4月下旬はいい天気が続き、百花繚乱春爛漫の感が強く、大昔はガールフレンドと躑躅や藤が咲き誇った小田原城の周りを歩いたもので、こういった天気になると当時を思い出す。
人生においても春爛漫だった頃で、将来に対する夢や希望に満ちていた。
この年になってみると、もう先が余りないことが実感され、新たなことを起こして遂行する気力やアイディアが無くなる。
実に詰まらない、だが、信頼され敬愛される人格であれば、後を継ぐ人がいるはずで、結果を観ることはできないがスタートが切れる。
JA湘南へ行ったらシャッターが閉まっていて、今日が旗日であることを知った。
取って返して日章旗の掲揚を行った。
岩田温のYouTubeを観ていたら、彼若いのに最も印象に残っている天皇が昭和天皇だと云うんで、根っからの保守主義者なんだなあと感心したが、番組の中で天皇陛下万歳を三唱していた。
掌の方向を観たら内側だったので万歳のやり方を知っているなと思った。
最近は過激に島田雅彦、大江健三郎などを批判しているが、僕も昔はファッション左翼だったので、大江健三郎は愛読した。
だが、ある時からイデオロギーではなく、この人、幼稚で器量が小さいなと感じ読むのを辞めてしまった。
いわゆるリベラル左派の人たちって同じような傾向があり、人間的魅力が乏しいなあと感じている。
昼飯はロースカツ、チキンカツ、玉葱フライと大根と卵の味噌汁、庭のリーフレタスを大量に食べた。
午後、平塚へ行きCDを引き取り、歩いてコマスタジオに行こうかと思ったが、思いのほか疲れていて休むことにした。
奥の8畳で床に横になり音楽を聴きながら池辺良を読んだ。
この本1996年刊だから作者比較的晩年の作で、オヤジの話が出てくると面白いのだが、流石にオヤジ亡くなってから時間が経ったのとタネが出尽くしたのかほんの僅かしか登場せず、代わりに女性器に関するお話が多かった。
中隊長だったので部下が多く、慕われていたので、江戸っ子の軽薄さからその部下の娘や孫娘の縁談や奇行の改善を頼まれることが多く、男をして欲情せしむタイプではないが、実に多様なエロ話が展開されている。
昨日届いたスピーカーは、夜、中森明菜の「Ballade」をかなり大きな音で聴いたら、そこにこのスピーカーの本領があり、実に素晴らしかった。
15年前のKenwoodのミニコンポのスピーカーと掌サイズの4,000円の中華アンプとの組み合わせが思いのほか凄くて驚いたが、20年前のオンキョーのアンプと7年前のスピーカーがこれほどまでの音を出すのかと畏れ入った。
30年前から日本経済は停滞期に入っていて、ハイエンドのモノを作ることが出来なくなっていたが、廉価でかなりの品質のものが技術者によって作られていたんだなあと、彼らの地道な仕事ぶりを顕彰したいくらいだ。
今回購入したスピーカーの元値は知らないが、中古品を16,000円で購入した。
一応、「非常に良い」というカテゴリーだったが、それでも多くの出店者は中古品故傷や使用感があると書いてあるが、この出店者は無駄なことは書いておらず、まだ十分使って頂けると書いてあったのが気に入りこれに決めた。
送られてきた段ボールは製品の5倍くらいあり、デカくてみすぼらしかった。
ほとんど空気を送ってきたが、その中にプチプチでぐるぐる巻きにされたスピーカーが入っていた。
2階のベッドでプチプチを取り除いたら傷一つないスピーカーが出てきたので、この出展者の誠実さと商品に対する愛情を感じ胸を打たれた。
アンプは女友達からもらったものだが、今の日本あるいは時代ってとにかくあまりカネを使わず、結構いいものが手に入るんだなあ。
バブル期の高揚感が無い今の若い人たちが可哀想だと思ってきたが、結構充実した時間を過ごしているのかもしれないと思った。
思えば、20年近く前に初めて会社の部下にBOOKOFFを教えられて、こんなに安くいい本が手に入るのかと愕然としたが、同じことなんだろうなあ。
晩飯に鰺の刺身でティーチャーズの水割りを飲みだしたが2杯でやめ、ディエゴのジンにレモンを絞り3杯のみ、シャトー・ボーロンを3杯飲んで寝たのが1時だった。
2日目にしてこのスピーカーの良さが分かり、それにすっかり嵌っていた。
イナリヤト食文研のワインとビールはこちらからご覧になれます
人生においても春爛漫だった頃で、将来に対する夢や希望に満ちていた。
この年になってみると、もう先が余りないことが実感され、新たなことを起こして遂行する気力やアイディアが無くなる。
実に詰まらない、だが、信頼され敬愛される人格であれば、後を継ぐ人がいるはずで、結果を観ることはできないがスタートが切れる。
JA湘南へ行ったらシャッターが閉まっていて、今日が旗日であることを知った。
取って返して日章旗の掲揚を行った。
岩田温のYouTubeを観ていたら、彼若いのに最も印象に残っている天皇が昭和天皇だと云うんで、根っからの保守主義者なんだなあと感心したが、番組の中で天皇陛下万歳を三唱していた。
掌の方向を観たら内側だったので万歳のやり方を知っているなと思った。
最近は過激に島田雅彦、大江健三郎などを批判しているが、僕も昔はファッション左翼だったので、大江健三郎は愛読した。
だが、ある時からイデオロギーではなく、この人、幼稚で器量が小さいなと感じ読むのを辞めてしまった。
いわゆるリベラル左派の人たちって同じような傾向があり、人間的魅力が乏しいなあと感じている。
昼飯はロースカツ、チキンカツ、玉葱フライと大根と卵の味噌汁、庭のリーフレタスを大量に食べた。
午後、平塚へ行きCDを引き取り、歩いてコマスタジオに行こうかと思ったが、思いのほか疲れていて休むことにした。
奥の8畳で床に横になり音楽を聴きながら池辺良を読んだ。
この本1996年刊だから作者比較的晩年の作で、オヤジの話が出てくると面白いのだが、流石にオヤジ亡くなってから時間が経ったのとタネが出尽くしたのかほんの僅かしか登場せず、代わりに女性器に関するお話が多かった。
中隊長だったので部下が多く、慕われていたので、江戸っ子の軽薄さからその部下の娘や孫娘の縁談や奇行の改善を頼まれることが多く、男をして欲情せしむタイプではないが、実に多様なエロ話が展開されている。
昨日届いたスピーカーは、夜、中森明菜の「Ballade」をかなり大きな音で聴いたら、そこにこのスピーカーの本領があり、実に素晴らしかった。
15年前のKenwoodのミニコンポのスピーカーと掌サイズの4,000円の中華アンプとの組み合わせが思いのほか凄くて驚いたが、20年前のオンキョーのアンプと7年前のスピーカーがこれほどまでの音を出すのかと畏れ入った。
30年前から日本経済は停滞期に入っていて、ハイエンドのモノを作ることが出来なくなっていたが、廉価でかなりの品質のものが技術者によって作られていたんだなあと、彼らの地道な仕事ぶりを顕彰したいくらいだ。
今回購入したスピーカーの元値は知らないが、中古品を16,000円で購入した。
一応、「非常に良い」というカテゴリーだったが、それでも多くの出店者は中古品故傷や使用感があると書いてあるが、この出店者は無駄なことは書いておらず、まだ十分使って頂けると書いてあったのが気に入りこれに決めた。
送られてきた段ボールは製品の5倍くらいあり、デカくてみすぼらしかった。
ほとんど空気を送ってきたが、その中にプチプチでぐるぐる巻きにされたスピーカーが入っていた。
2階のベッドでプチプチを取り除いたら傷一つないスピーカーが出てきたので、この出展者の誠実さと商品に対する愛情を感じ胸を打たれた。
アンプは女友達からもらったものだが、今の日本あるいは時代ってとにかくあまりカネを使わず、結構いいものが手に入るんだなあ。
バブル期の高揚感が無い今の若い人たちが可哀想だと思ってきたが、結構充実した時間を過ごしているのかもしれないと思った。
思えば、20年近く前に初めて会社の部下にBOOKOFFを教えられて、こんなに安くいい本が手に入るのかと愕然としたが、同じことなんだろうなあ。
晩飯に鰺の刺身でティーチャーズの水割りを飲みだしたが2杯でやめ、ディエゴのジンにレモンを絞り3杯のみ、シャトー・ボーロンを3杯飲んで寝たのが1時だった。
2日目にしてこのスピーカーの良さが分かり、それにすっかり嵌っていた。
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