国民全体が洗脳されていたかも知れません。お国のために命を懸けて戦っている兵隊さんがいるのもあるでしょう。また貴重な食料や衣類で全国民が質素倹約に努めなければならない時代でもありました。そして平成の現代・・日本という国は豊になり衣食住ともに当時とは比べ物にならない程、物資が豊富になりました・・・が贅沢によって失われたものもあるような気がしてなりません。贅沢によって多くの人達の心に【すきま風】が吹いているのではないかな??当たり前になりすぎて【感謝する心】が薄らいでいるような気がします。衣類は流行もの、食べ物は、やれフレンチだイタリアンだと・・●●の店の××でなければいけないとか・・・私が子供の頃は母が作ってくれたカレーライス・・卵焼きがとても御馳走でした。夕方、遊んで家に帰ってみると、ほわ~ンとカレーの臭いがするだけで幸せを感じたものです。贅沢になると・・人は、どこか傲慢になったりしませんか?マッサンを観ているうちに贅沢は・・自分の心との闘いになるような気がします。当たり前のことに感謝出来る心・・当たり前な事って失って初めて、その大切さがわかるのでしょうね。私も健康な時には当たり前のように食べ、身体も動き車も運転していました。でも左半身麻痺になり身体も動かなく味覚も障害が出ておいしい食べ物の味も鈍くなり目も二重に見える複視障害・・・当然、車には乗れません。これを悔やんでも仕方ありません。当たり前に出来ていた時には何の感謝の念もなく・・でも今では少し身体が回復すると心から感謝し喜びになっています。有名店の贅沢な食事より母や奥様の手料理が、どれだけ御馳走なのか・・そこには【愛情】があります。そして母や奥様にしか出せない味があります。私は時々、幼い頃よく母が塩むすびをしてくれました。あの【おむすび】の味は結局、人生55年で母だけの味です。温かいご飯にサッと塩をまぶして握る・・たった、それだけでしたが本当に美味かったです。贅沢は敵・・過度な贅沢は自分自身の心を曇らせてしまうのでは?贅沢は何か頑張ったあとの御褒美が一番ではないでしょうか。
コメント
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