※画像は映画のプレス。オモシロい作りなので携帯で撮影してご紹介。
-----あれっ、この映画、
最初は「大晦日」に喋ると言ってなかった?
「うん。最初はそのつもりだったんだけど、
これが予想以上にオモシロくって…。
第1章 『20世紀少年』にがっかりした分、
その罪滅ぼしの意味もあって
少しでも早く喋ろうと…」
----へぇ~っ。どう違うの?
「その前にちょっとインフォメーションを。
前作のタイトルは『20世紀少年<第1章>終わりの始まり』に変更。
さて、この映画、どこがそんなに変わっているかというと、
なんと<物語>まで変更してしまっていること。
それがどこかは、
これから観る人のために詳しくは言わないけども、
あのシーンがなかったり、このシーンがなかったり。
原作では“一応”のカッコ付きだったにせよ
明かされていた<ともだち>の正体についても
まったくと言っていいほど触れていない。」
----どうして、そんなことに?
前作は、あれほど原作に忠実だったのに。
確か、コマの構図だけでなく、
コマ運びまで漫画をマネしていた。
だからつまらなかったとまで言っていたよね。
「あらら、ヤバいヤバい。
企画・脚本の長崎尚志氏いわく、
2章では原作の10巻分くらいあることから、
漫画連載時に試行錯誤した構成の一パターンを、
映画版に展開したということらしい。
これが、見事に功を奏していて、
ぼくみたいな原作に熱を上げたものにとっては、
『もう観たよ』感はなくなり、
それでいてそのスピリッツが生かされているものだから、
漫画を読んだときの興奮が体中に甦ってきたわけだ。
長崎氏の言葉を借りれば、
『2章は原作以上にパラレルワールド』ということになる。
これは実に上手い脚色だと思う。
原作者による改変だから、
だれにも文句は付けられない」
----でも、ヨシツネとかがメインになるのは同じニャンでしょ?
「いや、以外なことにヨシツネ(香川照之)は
原作より一歩後ろに下がった感がある。
軸となるのはやはりカンナ(平愛梨)。
そしてオッチョ(豊川悦司)だね」
----ふうん。ヨシツネがカッコいいのに。
香川照之、かわいそうだ。
カンナ役の平愛梨も話題だよね。
原作にそっくりだって…」
「いや、そっくり度で言うなら
小泉響子の木南晴夏だろうね。
もう、細かい表情まで漫画からそのまま抜け出してきたみたい。
あとは石塚英彦のマルオ。
そして古田新太の春波夫。
このふたりのシーンは、もっと観ていたかった。
でもね、似ている似ていないの域を越えて
もっとも見応えあったのはユースケ・サンタマリアによるサダキヨ。
“ともだち博物館”での彼の演技は、
今回、カンナが聞くケンヂ(唐沢康明)の歌、
そして教会のステンドグラスを突き破って現れるオッチョとともに、
この映画の“泣ける”ハイライト」
----えっ、泣けるの?
「うん。元々原作は毎回、
“感涙シーン”をそのラストに用意していたからね。
あとは、小日向文代のヤマネ、そして小池栄子の高須かな。
高須のイメージは原作とはまったく逆だけど、
その裏返った声が
ドリームナビゲーターの『サンキュー』『よろこんで』と相まって、
不気味さを増幅させていた」
----そうか、“ともだちランド”も出てくるんだね。
「そうだよ。
あの“ボーナスステージ”もね。
今回は、未来社会を『ブレードランナー』風に構成。
原作にはない、“レーザーあやとり”まで出てくる。
しかし堤幸彦って、
最初からこういう構成を考えていたのかな。
だとすれば、前作で
『なぜ、原作のコマ割りどおり?』の批判が渦巻いたとき、
思わずニヤリとしただろうね。
『5ヶ月後をお楽しみに…』って…」
----でも、それってよっぽどの自信がないとできないよね。
えいだったら、すぐキレたり言い訳したりしそうだ。
「あらら……」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「カンナの出生の秘密も分かるんだよニャ」
※『スター・ウォーズ』で言えば『帝国の逆襲』にあたる度
お花屋さん ブーケ、アレンジメント、お正月のお花etc…
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-----あれっ、この映画、
最初は「大晦日」に喋ると言ってなかった?
「うん。最初はそのつもりだったんだけど、
これが予想以上にオモシロくって…。
第1章 『20世紀少年』にがっかりした分、
その罪滅ぼしの意味もあって
少しでも早く喋ろうと…」
----へぇ~っ。どう違うの?
「その前にちょっとインフォメーションを。
前作のタイトルは『20世紀少年<第1章>終わりの始まり』に変更。
さて、この映画、どこがそんなに変わっているかというと、
なんと<物語>まで変更してしまっていること。
それがどこかは、
これから観る人のために詳しくは言わないけども、
あのシーンがなかったり、このシーンがなかったり。
原作では“一応”のカッコ付きだったにせよ
明かされていた<ともだち>の正体についても
まったくと言っていいほど触れていない。」
----どうして、そんなことに?
前作は、あれほど原作に忠実だったのに。
確か、コマの構図だけでなく、
コマ運びまで漫画をマネしていた。
だからつまらなかったとまで言っていたよね。
「あらら、ヤバいヤバい。
企画・脚本の長崎尚志氏いわく、
2章では原作の10巻分くらいあることから、
漫画連載時に試行錯誤した構成の一パターンを、
映画版に展開したということらしい。
これが、見事に功を奏していて、
ぼくみたいな原作に熱を上げたものにとっては、
『もう観たよ』感はなくなり、
それでいてそのスピリッツが生かされているものだから、
漫画を読んだときの興奮が体中に甦ってきたわけだ。
長崎氏の言葉を借りれば、
『2章は原作以上にパラレルワールド』ということになる。
これは実に上手い脚色だと思う。
原作者による改変だから、
だれにも文句は付けられない」
----でも、ヨシツネとかがメインになるのは同じニャンでしょ?
「いや、以外なことにヨシツネ(香川照之)は
原作より一歩後ろに下がった感がある。
軸となるのはやはりカンナ(平愛梨)。
そしてオッチョ(豊川悦司)だね」
----ふうん。ヨシツネがカッコいいのに。
香川照之、かわいそうだ。
カンナ役の平愛梨も話題だよね。
原作にそっくりだって…」
「いや、そっくり度で言うなら
小泉響子の木南晴夏だろうね。
もう、細かい表情まで漫画からそのまま抜け出してきたみたい。
あとは石塚英彦のマルオ。
そして古田新太の春波夫。
このふたりのシーンは、もっと観ていたかった。
でもね、似ている似ていないの域を越えて
もっとも見応えあったのはユースケ・サンタマリアによるサダキヨ。
“ともだち博物館”での彼の演技は、
今回、カンナが聞くケンヂ(唐沢康明)の歌、
そして教会のステンドグラスを突き破って現れるオッチョとともに、
この映画の“泣ける”ハイライト」
----えっ、泣けるの?
「うん。元々原作は毎回、
“感涙シーン”をそのラストに用意していたからね。
あとは、小日向文代のヤマネ、そして小池栄子の高須かな。
高須のイメージは原作とはまったく逆だけど、
その裏返った声が
ドリームナビゲーターの『サンキュー』『よろこんで』と相まって、
不気味さを増幅させていた」
----そうか、“ともだちランド”も出てくるんだね。
「そうだよ。
あの“ボーナスステージ”もね。
今回は、未来社会を『ブレードランナー』風に構成。
原作にはない、“レーザーあやとり”まで出てくる。
しかし堤幸彦って、
最初からこういう構成を考えていたのかな。
だとすれば、前作で
『なぜ、原作のコマ割りどおり?』の批判が渦巻いたとき、
思わずニヤリとしただろうね。
『5ヶ月後をお楽しみに…』って…」
----でも、それってよっぽどの自信がないとできないよね。
えいだったら、すぐキレたり言い訳したりしそうだ。
「あらら……」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「カンナの出生の秘密も分かるんだよニャ」
※『スター・ウォーズ』で言えば『帝国の逆襲』にあたる度
お花屋さん ブーケ、アレンジメント、お正月のお花etc…
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2章がものすごく楽しみになりました。
コメントありがとうございます。
ぼくも原作の大ファンでした。
ただ、あのラストは分かりにくかったのも事実。
今回、ラストは変えてあるとききます。
もしかしたら、
拍子抜けするのではという危惧がないでもないですが、
来年の8月が早くも待ち遠しいです。
(映画になると聞いて途中でやめた)
2章を見たら、なんだか、えらく読みたくなりました。
1章はほとんど原作を知っていたので、エピソードがよくわかっていたので、原作忠実な作りが面白かったんです。
ただ、2章は途中まで原作読んでて、あとはぜんぜん知らないと言う中途半端さ加減がよくないのか、あっちもこっちも少しづつと言う気もしましたが・・・。
やっぱ、原作を読もうかなぁ??
映画は今回、原作から大幅に離れていきます。
というか、はしょっています。
でもおかげで分かりやすくなっている感じ。
いまから原作読まれると、
返ってこんがらがるかも…。
第2章、高評価ですね。
私は第1章で初めてこの作品に触れ、それから原作を一気に読破した口なので、結構1章もオモシロかったです。
小泉響子は、今回の主役と言ってもいいくらいでしたね。
サダキヨは、原作より不気味さと切なさがもうひとつ出し切れていないような感じがしました。
そうそう、確かに、原作と違和感のないキャスティングが多いなかで、小池栄子は原作のイメージよりはちょっと若すぎというかある意味ハツラツとしすぎ?というか、、、
小泉響子は、ほんとに原作のイメージとばっちりで良かったです。
映画の出来としてはワタシも第一章より今回の第二章の方が、ストーリーも佳境に近づいてきた分、格段におもしろかったと思いマス。
映画で時間の制約があるから仕方ないけど、オッチョの、脱出までの過酷さにもあきらめないシーンとか脱出するシーン、フォーンが言ってたヨシツネの場面をもっと詳しく描いてほしかったなあというのは正直ありますが。。。二時間半があっという間で、短く感じられました。
20巻以上あるけど、もう一回原作を読み返したくなりました^^
はい。前作が全く物足りなかっただけに、
よけいにうれしかったです。
小泉今日子じゃなかった、小泉響子は
今回のサプライズ。
ユースケサンタマリアは、
最初キャスティングを聞いた時には
えっ?と思ったのですが、
なかなか頑張っていた気がしました。
そう、この映画はあっという間でした。
小池栄子は、原作とは全く違うアプローチながら、
異常性をうまく出していました。
映画には、これもありかな。
実は、オッチョは平田満がいいなと、
ひそかに思っていたのでした。
原作とだいぶ違うようですね?
原作にも興味がわきました。
サダキヨのあのシーンは確かに~(T_T)
出演者たちは原作に本当に似てましたね。
今回観終わって私は謎だらけで???ですが
最終章が楽しみです。
驚くような展開になると良いなぁ~。
この『第2章』を観たことで
結末がまったく読めなくなりました。
それこそ、ともだちの正体も含めて
最後まで目が離せません。