ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『2009年特別企画:無人島に15日。フォーンと行くならこの15本』

2009-12-29 20:16:12 | 映画
----2009年も、あと3日。
恒例の『無人島に行くなら~』
確か、昨年はお休みだったけど、
あらら、今回も少し違う感じだニャあ。
えっ、今回は『速報 シネマグランプリ』だって?
それってニャによ?
「うん。
これは、元『シティロード』の副編集長 “れがある”さんが主宰されているメルマガ。
その月に観たベストを、映画評論家や映画ライターの人たちが紹介しているんだ」

----それって少し前まであった『MovieWalker試写室ランキング』に似ているよね。
「おおっ。いいところに気づいたね。
あれは同じく“れがある”さんが始められた
『試写室だより 封切りはこれからだ!』を角川が引き継いだものなんだ。
その『MovieWalker試写室ランキング』も残念ながら終了。
でも、形を変えてでも続けていきたいという“れがある”さんの意志が
この『速報 シネマグランプリ』へと受け継がれたわけだ。
実はここに毎月、ぼくも執筆しているんだけど、
今回、“れがある”さんのご厚意で、
自分の分を、この『ラムの大通り』で再録、
ご紹介の運びとなったわけ」

----そうか。毎月のベストだったら、
この年間ベストに近くはなるよね。
「うん。
でも恒例の無人島企画、これも嬉しいことに評判いいし、
ふたつを織り交ぜながら、やってみようかと…。
かなり無茶な企画ではあるけどね」

----ふうむ。うまくいくのかニャあ

「さあ。どうだろう?
いきなり、変な出だしから始まっちゃうし…。


●1日目●『スラムドッグ$ミリオネア』

まずは大言壮語。「今年はこの一本があれば、とりあえず生きていける」―――。
かねてより、映画は夢を見せてくれるものであってほしいと願っている自分にとって、
これは最高のプレゼント。
あまりにも苛酷な主人公の人生に、
いったいどんなエンディングを迎えるのかとハラハラしたが、
脚本が『フル・モンティ』(1997)のサイモン・ボーフォイだけあって、
ここしかない最高の落としどころを見せてくれる。
そしてもう一つ。「それはネタバレじゃないか」とそしられようとも、
どうしてもダニー・ボイルに聞きたいことが…。
「監督、あれは『ジョアンナ』(1968)へのオマージュですよね?」


●2日目●『レイチェルの結婚』

姉の結婚祝いの席であるにも関わらず、
過去の過ちを詫びることで頭がいっぱいのキム。
他の人のスピーチには一切耳を傾けることなく、
少しでも早くマイクを手にしたくてうずうず落ち着かないその姿に、
観ているこちらもハラハラ。
『妹の恋人』(1993)を始めとする従来の心を病んだヒロインとは違い、
ジェニー・ルメットが描くこのキムは一種のモンスター。
「この子は、自分の病気が世界の中心だと思っているのよ!」とは姉レイチェル。
ここまで言われてしまうヒロインって? 
アン・ハサウェイ、よくぞこんな役を引き受けたものだ。


●3日目●『グラン・トリノ』

まるでジョン・ウェインのように差別で凝り固まった偏屈オヤジが、
西部劇のヒーローよろしく不正に立ち向かっていく。
そしてその先に待ち受けるのは……。
そう、これはマカロニウエスタン以降のイーストウッド、その映画人生の総決算。
だからって、間違ってもこれが彼の『ラスト・シューティスト』にはなりませんように。


●4日目●『鴨川ホルモー』

古(いにしえ)の京都は吉田神社で『レナウン娘』を裸踊り。
それだけでもこの映画は一見の価値あり。
しかしそれにしても栗山千明がまたまたスゴい。
マッシュルームカットに黒縁メガネ、顔がほとんど拝めない“凡ちゃん”ルック。
あれで『ゲロンチョリ』をやれるのは、
根っからの役者バカの彼女くらいのもの……。
あれっ、ここって作品を選ぶところだった(汗)。


●5日目●『チョコレート・ファイター』

製氷工場の中、怪鳥音をあげ悪者一味と徒手空拳で戦う---。
なるほど、これはブルース・リー『ドラゴン危機一発』へのオマージュか。
そういえば、あの映画はタイにロケを敢行していたっけ。
おやおや、こんどは生傷必至のハイジャンプ、ハイキック。
そうか、これがトニー・ジャーの師匠パンナー・リットグライ直伝リアル・アクション、リアル・ペインってヤツだ。
あれあれ、お次は『キル・ビル』青葉屋か?
でも、ユマ・サーマンなんて目じゃない。なにせこちらは二刀流。
え~い、仕上げは悪者まとめて屋上から。
ジャッキー・チェン垂直落下で決まりだ。
ふむ。これだったら大丈夫。もう、この映画はハリウッド(CG)リメイクの恐れなし。
そんなことしたらアクションの神様たちが怒りますって…。


●6日目
『チェイサー』(ナ・ホンジン監督版)

この映画を観ることは悪路で自転車を漕ぐことに似ている。
右のハンドルは元刑事ジュンホが犯人の尻尾をつかむこと。
左のハンドルはジュンホがヒロインを救出すること。
ナ・ホンジン監督がしつらえた勾配やぬかるみの中、
右が前に出たり、左が前に出たり…。
観ているぼくらは、少しでも早くその先を知ろうと、
悪路にハンドルを取られながらも心のペダルを踏み続ける。
いつしかその心臓は、自分の求める答がどこにあるかも分からぬまま、
ただ走り続けずにはいられないジュンホのそれと同調。早鐘を打ち始める。
それにしても韓国映画はどうしてこんなにもクライム・サスペンスがうまいのだろう。
『殺人の追憶』『オールド・ボーイ』、そしてこの『チェイサー』。
次々と現れる異能に嫉妬心さえ抱いてしまうほどだ。


●7日目●妻の貌

広島在住・82歳の川本昭人。
彼こそはアレクサンドル・アストリュックが提唱した
「カメラ=万年筆」を体現した数少ない映像作家とは言えまいか。
1958年の長男誕生を機に8ミリカメラの撮影を始めて半世紀。
彼はカメラを日常の一環として家族の肖像を撮り貯める。
その気の遠くなるほど莫大なショットの中から選りすぐって編集されたのが、
本作品『妻の貌』だ。
1997年、42歳の長男から歯の治療を受ける「妻の貌」に、
長男の中学合格発表を喜ぶ30年前の「妻の貌」をカットインする。
そんな<奇跡>を現出させうるのも、
川本監督が半世紀カメラを回し続けたゆえだ。
広島での被爆者である妻を撮りつつも、
そのテーマの重さに引きずられることなく、
いかにもアマチュアっぽい自らのナレーションや、
ユーモラスなしぐさのアメショーを前面に配置することで、
映画は独自の空気を醸しだす。
川本監督の妻は言う。
「あなたは私を素材にして…仕事の肥やしにしているだけ…」。
もしかしたら、きわめて自然に思えた彼女の立ち居振る舞いの中に多少は演技もあったのだろうか。
そして、猫の中でもとりわけひょうきんなアメショーを飼ったのも、
生活よりも映画製作上の理由からだったとしたら…。
観終わって、そんな不埒なことまでが心に浮かび、軽いめまいを覚えた。


●8日目●『私は猫ストーカー』

35年以上にもなるキャリアの中、
『砂の影』で初めて8ミリ撮影を体験した、たむらまさき。
その飽くことなきチャレンジ精神は、
俊英・鈴木卓爾と組むことで地上10センチの高さという新たなキャメラ・アイを獲得する――。
と、こう書けば「なんだ猫の目線か?」と言われておしまいになりそうなところだが、いやいやこれはその逆。
「猫を“観る”目線」。本作『私は猫ストーカー』の中、
ヒロインのハルは“猫に取り入るテクニック”の一つとして
“自分の目線は猫の目よりできるだけ低くすること”を実践。
同じく鈴木卓爾も原作に書かれたそのポジションを遵守する。
結果、たむらまさきは(外)猫の警戒を解き、
その息づかいさえ聞こえくるしなやかな映像を手中にできた。
そう、これは言わば羽仁進『教室の子供たち』の外猫バージョン。
小津安二郎、そして加藤泰。
もとよりローアングルは日本映画のお家芸であるが、
これが長編デビューとなる鈴木卓爾にもそのDNAが流れていると言ったら、
少々褒めすぎであろうか?


●9日目●『3時10分、決断のとき』

誇れるものが何もなかった男の真意が、恐れるものなど何もない男の心を動かす。
「分かった」。その瞬間、映画は密室での緊迫した心理劇から解き放たれ、
銃弾が飛び交う中での脱出劇へと様相を一変する。
この転調の醍醐味こそ映画の魅力だ。
このときとばかりに流れ出すマルコ・ベルトラミの主旋律。
それは、死と隣り合わせの激しいアクションの中、
ほんの数分前までは敵であったふたりを、あたかも長年の恋人であるかのように甘美に映し出す。
聞けば、これはエルマー・デイヴィス監督の『決断の3時10分』のリメイク。
そしてそれはジェームズ・マンゴールド監督が
10代の頃から強く抱き続けていた想いだったとか。
彼を酔わせた一本の西部劇は、長年の熟成ののち、
貴腐ワインのごとき逸品として今またこのぼくを酔わせる。


●10日目●『女の子ものがたり』

『祭りの準備』の楯男(江藤純)は
利広(原田芳雄)の「バンザイ!バンザイ!」の歓声に送られ、
閉塞感漂う海辺の町を旅立っていった。
だが、菜都美(大後寿々花)の離郷を後押ししたのは…。
そう、これは昭和のある時期を山と海に囲まれた田舎町で過ごした女の子たちの物語。
『問題のない私たち』で女子高生たちとそのイジメの構造を、
『子猫の涙』では昭和そのものを描くことに成功した森岡利行監督の筆致が、
格好の題材を得て冴えわたる。
清潔な白服お嬢さま軍団の誘いをはねのけ、
傷だらけ泥だらけのカラフルな青春を選びとる菜都美。
だが彼女もその仲間たちも、
いつかはみんながバラバラになることを知っている。
思えば、あの『がんばっていきまっしょい』の女の子たちにもその自覚はあった。
それにしても、いったい“女々しい”などという言葉は、
どこのだれが作りだしたのだろうか? 
女の子たちの『帰らざる日々』は切なくも強い。


●11日目●『パイレーツ・ロック』

フィリップ・シーモア・ホフマンVS.リス・エヴァンス。
米英“2大怪優”が空高く繰り広げる“マスト上の決闘”。
いずれがジャン・マリア・ヴォロンテで、いずれがリー・ヴァン・クリーフか? 
ガンマン対決ならぬパイレーツ対決を盛り上げる
エンニオ・モリコーネ(『夕陽のガンマン』)が時代の記憶を呼び覚ます。
映画の舞台は1966年。リチャード・レスターが2本のビートルズ映画に続いて
『ナック』でカンヌのパルム・ドールを受賞した直後。
一方、本作のリチャード、リチャード・カーティスはブリティッシュ・ロックを中心に50曲以上ものヒット曲を散りばめつつも、
ビートルズは一曲も使用していない。
権利の問題という大人の事情があったのか? 
いやいやこちらも一種の米英対決。
英連邦王国ニュージーランド生まれ、オックスフォードで学生生活を送ったカーティスのささやかな意地。
アメリカからイギリスに渡り60年代のスウィンギング・ロンドンを活写したレスターへの、これはアンサー・ムービーと見たい。


●12日目●『アバンチュールはパリで』

ここまで同性に嫌われるヒロインというのは、これまであまり観た記憶がない。
ふたりの女から「彼女はどケチ」と陰口を叩かれ、
ついには正面切って激怒させてしまうユジュン(パク・ウネ)。
だが、金なんてどうせ自分が出すものと思っている男ソンナム(キム・ヨンホ)にとっては、
そんなことはどうでもいいのだ。
それよりとにかく早くベッドへ。
目的を遂げるためにはなりふりかまわぬ哀れで悲しい男…。
がさつで図々しく、みっともないことこの上ない。
なのに、いや、だからこそこの映画はオモシロい。理性では抗えない女の魔力――。
これほど映画館の暗闇にふさわしいものはない。
ソンナム目線に徹した日記体の語り口も心地よく、
がっしりとした体躯ながらどこか頼りないキム・ヨンホに、
ヌーヴェル・ヴァーグの細身で華奢な男たちの姿を重ねてしまった。


●13日目●『エスター』

「この娘、どこかが変だ。」――巧い。直球勝負のキャッチコピー。
そう、この映画のキーワードはまさしく「変」。
この娘、どうしてこんなにピアノが上手いんだ? 
それにしてもこの娘、いくらなんでも医学の知識がありすぎはしないか? 
しかし、この娘のゾッとする色気はなんだ? 
エスターなる娘がスクリーンに初めて姿を見せたときから、
どんどん膨らんでいく胸の中の「変」なしこり。
それがほぐれたときの気持ちよさときたら…。
惜しむらくは、延々と続くハリウッド定番デス・バトル。
くどい。くどすぎる。ああ、これさえなければ。


●14日目●『イングロリアス・バスターズ』

『アラモ』と『荒野の一ドル銀貨』。
それぞれのサントラを一本の映画に投げ込むなんてマネは、
おそらくこのタランティーノにしかできない芸当だろう。
無茶と言えば無茶な話なのだが、
米伊問わず60年代の西部劇に血沸き肉踊らせた身としては、
それがまた琴線に触れるのだからしょうがない。
いや、西部劇ばかりではない。
同時期に同じくスクリーンを賑わせた(特殊部隊)戦争アクションをも取り混ぜながら、
最後はフィルムから俳優、映画館まで「映画」のありとあらゆる構成要素を使って、
ナチ幹部の殲滅という壮大なイリュージョンを繰り広げる。
うん。ほら話は大きければ大きいほどいい。


●15日目●『きみに微笑む雨』

アメリカ留学中に知り合った中国人女性メイ(カオ・ユアンユアン)と
10年ぶりの再会を果たした韓国人男性ドンハ(チョン・ウソン)。
英語で交わされる言葉のキャッチボール。
相手の微妙な表情の変化に、思いの丈を読みとろうと、ただでさえ大きいふたりの眼はさらに大きく見開かれる。
心をたぐり寄せようと焦るふたりの距離はなかなか縮まらず、高まる感情に、そぼ降る雨はいまにも蒸気を立てそうだ。
これだけでもう十分。美男美女による“愛の始まりと行方”をたっぷり堪能、のはずだった。だが……。
メイがドンハに見せる、ぎこちない笑み。そのワケを、ホ・ジノは一瞬の自転車のカットバックで見せきる。
なるほど、だから四川か…。その瞬間、10月のグランプリはこの映画に微笑んだ。」



----あらら。『鴨川ホルモー』だって(笑)。
ちょっと、これでいいの?

「確かに(笑)。
ということであわてて補足。
ここに入りきれなかった作品のお気に入りは、
『チェンジリング』
『フロスト×ニクソン』
『愛を読むひと』
『子供の情景』
『ザ・バンク 堕ちた巨像』
『九月に降る風』
『コネクテッド』
『あの日、欲望の大地で』
『スペル』

日本映画では
『20世紀少年<第2章>最後の希望』
『フィッシュストーリー』
『不灯港』
『色即ぜねれいしょん』

あたりかなあ。あとでこっそり付け加えるかも」


---分かった分かった、もういいよ(笑)

フォーンの一言「しかし、この15本って、ほんとにフォーンにもオモシロいのかニャあ」
身を乗り出す

※2009年の五つ星だ度
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54 コメント

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Unknown (なな)
2009-12-29 20:35:47
きゃー
「チェイサー」と「3時10分」が入ってる~
「チョコレートファイター」も!
「イングロリアス・バスターズ」と「コネクテッド」は
劇場で見逃したのでDVDを楽しみにしている作品です。
「グラン・トリノ」「チェンジリング」もよかったですね。
イーストウッド御大の才能をまざまざと見せつけられた年でもありました。

えいさん,今年1年お世話になりました!
来年もよろしくお願いいたします!
それでは,よいお年を。フォーンちゃんも。
返信する
こんばんは (ノラネコ)
2009-12-29 21:16:12
昔から不況のときは映画が良いといわれますが、今年はなかなか良い作品が揃いましたね。
結構見逃した作品も多いので、ソフト化も楽しみです。
来年もまたよろしくお願いします。
良いお年を。
返信する
祝!復活 (たいむ)
2009-12-30 11:03:22
えいさんの無人島企画を楽しみにしていましたw

まさか「鴨川ホルモー」が来るとは!
この作品は原作が凄く面白かったので、映画はみなかったのだけど、「栗山千明萌え~」なのですね(笑)
「女の子ものがたり」も意外な気がしましたけど、私も好きです。

「3時10分・・・」と「グラントリノ」は私も繰り返し見直したいです。
何故かセンターに立てない主役のベイルは今後も応援です!(笑)

また来年、先行するえいさんの記事を楽しみにしていますねw
返信する
Unknown (にゃんこ)
2009-12-30 11:16:25
企画復活うれしいです(笑)
今年もえいさんのご紹介でいろいろな作品鑑賞できました。
来年も面白かったおススメ作品のご紹介チェックさせていただきます。
猫のうたた寝ベスト10は来年発表になりそうです。(苦笑)
返信する
祝★復活! (mig)
2009-12-30 11:47:20
えいさん今年もお世話になりました!

わたしももう書いたのであとでupしますが
けっこうかぶってて嬉しい♪
イングロやスペルも!
チョコレートファイター観たんですよこの間。
面白かったです、すごい本気のアクションでしたね。
それでは、よいお年を、、、、!!

返信する
■ななさん (えい)
2009-12-30 21:50:59
こんばんは。

コメントありがとうございます。
今回、ななさんと同じ作品が多かったですよね。
趣味が近い人と出逢うと嬉しくなります。
来年もよろしくお願いいたします。
返信する
■ノラネコさん (えい)
2009-12-30 21:52:50
不況のときに、いい映画ですか…。
それは、製作サイドにも問題意識が強くなるからでしょうか?
ちょっと複雑な気もします。
でも、観る立場からすれば、
いい映画が多いに越したことはありません。
来年もよろしくお願いいたします。
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今年もお世話になりました (悠雅)
2009-12-30 22:04:27
大掃除は思いっきり手抜きして、映画のまとめだけはした、失格主婦なワタシ。
わたしのようなものでも、やっぱり年末にはこの記事を書いておかないと、
1年が終わる気がしないものですね。

また、来年もよろしくお願いします。
返信する
さすが・・ (しん)
2009-12-30 22:08:22
やはり沢山観ているだけに選ぶ作品も違いますね
自分は今年40本くらいしか観れなかったので面白みのないベストテンになってしまいました。

ところで、当ブログでは「映画ブロガーによる00年代(2000~2009)の映画ベストテン」という企画を立ち上げてみました。その記事へのリンクをこのコメントに付けております。
是非ともお越しいただき、この10年間のベスト映画をコメント欄に投稿していってください。
無名ブログの企画なのでどれだけエントリーが集まるか判りませんが、なにとぞ盛り上げをお願いいたします。もちろんご興味があればで結構でございます。
それでは、よいお年を
返信する
■たいむさん (えい)
2009-12-30 22:14:55
こんばんは。

「無人島企画」。
もう少し、意味のあるものにすべきだったと、反省しています。(汗)
『鴨川ホルモー』、入れるの迷ったんですが、
毎年、一本はこういう気楽なおバカ映画を入れているのでいいかと…。
数年前は、確か『ドッジボール』を入れてます。(笑)
日本映画って、なかなかこういう冒険をやらないので、
たまに出会うと嬉しくなり、つい過大評価してしまいます。

来年もよろしくお願いいたします。
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