明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



今回のモチーフは、私の中に在る人間のイメージ、種々相を創作するには最適であろう。写真資料を見ながら実在者を作るなどと、本来苦手なことを25年も続けてきたが、写真やパソコンなど嫌いで苦手だったことばかりやることになる、これはどういうことだったのか。これまで行き当たりバッタリ、と思って来た。そして何を言っているのか判らない寒山拾得に至った。しかし実はそれもこれも〝考えるな感じろ”の賜物であり、その挙げ句の寒山拾得なのだ、とようやく。 ブルース・リーの〝考えるな感じろ”は、そんなことはいわれなくても知っている、と思っていたが、その続きが〝月を見ず指を見るようなもの〜”と、続くことを知り、あろうことか、今週中にも、寒山拾得定番のモチーフである月を指差すところを作ることになっている。  これは至るべくして至った、と思うしかない。   



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )