夜中に「悪の民主主義」を読了した。
あんまり面白いんで最後の数ページを大事にとっておいたが、この後、読まなきゃいけない本が目白押しでね。
「ネオコンの論理」を読みだしたが、2003年の本で、その頃の状況はこんな風だったんだなあと懐かしいような手遅れのような感じがした。
覇権国家というのは必ず衰退するけど、このころすでにその兆候があったにしろ最後の輝きを放っていた。
他の国を大きく引き離した軍事力を保有していたから、問題解決は軍事力に頼れば済んだ。
ある意味、物を考える必要もなく、外交交渉といった分野では大いに後退したということだ。
張りぼてのソ連が崩壊して、本来欧州が一極を形成しなきゃいけなかったが、軍事費に費やすコストを経済に回したために、相対的に軍事力は顕著に弱体、かつてアフリカやアジアで振るっていた力による支配を放棄したばかりではなく、欧州圏内のもめ事を力で納めることも出来なくなった。
で、アメリカだが、石油にリンクさせドルを基軸通貨にしてぼろ儲けをやって来たが、フセインやカダフィはこのドル体制に揺さぶりをかけたので殺された。
その後、プーチンと習近平が揺さぶりをかけていて、仮にドルが基軸通貨の地位を引きずり降ろされたら、アメリカは明日にも破綻だから大慌てで対応しているが、イラクやリビアのようなわけにはいかない、何故なら両国とも核を持っているから力による脅しも実行も功を奏さない。
日本の親米保守の方々は、アメリカが未来永劫望月のままと思っているが、覇権国家は必ず衰退する、しかもその兆候はさらに顕著に表れているのに、その日の準備をしなくていいのかね。
7時前に起きて朝飯の準備をした。
すごく小さい茄子を10個と甘長唐辛子ととんがりピーマン2個をオイル焼にした。
味噌汁は豆腐と茗荷で赤出汁仕立て、糠漬けは胡瓜と茄子、それと1㎏の鯖の干物の片身三分の一、これが美味い。
非常に健康的な朝めしだが、量がいけない、一向に体重が減らない。
昨日、JAの帰りに後ろから顔見知りの女性が車で寄ってきて、”最近痩せたでしょ”と、とっても心地よいことを言ってくれた。
ただし、この女性とは久し振りに会ったので、3か月前と比べてのお話なんだな、確かにその頃と比べると5㎏ほど痩せた。
JA湘南では茄子、胡瓜、花束2把、無花果を買った。
昼飯は味噌煮込みうどんだった。
これがいよいよ美味く感じる季節に入ったってことだ。
無花果と茹で落花生と茹で栗を食べた。
ブラジルの「セントラル・ステイション」という映画を観た。
すごくいい映画だった。
こういうのなら毎日映画を観る価値がある。
都会ではラフで大雑把で犯罪が多発しているが、地方には純粋で心優しい人間が住んでいて、日本とは感性が随分違うなあと思いながら、心惹かれた。
早めに大磯方面へ散歩に行き、風呂に入ってのんびりと音楽を聴いていた。
同じ部屋のソファーの上にマルが蹲っていたが、調子悪そうだ。
晩飯は6時からで、ショゴの刺身、じゃが芋と葱とアンチョビのグラタン、茹で落花生、茹で栗、無花果などを食べて、オールフリーを飲んだ。
7時半に娘がスオウの白を持ってくるので、それまで音楽を聴いていた。
ピスタチオのつまみ付きで、冷やしたワインを持ってきてくれたので、さっそく飲んだが、懐かしいスオウのソーヴィニョンの風味が心地よかった。
アスパラガスとかキャベツとか云われるグリーンな風味がこの品種の特徴だが、ドライなところが良かった。
昔、醸造技術が拙かったころは、この風味が出ずに、猫のしょんべんと云われた。
たんぱく質が香味が発現するのを妨害するので、たんぱく質分解酵素を使用することが多い。
グラタンを温め、チーズを数種類出して飲んだ、サリエンテの赤も開けてグラス1杯だけ飲んだ。
いよいよ熟成が進み良くなってきている、低価格で大量に取って倉庫で寝ているのが心配らしいが、何せスクリューキャップだから10年間の熟成は難なくするだろう。
枯れたこのワインはどんなに良いだろうと思うだけで、ニタニタしちゃうんだけどね。
イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます
あんまり面白いんで最後の数ページを大事にとっておいたが、この後、読まなきゃいけない本が目白押しでね。
「ネオコンの論理」を読みだしたが、2003年の本で、その頃の状況はこんな風だったんだなあと懐かしいような手遅れのような感じがした。
覇権国家というのは必ず衰退するけど、このころすでにその兆候があったにしろ最後の輝きを放っていた。
他の国を大きく引き離した軍事力を保有していたから、問題解決は軍事力に頼れば済んだ。
ある意味、物を考える必要もなく、外交交渉といった分野では大いに後退したということだ。
張りぼてのソ連が崩壊して、本来欧州が一極を形成しなきゃいけなかったが、軍事費に費やすコストを経済に回したために、相対的に軍事力は顕著に弱体、かつてアフリカやアジアで振るっていた力による支配を放棄したばかりではなく、欧州圏内のもめ事を力で納めることも出来なくなった。
で、アメリカだが、石油にリンクさせドルを基軸通貨にしてぼろ儲けをやって来たが、フセインやカダフィはこのドル体制に揺さぶりをかけたので殺された。
その後、プーチンと習近平が揺さぶりをかけていて、仮にドルが基軸通貨の地位を引きずり降ろされたら、アメリカは明日にも破綻だから大慌てで対応しているが、イラクやリビアのようなわけにはいかない、何故なら両国とも核を持っているから力による脅しも実行も功を奏さない。
日本の親米保守の方々は、アメリカが未来永劫望月のままと思っているが、覇権国家は必ず衰退する、しかもその兆候はさらに顕著に表れているのに、その日の準備をしなくていいのかね。
7時前に起きて朝飯の準備をした。
すごく小さい茄子を10個と甘長唐辛子ととんがりピーマン2個をオイル焼にした。
味噌汁は豆腐と茗荷で赤出汁仕立て、糠漬けは胡瓜と茄子、それと1㎏の鯖の干物の片身三分の一、これが美味い。
非常に健康的な朝めしだが、量がいけない、一向に体重が減らない。
昨日、JAの帰りに後ろから顔見知りの女性が車で寄ってきて、”最近痩せたでしょ”と、とっても心地よいことを言ってくれた。
ただし、この女性とは久し振りに会ったので、3か月前と比べてのお話なんだな、確かにその頃と比べると5㎏ほど痩せた。
JA湘南では茄子、胡瓜、花束2把、無花果を買った。
昼飯は味噌煮込みうどんだった。
これがいよいよ美味く感じる季節に入ったってことだ。
無花果と茹で落花生と茹で栗を食べた。
ブラジルの「セントラル・ステイション」という映画を観た。
すごくいい映画だった。
こういうのなら毎日映画を観る価値がある。
都会ではラフで大雑把で犯罪が多発しているが、地方には純粋で心優しい人間が住んでいて、日本とは感性が随分違うなあと思いながら、心惹かれた。
早めに大磯方面へ散歩に行き、風呂に入ってのんびりと音楽を聴いていた。
同じ部屋のソファーの上にマルが蹲っていたが、調子悪そうだ。
晩飯は6時からで、ショゴの刺身、じゃが芋と葱とアンチョビのグラタン、茹で落花生、茹で栗、無花果などを食べて、オールフリーを飲んだ。
7時半に娘がスオウの白を持ってくるので、それまで音楽を聴いていた。
ピスタチオのつまみ付きで、冷やしたワインを持ってきてくれたので、さっそく飲んだが、懐かしいスオウのソーヴィニョンの風味が心地よかった。
アスパラガスとかキャベツとか云われるグリーンな風味がこの品種の特徴だが、ドライなところが良かった。
昔、醸造技術が拙かったころは、この風味が出ずに、猫のしょんべんと云われた。
たんぱく質が香味が発現するのを妨害するので、たんぱく質分解酵素を使用することが多い。
グラタンを温め、チーズを数種類出して飲んだ、サリエンテの赤も開けてグラス1杯だけ飲んだ。
いよいよ熟成が進み良くなってきている、低価格で大量に取って倉庫で寝ているのが心配らしいが、何せスクリューキャップだから10年間の熟成は難なくするだろう。
枯れたこのワインはどんなに良いだろうと思うだけで、ニタニタしちゃうんだけどね。
イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます