キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

初夏の宵

2024年05月02日 | Weblog
「ティファニーで朝食を」を途中まで観て、妻の車に乗ってイナリヤトへ出かけた。
お客が何組かいて、途中で良く知ったお客が蛍だからやって来て、1時間以上イタリアのオレンジワインとチリのサンソーを飲みながら話した。

グラス2杯のワインはかなり身体を熱くしたが、平塚まで30分ほど歩いてBOで大西順子「Fragil」を引き取り、駅ビルで本の返却をしてジャズのアルバム3枚と園まりのアルバムを借りて、素直に帰って来た。
先日店内を観たばかりで、BOには新しい本は入っていなかった。

最近の僕にしては結構歩いたが、思いの外快調だった。
足の指の爪先を握って動かす運動をしていると、腿の筋肉が鍛えられるようで少し力を入れると吊ったようになるが、足先の動きってこの筋肉に支配されているのかな。

5時過ぎに帰って来て風呂に入って庭を眺めているがじつにいい初夏の宵だ。
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あの夏の輝きを再び

2024年05月02日 | Weblog
目の覚めるような初夏の青空で光が肌に痛い。
湘南の5月はこれでなくちゃ、連休から海のシーズンインじゃなきゃね。
40代の頃は毎日通勤前に浜に出てロッドを振っていて、魚っ気が無くて汗をかけばロッドを置いて海に入った。
今じゃすっかりジジイになり浜に行くまでが大変で、ロッドを振るどころじゃない。
この時期、江川商店下の土管前でソフトワームで底をさびけば、マゴチがガツンと来て首を振りながら抵抗したもので、複数釣れれば洗いにして酒を呑み、天婦羅にして辛口のカバを合わせ、もうこれは4☆店に行くよりよっぽど簡単に悦楽が得られ、しかも表向きのコストは廉かった。
実際にはロッド、リール、ライン、ルアーその他の装具に掛かる費用を考えたら4☆でカネを払った方がずっと廉い。

その内、シーズンによってはワカシが釣れ出し、鯵や鯖が掛かってね、ミニワームで底を探ればキスや平目やイシモチが掛かるから、疲れていようと眠かろうと朝5時前には海岸に立つことになる。
そうなると仕事が終われば一目散に家路を目指し、友人やガールフレンドにはそっぽを向かれ、それでも魚の誘惑には勝てないから、あいつの熱が冷めるまではほっとけということになる。

今年はひとつ老体に鞭打ってマゴチ釣りに出かけたいと思うが、気持ちだけ前に出て一向に身体が付いて行かない可能性が高い。
雨の日に備えて大量に揃えた「釣りの本」は、老後に備えたものだったのだろうか。


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胃腸の頑健さに呆れる

2024年05月02日 | Weblog
25時まで白酒とワインを飲み、つまみを食べていたので朝飯は喰えないのではと思ったが、全然そんなことはなく、シメジと豆腐とほうれん草と葱の味噌汁をたっぷりと造り、鰤のあら煮を焼き、胡瓜と玉葱と蟹擬きのマヨネーズサラダ、ワラビとシメジの佃煮、納豆、胡瓜の糠漬けで食べた。
どのおかずも炊き立ての白い飯に合い、喰えないどころか何時もより沢山いただいた。

昨夜から手持ちのアルバムを聴くのに飽き、AmazonMusicで柴田淳を聴いているが、癖のない清純そうな歌声が疲れた時にはいいようで、まあ、肉体的にそんなに疲れているわけじゃないが音楽を聴き疲れているのかもしれない。

今日は午前中妻が叉焼を焼き、昼は拉麺になるらしい。
最近はすっかりラーメンのスープを作るのに飽き、くず野菜で取った野菜ブイヨンに自家製大蒜醤油を足しているだけだ。
せめて麺を自分で打ったら美味いのだろうが、家に製麺機が昔からあるのに、うどんも蕎麦も拉麺もパスタも作らない。
母は良く蕎麦をこの製麺機を使って打っていた。

今日は平塚へ青山透子「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」を返却にいかなきゃいけない。
昨日が返却期限だったが、自転車のタイヤがパンクして気力が萎えた。
自転車が使えないから東海道線で行くことになる。

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仙山白酒および貴州茅台酒

2024年05月02日 | Weblog
昨夜、11時になったのでこれだ気起きていれば零時前に目を覚ますことが無いだろうと、ベッドで音楽を聴きながら本を手に取っていたら妻がやって来て、何か飲むものはないかと云った。
手には大刀洗の銘酒「三井の寿」を持っていたが、中身は40年物の仙山白酒を水で割ったもので、匂いを嗅いでみたらと言ったらまんざらでもなく、それを飲むつもりで台所へ下りて行った。
寝酒に酒を燗して呑むことが多いが、その酒を最近僕が呑まないものだから在庫が無く、酒庫を探して酒らしきものを見つけたということらしい。
可哀想になったので、ベッドを抜け出し台所へ下りたら、白酒を電子レンジで燗して吞み始めようとしていた。

この仙山白酒は1990年代に陶器入りのものを輸入したが、その強烈な臭いで思ったように売れず、仕方ないから5ケース位を買い取って家の倉庫に入れておいたのだが、何しろ匂いが凄くて積極的には飲めず、仙女の絵柄が綺麗な陶器だったので友人知人に配ったのだが、その後、誰からも美味かったとは言ってこなかった。

だが、水で割っていないものが台所の隅の焼酎のボトルに入れてあり、確か数年前に詰め替えたものだが、瓶に積もった埃を拭って飲んでみると、匂いが多少薄れて熟成感が出て美味かった。
確か原料はコーリャンとか粟で、北方の酒だから寒冷地で育つ穀類で作られている。
日本では九州などの暖かいところでは酒が腐るので蒸留して焼酎にして呑んでいるが、中国北部ではロシア同様身体を温めるために蒸留酒を飲んでいると思われる。
「貴州茅台酒」が白酒最高峰と云われて、角栄が中国訪問の折に盛んに乾杯とやったのがこの酒で、後の脳卒中の遠因ではないかと云われている。
今ではとびっきり高くなっているが、その酒質に迫っていると思われた。
30年以上前、「貴州茅台酒」は高かったが手が出ないほどではなく、美味いので良く飲んだ。
その頃の「貴州茅台酒」にまつわる友人知人の顔が浮かんだが、驚くべきことに皆さん冥界に入っていた。

妻は割水した燗の白酒が気に入らなかったらしく、1杯で止めていたので、僕が持っているサリエンテ赤を開けたらと云ったら、嬉しそうに2杯ほど飲んだ。
時間は25時になっていて、妻は二階に上がって寝たが、僕はグラスに注いだ白酒が残っていたので、それを飲んでから寝た。

一度5時半に目が覚めたが、二度寝を試み次に6時半に目が覚めた。


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