キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

10月も終わりだね

2023年10月31日 | Weblog
初めて観る映画だったのでプレシネを観た。
「YES」と何事にでも答えて新たな人生を目指そうというセミナーに出た、引き籠っていた銀行員が、何事にもとりあえずYesと答えていたら恋人が出来、昇進をしたりといいことずくめ、ところが飛行機の操縦を始め、イスラムの女性との出会い系に入ったりしたので、旅先でテロリストと間違われ掴まる。
恋人とも一緒に暮らそうと云われ、反射的にYesと答えたために嘘つきと云われ仲たがい。
最後はコメディだからハッピーエンドになるんだけどね。

その後PCで色々眺めたりしていたら、大磯図書館へ返す本の期限が今日だったので、自転車で国府分館へ行き、予約はしていなかったが、棚を眺め、初めてそこから「人間国宝という生き方」淡交社と「The Carnival in Rio」CDを借りた。

帰りにクリエイトに寄り焼酎を眺めては手に取り原料や製法などをチェックして芋焼酎の「薩摩一」を買った。
学生時代鹿児島の先輩のアパートで良く呑んだ「白波」が廉かったので、よっぽどそれにしようかなと思ったが、知らない蔵元で何となく丁寧に作ってる感じがし、未知の魅力でこれにした。

家に帰って来て、門の脇の檜の蝋燭の剪定をした。
3回目でどうにか出来上がった。

郵便受けを見たら平井宏冶「経済安全保障のジレンマ」育鵬社が入っていた。
昨日頼んだのに素早い対応でビニール袋に包んで封筒に入れ、それを紙袋に入れていて厳重な梱包で、しかも中古なのにほぼ新品だったので大いに感心した。
去年の9月の出版だが、平井宏冶の最新の書籍なので楽しみにしている。

「人間国宝という生き方」の版元は淡交社で、お茶の本をたくさん出していて、母が持っている本もここのが多い。
30人の人間国宝の解説を渡辺紀子が書いていて、カラーの作品写真がじつに綺麗で思わず借りたが、こういったタイプの本はおおむね高額で3,520円もする、9月に出たばかりで真っ新で何とも有難く得した気分だ。
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農業政策及び結婚の秘訣

2023年10月31日 | Weblog
「農業消滅」を頭のほうだけ読んで、これは優れた著者が書いたものだと思い、直ぐに他の著書を調べたら随分と多くの著書があり、比較的新しいもので借りられるものは全て予約した。
図書館にないもので重要と思われるものは、読んだ後で購入を決めることにする。

東大の教授って権威主義で詰まらないことに拘っていて面白くないし、僕でも間違っていることが分かるような事を書いてる人がいるので半信半疑で読みだしたが、正しいことが論理的に書かれていて、まっとうな方だなあと感じた。
私より3つ下なので同じ時代を生きて同じ問題意識を持っているなあと感じたが、もちろん彼我の能力を比ぶべくもないわけで、じっくりと読んでみようと思っている。

今日はなんだかどんよりとした天気で陰気だが、秋ってのはそういうものかもしれないし、そう毎日好天気で清々しくちゃ人間に陰影というものが身に付かないからアホになって仕舞う。
昼まで町内のことでやることがあり何となく過ごしてしまい、昼に妻が蕎麦を茹でると云うので大根の汁で喰いたいと要望したら、茸蕎麦と二種類作ってくれた。

市販の麺つゆに大根おろしのしぼり汁を加えて薄めたので喰ってみたが美味かった。
妻は暖かい茸蕎麦を美味そうに喰っていたが、彼女は何にせよ具が沢山ないと駄目なタイプだ。
僕のほうは単純なものが好みだから、よくぞ36年も一緒にいられたと不思議だが、その秘訣はなるべく顔を会わさないことだ。
昼飯はずっと一緒だが、晩飯は前半だけ一緒で後は僕が一人で吞んでいるので、一日1時間ほどしか一緒にいない。
そのほかの時間は彼女は2階の8畳の自室にいるし、僕は1回の8畳の奥の部屋にいる。
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国家百年の計

2023年10月31日 | Weblog
昨夜は冬瓜と玉葱と鶏のスープ、カマスの刺身、ヒジキ煮で、割り水した麦焼酎を燗して3合呑み、サリエンテの赤をおかきとチーズをつまみにして飲んだ。
8時半に二階に上がり少しだけ中森明菜の「My Eggs Benedict」を聴いて、何時もは2曲目に至らないうちに白河夜船となっていたが、数曲聞いたような気がする。
1時半に目が覚め、YouTubeで30分ほど番組を視聴して再び寝たら、4時過ぎに目が覚めたものの、そのまま6時前まで眠った。
大体夜中に目が覚めるときには夢を見ていて、昔の友達が出てきたりや好みの女性が出てきて色っぽい夢を見る。
晩に酒をかなり飲むのでどうしても夜中に小便を放出しないと朝までもたないので起きてしまうが、酒を止めたら通しで寝られるかもしれない。

起きるまでに時間が無かったが、昨夜眠るときに読み始めた鈴木宣弘「農業消滅」平凡社新書 2021を読んだ。
東大農学部を出て農林水産省に入り、大学教授をやっている人で農業経済学が専門のようだ。
日本は食の自給率がカロリーベースで38%と低いが、これは安全保障上でも大きな問題があり、グローバリズムによる世界での分業によって、基本穀物の生産が数か国に限定されてしまったことなどが影響していて、本気で食糧自給生産を考えなきゃいけないのだが、そういった自覚を持った国民も少ないし政治家も少ない。

平井宏冶は工業生産物においての安全保障の問題について警鐘を鳴らしているが、工業においても農業においても政治家がグローバリストの手先となってカネ儲けや地位の確保に走っていて、中々必要なものを自国で賄うといった方向に向かない。
政治家を批判するが、彼らは我々国民を反映しているわけで、戦後の教育が「今だけカネだけ自分だけ」に偏した結果であるから、これを変えるには長い時間がかかる。
それにしてもアメリカはGHQによって日本を変えるのに、実に長い時間をかけたが、そのくらいのスパンで物事を計画していたことにはチョイと敬服する。

俳句の世界が得意な日本に、このような長い計画をたててそれを地道に実行してゆくという胆力が無いような気がするがどうななんだろう。
人を育てるには国家百年の計だが、100年のグランドデザインをたてて、それを見据えて目の前のことを処理してゆくことなんだろうな。
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伊豆となるとやっぱり踊り子となる

2023年10月30日 | Weblog
来月、大学時代に属していた絵画同好会の面々と修善寺界隈を散策し北条一族の旧跡を訪ね、学生時代と同じように盛大に飲もうといった1泊2日の旅の予定があり、去年「鎌倉殿の13人」で多少馴染みになったものの、毎回観ていたわけでもなく、どちらかというと、どの女優が好みだとかといった観点で観ていたので、誰が誰やら分からず話の筋道が一向に掴めなかった。

そこで、YouTubeで下田生まれの渡辺惣樹と世界史の茂木誠が弥次喜多と相成り、伊豆を旅した番組が書籍となった、「オトナこだわりの歴史旅 伊豆半島篇」がビジネス社から5月に発売されていたので、平塚図書館から借り受けて読み始めた。
副題に「教科書に載らないあの人物、この事件!」となっていて、歴史家が真っ黒に紙面を埋めて書いたものとは違い、二人の遣り取りが面白いだろうと思ったが、やっぱり面白かった。

230ページのうち中伊豆に関する部分は80ページなので読んでしまったが、僕は伊豆好きで湯ヶ島の井上靖の「しろばんば」や川端康成の湯ヶ島で書いた「伊豆の踊子」に憧れ、湯ヶ島や天城トンネルを何度か訪ねた。
川端康成がこの小説を書いたバックグランドに、東大前のカフェの女給伊藤初代に惚れて、岐阜まで追いかけて結婚を迫り、ついに親の承諾があれば結婚しますと云われ、岩手の親元まで出向き承諾を得たが、初代本人から断られてしまう。
その理由は、ある事情でお寺の養女になったが、そこの住職に犯されたため。

旅芸人というのは芸を売りながら春も売るのが普通で、踊り子かおるは、まだ子供で兄貴が座長だったので、川端が合ったときはまだ穢れていなかったが、下田で別れ、その後はきっと穢れることになる。
初代に踊り子を重ねたというのが渡辺説で、修善寺で会って、天城トンネルの茶屋で再会し始めて言葉を交わし、その後下田街道の道行きがあり、下田の港での別れ。
伊藤初代との話は既に何かで読んでいたが、それを「伊豆の踊子」に重ねたのは卓見だなあと感心した。
ただし、川端はただ事実を書いただけと書き残している。
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「食の文化史」を読んで

2023年10月30日 | Weblog
一応専門の分野である食に関する本なので佐藤洋一郎「食の文化史」について記録をしておきたい。
農学部出身の方なので野菜果物についての知識は豊富だと思われるが、肉、まあこれも農学部には畜産課があるので多少知っていなきゃいけないんだけど、魚についての記述も多く、これは水産学部の担当だからそんなに詳しく無いはずなんだけど、和食と構えるとどうしても魚貝類に関しての知見も必要となる。

僕はたまたま海岸の近くに住んでいて子供のころから二宮の浜で揚がった魚を食べてきたし、40代になって忽然と釣りに嵌り、鱸、平目、マゴチ、キス、メゴチ、宗田鰹などを釣りあげて、如何にうまく喰おうかと研究したので多少の知識がある。

肉については、やはり丹沢大山が後ろにそびえていたので、小さい頃から山鯨を食しに大山の麓の料理屋へ連れていかれた。
成人してからは、岐阜の山奥で喰った鶯か何かの丸焼きの美味さに目覚め、ボルドーのメドックで撃った鴨とワインに舌鼓を打ち、千葉の友人と共に鴨を喰いに行き、親戚のオジサンが撃った鴨を頂き鍋にして食ったり、時にウサギのBBQに招待されたり、札幌で知り合った鉄砲撃ちのオジサンがエゾシカが獲れると何度も1匹分を送ってきてくれたりで、結構ジビエに親しんできた。

基本的に食い意地が張っているので、喰ったことのないものには大いに興味を抱き敬遠する頑なさはない。
お陰でこの本に書かれていたことは肯けることが多く楽しかった。

食に関することが広く取り上げられているので、これから和食あるいは食に関するお勉強をしようとする人にはうってつけだよ。
でも、こういったジェネリックな知見を披露しても学界の中では歯牙にもかけられないという、馬鹿げた風潮がある。
というより馬鹿な連中が多いってことだろうけど、専門馬鹿というのは唯我独尊になる傾向が強く、時に酷く間違ったところにいるので、広い見識によって是正してもらうことが有効なんだけどね・・・、馬鹿に付ける薬はない。

朝5時過ぎに読み終わって仕舞ったので、虚脱感で次の本を読むのに抵抗があり、1時間じっくりと中森明菜を聴いていた。
躁鬱病で復帰が出来ないとのうわさがあるが、去年復活の準備をしていたようなので、躁状態の時に横浜のホテルでこじんまりとディナーショーやってくれないかな。
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掠れた声の魅力

2023年10月30日 | Weblog
近頃は明菜に淫しているので、毎日聴いているが、何がいいかって云うと30代以降になって声が掠れるところがいいんだな。
安物の中華アンプは、要はICチップの性能が問題で、大きな箱に入れずに剥きだして売っているのは1,000円台のもあり、オーディオ業界が廃れた原因でもあるらしい、この音はクリアで痩せていて冷たいのが特徴のように思っているが、これでだと明菜の声がより掠れていいんだよ。

実際、彼女がどのような声で歌っているのかは分からないが、いずれにしろ音が調整され増幅されてCDに焼き付けられているんだから、それを自分好みに再生すりゃあいいわけで、高価なアンプだと音質を調整する機能がついているが、安物の中華アンプはそれぞれが固有の音質を持つから、幾つか買って好みのやつで聴けばいいわけだ。
そんなわけで中華アンプを5台持っているが、合計でも5万円位なのでマニアが1台に使う金額からも程遠い。
もし明菜の声をリアルに聴きたいなら、彼女に接近して落して、二人っきりになったところでアカペラで聴かなきゃいけないが難攻不落、ほぼ実現不可能。
しかもすでに彼女も58歳、ディナーショウでもやってくれれば、傍に来た時にマイクを通さない声を聞くチャンスがあるんだがなあ。
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ウーハーの差を楽しむ

2023年10月30日 | Weblog
昨日は午後平塚へ行き、駅ビルの図書館の出先機関で借りていた本、CD、ビデオを返却して、本とCDを借りた。
左足の具合が良く無いので駅の往復でやけに疲れたので、娘の店までの散歩は止めて直ぐに帰って来た。
二宮駅からの帰りがけに庭先に柿が置いてある家から3個いただき、知人の家の柿の木から2個捥いできたのを食べたが共に美味かった。
秋も深まったね。
庭の剪定をする気もせずに、借りて来たCDなどを聴き、風呂に入ってゆっくりとした。

晩飯は鰯団子、昼に作って庭に吊るして置いた鯵の干物を焼き、大量に残っていた薩摩芋と南瓜煮を温め、蠣と小松菜にチーズをトッピングしたのをオーブンで焼いたのを肴に麦焼酎の燗を三合ほど呑み、あられ、チーズなどで燗酒を一合呑んだ。
年を取って来てスッキリした飲み口の酒が良くなったのかなあ、割水した焼酎の燗が美味い。

8時半異は2階に上がり中森明菜のCDをかけたが2曲目を聴かず眠っていた。
夜中に起きてYouTubeをサーフィンしたが大した動画が上がっておらず30分ほどで寝た。
4時半に起きて1時間ほどで「和食の文化史」を読了したが、どうも三度寝ていたようで、目が覚めたら6時50分で慌てて起きた。
これが9時頃寝て4時過ぎに目が覚めるようになったらいいんだがなあ。

塩鯖、茄子のオイル焼、小松菜と豆腐とシメジの豆腐などで朝飯を食べた。

ここ数日Onkyoのspeakerをお休みして、Panasonicのspeakerに安物の中華アンプ(クリアだが痩せた音になる)を繋いで聴いているが、ウーハー(スピーカーについているデカい方のラッパ)の径が1インチほどデカいので繊細さは劣るが大らかさがあり、これはこれでいいもんだなあと楽しんでいる。
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ヤッパリ人間寝ることだ

2023年10月29日 | Weblog
ここのところ早く寝ているが、昨夜もウルメ鰯の団子、メ鰺の刺身、薩摩芋と南瓜煮、炒り銀杏、おかきなどを肴に麦焼酎の燗を呑んでから、無花果、柿、チーズトーストなどを肴にサリエンテ赤を飲んで素早く2階に上がり、横になって中森明菜のCDを掛けたが、2曲目を聴かないうちに眠っていた。
なぜこんなに寝つきがいいんだろう。

2時に目が覚めてYouTubeで情報を仕入れたが、あまり新たな展開は無く小一時間で寝た。
次に目が覚めたのが4時半で、「和食の文化史」を読んだが、農産物だけでなく水産物の解説もしていて、考えてみりゃあ和食って魚と野菜のコンビネーションだからね。
川が多いから淡水魚も豊富だし、水稲栽培が始まってからは魚を田圃に入れていたからより密接な関係があったし、四方を海に囲まれていて湿地帯も多かったから、浅瀬に住む魚貝類や河口に集まる魚は獲りやすく随分食べて来たと思う。
日本海から瀬戸内海を通って大阪に来る航路が開発される前には、河村瑞賢が出羽の天領の米を、最上川で酒田へ運び、それを敦賀まで船で運び、琵琶湖を通って桑名へ出て、再び船で江戸に運んでいたようだが、この経路は知らなかったなあ。

6時半に起きて、ムツ煮、うるめ団子、茄子のオリーブ焼(昨日久し振りに神保さんんという農家が出したので2袋購入した、晩秋の茄子はとろける)、茄子とシメジの味噌汁で朝飯を食べた。

気がついてみると、昨日庭木の剪定の祭に痛かった左脚や背中のだるさもなく軽快で、やっぱり十分な睡眠が疲労や痛みを軽減させているのだろうか。
夏の間は夜は4時間睡眠で昼寝をしていたが、一気に7時間寝ちゃった方がいいような気がするな。
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剪定で汗をかいたから晩酌が美味いはずだ

2023年10月28日 | Weblog
昼飯はスパゲティでクリームソースに玉葱とベーコンが入っていて、サラダは春菊とリンゴだった。
アールグレイを飲み無花果とフルーツケーキと卵ボーロを食べた。
パスタのトマト味には飽きているので割とよかったが、クリームより塩味がいいなあ。

8畳で中森明菜を聴いたが、アルバムを何となく買い足しているうちに25枚21.4時間になっていて、そりゃあこれだけあれば飽きないわけだ、でも聴くのは偏っているけどね。
読書のほうも日向ぼっこと居眠りしながらだったけど「和食の文化史」を結構読んだ。
和食全体に書いてあるので知っていることも多いが、へーえと思うところもあり、雑煮の澄まし汁角餅、同丸餅、味噌汁角餅、同丸餅などの分布図なんて面白かったな。

午前中、ベッドのパッド、シーツ、布団カバーの洗濯を妻に頼んでおいたが、そいつを取り込んでくれと云われ二階の物干し台に上がった。
その後、裏の人が長い梯子を貸してくれたので、門脇の檜の蝋燭の剪定を始めた。
やってみると身体が駄目になっているのがハッキリわかり、足と膝が痛いし、バランス感覚が鈍くなっていてこの2年ですっかり老いた。
それでも痛みをこらえて何とか剪定をしたが、もう高いところは無理だなあ。

これから風呂に入り、晩酌を始めることにする。
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食から観た日本

2023年10月28日 | Weblog
「ドキュメンタリー72時間」は歌舞伎町の24時間営業の美容院だった。
メインの客がホストで、歌舞伎町には8,000人から10,000人いるらしく激戦だね。
客は確かにホストが多く、キャバクラ嬢だった人やソープ嬢もいたり、AV男優もいた。
あまり好みの場所柄じゃないが、多分元ホストで今はホストクラブを3軒持っている若い人が、ホストは真っすぐで謙虚そして負けず嫌いの人が成功するって云ってたが、他の社会で成功する人と同じなのが可笑しかった。
漫画家イエナガは、渋谷についてだったが、今の渋谷はあまり好みじゃないね。
クリエイターが多くて、その交流から新たなことが生まれる場を目指しているらしいが、何だか疲れるね。
どうも前が海後ろが山で育った人間には歌舞伎町も渋谷も馴染まない。

零時にベッドに入り音楽を聴いていたが、寝たみたいで、1時過ぎに目が覚めてライトを消して寝た。
次に起きたのが4時半で、佐藤洋一郎の「和食の文化史」を読み始めた。
僕の行った千葉大学は園芸学部だったが、他の大学は農学部で、研究していることは同じなので、中尾佐助や佐々木高明など昔学んだ人の名前が出てきて同じ匂いを感じた。

僕は1年間SMで果実部にいたが、その後はハワイでチョコレート製造やワインの仕入れ、パパイヤやパッションフルーツの取り扱いなどをし、ブランデーとウイスキーをやり、その後ワインに特化し、農産加工品に関わってきたが栽培の実務には関わらなかった。
果樹研究室で柑橘の研究をしたが、葡萄に替わっても土壌や病理や栽培についての知識があったのでメーカーと話をするのが面白かった。

佐藤洋一郎という名前を意識したことは無かったが、この方は稲について研究を重ねて来たらしく、過去の著書を調べてみると、そこから派生して広く目配りをしてかなり多くの本を書いている。
長い間グルメ本ばかりに目が行って、目が届かなかったことを反省している。

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