キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

薔薇の香り

2024年05月15日 | Weblog
「痛快!憲法学」の表紙イラストの女の子3人の作者は江口寿史だった。
「少年ジャンプ」への連載を集英社の執筆室へ泊まり込んで書いていたというから、島地勝彦が表紙に使ったんだろうね。
ちなみに島地勝彦は「週刊プレイボーイ」の編集長もやっていたから、漫画への目配りもきちんとしてたんだろう。
彼の1989年の開高健との共著「水の上を歩く?」は面白いよ、今何処にあるのか分からないから紹介できないけど、すごく気に入って友人知人にあげようと10年くらい前に古書で2,3冊買ったはずなんだけどね。

今朝は次男と果樹園まで散歩に行きストレッチをやって、帰りに図書館に拠ってレッドガーラントのCDを借りて来た。
朝の果樹園というのは実に気分がいいもんだね、図書館御出口の薔薇も綺麗だったな。
赤い薔薇が香りが強く、この香りが薔薇の香りと長い間思っていたが、色々と香りを嗅ぎまくったらそれぞれかなり違う香なんだね。
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神経を如何に伸ばすか

2024年05月15日 | Weblog
ここのところ毎日2度のストレッチのお陰で軟弱だった足腰が多少良くなってきたが、どうも坐骨神経痛の前兆のようなものを感じていた。
というのも2年前の坐骨神経痛は歩き過ぎで尻の筋肉がパンパンに張り、それが神経を圧迫したことに拠り、いわゆる坐骨神経痛を発病した。
あまり筋肉が付き過ぎると、それは神経を圧迫して神経痛の原因になることが考えられるからで、最近太腿などの筋肉が大きく固くなってきていて困ったなと思っていた。
筋肉は柔らかくなくちゃいけない。
左足の坐骨神経が引っ張られているような感じがして、要はこれを上手く引っ張って伸ばせいいのだが、足を内側に入れるストレッチはかなりやっていたが、外側に伸ばすことが出来ていなかったことに気がついた。
やってみると突っ張って痛くて思うような角度まで曲がらないんだな。
教本通りにはできないから、自分流に出来る方法を一晩考えていて、今朝、あるいい方法を考え付いてやってみると中々具合がいいことが分かった。
といっても、最初曲げるときは脚がつるし痛いし大変だったんだよ、でも、やればよくなることが分かっているから激痛をこらえ、起床するまでにかなり曲がるようになった。

最近分かったことは、身体が硬いんじゃなくて、ある動きをするときに神経が引っ張られるか圧迫されて痛いんだな。
だから、神経を伸ばせば痛みを感じなくなり、身体は可動域までどこでも動くっていうことだ。
例えば、足は開脚できるようにできてるが痛いから出来ないんで、その痛みを感じる縮こまった神経を伸ばせば開脚できるってことなんだよね。

まあ、こういったわけで今神経を伸ばすにはどうすりゃいいのか研究をしている。
理論と現実は、「机上の理論」などと云われるようにイコールじゃないが、上手く行けば生活が全く変わるぞ。


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Onkyoのspeakerを聴いて思うこと

2024年05月15日 | Weblog
昨夜は零時頃に寝たはずだったが、1時過ぎに目が覚め、次には3時過ぎに目が覚めた。
もちろん二度寝三度寝を試み、最終的に5時前に目が覚めて坂本冬美を聴いて小室直樹を読んだが、割と大きな音でOnkyoのspeakerで聴いたら、まあ、この坂本冬美の「Songs」というアルバム6枚の録音の音質がいいこともあるが、ものすごくいい音でつい音楽に聴き入ってしまった。

部屋は南北に細長い12畳の広さの板の間で両サイドには天井まで本棚があり、スピーカーは北の窓の下に置いてある両袖の机の左右に設置してあるから、あまり好ましいい音響環境ではないのだと思う。
Onkyoのspeakerは3セット持っていて全部10㎝ウーハーなんだが、日本の家屋は6畳か8畳の部屋が一番多いから、Onkyoという会社はそれに合わせたスピーカーづくりをし、この小さなラッパに全精力を傾けたんだろう。
3セットの一番古いのは女友達から譲り受け、その音に魅せられ、Onkyoのspeakerを探した。
購入した2セットはOnkyoの最後の作品二つで、2016年か17年に発売されている。
その後スピーカーを作っていないから最後の作品で、敬意を表して中古品を探して買ったが、この2セットを奥の8畳と二階の書斎に置き最も多く聴いている。

日本の製造メーカーは欧米のメーカーに追い付け追い越せでやって来て、一度は世界一になったものも多く、このOnkyoのspeakerも小型機ではその繊細さにおいて、同一価格での比較では世界一になったのではないかと思う。
だが、多くのメーカーが製造コストを削減するために工場を中国などへ移転したために、技術者の流出と育成が出来なくなって後塵を拝するようになり、その座を他国のメーカーに奪われた。
日本の若い人たちのレベルが下がったわけでなく、技術を磨く環境が無くなっただけで、それは企業運営と国家運営において、コスト削減だけを考えて失敗した我々の世代の責任だ。
大学や企業の研究機関の充実も大切だが、製造メーカーの日本回帰を促し、そこへ若い人たちに来てもらって現場の技術を磨くことからやるべきだと思う。
実際問題として、工場を中国から引き揚げる会社も多くなってきている。
この円安はアメリカの思惑なのはわかるが、それを逆手に取って製造業の復権に使ったらいい。
世界で生き残るためには、時には二枚舌、少なくとも二枚腰が必要だ。
今朝、坂本冬美を聴きながら、こんなことを考えた。

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