キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

まことの花

2022年02月28日 | Weblog
昨日は疲れていたのか零時過ぎには眠っていた。
「経済学原論」を読み切ろうと思っていたのにページを開く前に白河夜船だった。
目が覚めたら2時過ぎで、少し寝ただけで目が覚めたらしい、もう一度寝て起きても3時半だったので、仕方がないからYouTubeを視聴した。
6時前に起きて風呂に入り、カレーを温めて、白菜の漬物を出し、キャベツサラダと福神漬けで朝飯にした。
カレーというのは作ってから数日後が美味い、多分野菜や肉のエキスがスープに出てきて旨味や甘味が強くなるのだろうけど、柔らかな甘みが何とも言えずによかった。

お茶をもって2階へ上がり、真梨邑ケイを聴いた。
AVで観る身体や中出しの姿も色っぽくていいが、若いころの歌も素敵だ。
カネで裸になった訳ではなく、ジャズが流行らなくなることを察知して、映画で濡れ場をやり、その延長線上にAVがあったらしいが、若くて魅力的な頃は服を着て歌っているだけで人を魅了できたが、少し衰えると裸になって見せなけりゃダメで、50になったらセックスをしているところを見せなきゃりゃ人を魅了できなくなり、それじゃあ70になったら一体何をすればいいんだろうね。
真梨邑ケイは世阿弥の「風姿花伝」とは違った生き方なんだけど、昨夜、太田裕美66歳の「木綿のハンカチーフ」を聴いて、随分落ちたなあと思ったが、八神純子63歳の「水色の雨」は凄く良かった。
八神本人の弁に拠れば、声は年とともに進化する(声が低くなって音域が狭くなり声量が減るとは言わなかった)けど、昔と同じように歌うような技術を身につけたとのことで、これってまことの花か?
八神純子は好きじゃなかったけど、注目に値するね。

昨日、机が悪くてぐらつきワイン2本が落下して割れたので、妻が家にあるしっかりした机を持って行きたいと僕の部屋にやってきた。
母がアイロンや書き物に使っていた廊下にある長い机を、車に積んでみたら、助手席にまで出っ張るがどうにか載った。

大した仕事じゃないけど、一仕事した感じがして珈琲を淹れて2階に上がってきて、引き続き真梨邑ケイを聴いた。
酷くスタンダードな6曲、素敵なあなた、枯葉、ザ・マン・アイ・ラブ、Stardust、The Boy from Ipanema、Sentimental Journeyで、20分で聴き終わり、何度も聴いているうちにすっかり覚えた。
ジャズの世界ではカヴァーが普通のことで、いかに自分らしく歌うかにかかっていて、ある意味それがジャズの本質のような気がするが、皆さんスタンダードはレパートリーに必ず入っている。
それで曲に馴染みがあるんだけど、題名と曲が一致しなかった。
9時半過ぎに図書館へ行きCDを引き取ってきた。

10時半に息子が車で妻と祇園塚まで行き、僕は運動と途中で何か必要になったときに機動力がいるので、自転車で行くことにした。
11時前に祇園塚の倉庫に着いて、古本を机に並べたが、パラソルを妻がワインの日除けのために立てたので、本に日が当たり、布を被せて日よけにした。
、本がまるっきり見えず、一日やって2冊しか売れなかった。
やっぱり商品を見せないことには商いは始まらないよね。
ワインも全然売れなくて、一日やって3本という情けなさ、昨日が好調だっただけに、ショックが大きかった。
まあそれでも、ポッカポカの日向で、前を行き交う車をぼんやり眺めながらの半眼半覚醒状態は、何とも気持ちのいいもので、極楽ここに極まれりって感じだった。
昼は鰯と粕漬のサバを七輪で焼いて、マサで買った来たポテトサラダと根菜類の煮物に白菜漬け、即製の味噌汁で、炊き立てのご飯を食べた。
今日はおこげを作らないように炊いてみたが、炊きあがり直前まで強火で水分を飛ばしたほうが美味いね。
4時からは生のソーセージとカンパーニュを焼いて、試飲用の白ワインを4種類飲んだ。

5時に息子が車で迎えに来たので、撤収した荷物を積み込んで、妻は息子と帰り、僕は自転車で帰った。
祇園塚古本ワイン市はこうして終わったが、前回までは寒さ対策が必要だったが、今回は日が強くなりだして、ワインが温かくなってしまい、本にも日が当たるので、来月以降はその対策を考えないといけない。

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3月祇園塚古書ワイン市

2022年02月27日 | Weblog
今朝、昨日に続き3時に目が覚めた。
昨日はそのまま読書をしたが、今日は祇園塚古本ワイン市があるので、二度寝することにしたら上手く眠れ、5時半に目が覚めた。
ウクライナの状況を知りたくてYouTubeをザッピングしたが、正確な情報はなかった。
昨日の朝観たベトナムのTVニュースが、平穏だと現地のベトナム人のインタヴューを伝えていたが、結構それが真相を伝えてるのかもしれないと感じた。
軍事施設への攻撃を行っているとのことだが、空からの攻撃ならばともかく、地上から侵攻するには、すでに内部に特殊工作員がいなけりゃできないから、この計画はずいぶん前からのものだったのだろう。
バイデンは息子がウクライナの利権に深くかかわっているから、経済制裁をやるぞと大声を張り上げているくらいしか出来ないだろう。
プーチンはそれを分かっていたんだろうけど、ここまでやるとはね。

6時半に風呂に入って、朝飯を作った。
昨日の昼に妻が作ったキャベツと油揚げの味噌汁に蕗の薹を散らした。
肴は鯖の粕漬を焼き、白菜漬けと、豆腐と蛸入りの練り物煮を食べた。

9時前に図書館へ行きCDを3枚引き取り、その後にJA湘南へ出かけ、菜花、春菊、大根を買った。
西友に寄り、試飲に必要な紙皿を買った。

10時半に妻と二人で自転車で出かけたが、妻は自転車に乗るのが数十年ぶりとのことで、遅いのなんのって、前から車や人が来ると降りてしまうから、歩いているほうが早いくらいだった。

11時に無事開店したら、すぐに本のお客が来て4冊330円で買ってくれたが、500円くれた。
全開のご婦人も安すぎると同じように多めにくれたが、この辺の人は物事が良く分かってるね。
12時までに2人お客が来てワインが売れた。
お昼はソーセージ、鴨、牛タンを七輪で焼いて、カンパーニュ、バケット、ロールパンをトーストして、珈琲とキャベツサラダで食べた。
昨夜、上野食堂でやっていたメニューで、2分で出来る優れもの、人参と玉葱を塩もみして、キャベツを0.8㎜に切り、オリーブオイルと酢でドレッシングを作り、砂糖とともに、人参玉ねぎキャベツと混ぜるだけ。
シェフがたいめいけんに1年いたというから、あそこのコールスローの進化形なんだろうね。

午後は宮世話人の知人が偶然来てくれたり、結構いろいろな方が見えて、いい売り上げが作れた。
ただし、いい机がなかったので、販売台がゆらゆら揺れてワインが2本落下して破損した。

5時間際に一組お客が来て、撤収をして帰ってきたら6時前だった。
二宮と国府分館で借りたCD6枚を取り込みながら聴いた。

7時前に台所に降りたら一人でカレーを食べてしまっていて、母の居間に移動してTVを観だした。
どうもカレーを食べる気にはなれなかったので、キャベツサラダにボロニアソーセージ、豆腐と練り物の煮物にほうれん草を入れて煮て、烏賊のゲソを温め、「菊正宗」を燗して呑んだ。
落花生や豆菓子で二本目の燗酒を呑んで、グラッパ、ティーチャーズを飲みながら、寅さんを観て、9時からは歌えるJ‐POPを観たが、最後に大黒摩季が出てきて凄く嬉しかった。
音程が正確なのでバックコーラスに回ると凄くいい、贅沢だよね。

テイチクのジャズのアンソロジーの2枚に真梨邑ケイの曲が6曲あった。
美人だったけど50になってAV女優になったのは驚いたが、綺麗な身体で色っぽい。
これが理由でアルバムが入手しにくいのかな。
阿川泰子がポチャッとした美人なら、真梨邑ケイはスラっとした美人だった。

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祇園塚古書ワイン市の準備をした

2022年02月26日 | Weblog
昨日は3時に起きたので眠たかった。
5時に風呂に入って朝飯を食ったので、いつもより2時間早く活動を始めたが、何時もの活動開始の時間になっても何だかぼーっとしていた。

シメジと舞茸と豆腐の味噌汁、塩鮭、白菜漬け、風呂吹き大根、烏賊入りの練り物を食べた。
コーヒーを淹れて飲んだら少しシャッキりとした。
天気が良かったので軽快にJA湘南へ出かけた。
金曜日なのに野菜がやけに少なかった、ほうれん草、菜花、蕗の薹を買った。
図書館は今日はやっていて、阿川泰子を3枚借りた。

昼まで薬師丸ひろ子を聴きながら「経済学原論」を読んだ。
昼は清水肉屋で妻が揚げ物を買ってきたので、メンチカツ、蟹クリームコロッケ、カレーコロッケとキャベツの味噌汁で昼を食べた。

プレシネは「Winchester 73」1950年の西部劇で、ジェームス・スチュワートが親父を背中から撃って殺した兄を殺す物語で、量産の中で千本に1本出る出来のいいウインチェスターと金髪の歌手が絡んだ展開だった。
大藪春彦に「ウインチェスターM75」という小説があったが、何か関係があるのか。

娘の旦那が来てイナリヤトの決算について話し合った。
やっぱり儲かってなかった。
4時前に、明日の「祇園塚古書ワイン市」に必要なものを車に積んで妻と一緒に出かけた。
先ずマサに寄り魚を見たが、米神で揚がったスルメイカが良かっただけで、他にいい魚がなかった。

国府分館で上原ひろみ、ケイコ・リー、大野えりを借りた。
上原は1979年生まれの42歳、今が盛りだ、浜松出身なのでヤマハのピアノを使っている。
ケイコ・リーは在日韓国人なので、コアなファンが多く、20年以上毎年のようにアルバムを出していて、ハスキーな声が魅力的。
大野えりのアルバムは中々なく、ここにも1枚しかないが有難い。
倉庫に古本と七輪その他を下して帰ってきた。

早々に借りてきたCDを聴いて遊んでいたら、あっという間に時間が経って、妻に晩飯だと呼ばれた。
烏賊の刺身にげそ焼き、風呂吹き大根、練り物と豆腐の煮たもの、菜花のお浸し、ほうれん草で酒にうってつけの肴だったので、「菊正宗」2合徳利で燗をして2本呑んだ。
酒を呑んでいると、息子がカンパーニュとバケットを買ってきたので、チーズを載せてストーブで焼き、ソーセージを載せてつまみにしてプリオラートを飲んだ。

金曜日はTVを観る日で、武田鉄矢の昭和は輝いていたで、宮川彬良がヒット曲を分析するのを視聴したが、面白かった。
ドキュメンタリー72時間は博多の閉園する遊園地の3日間をやっていたが、皆さん思い入れがあって、大切にされていたんだなあ、昔の浅草の花屋敷を思い出した。
TVを観ながら、ピーナッツや柿の種などで泡盛、グラッパを飲んだ。
コニャックを飲みたいと思って在庫をチェックしたら、全部合わせて10本しかなく、飲むのを止めたが、イナリヤトで儲けてフランスに仕入れに行かなきいけない、身を入れてやらないと。

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本日と明日、大磯国府バーミヤンの北側で11:00~17:00「祇園塚古本ワイン市」をやってます。
思いのほか古書が売れるので驚いてますが、日本で一番安いんじゃないかな。







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戦争と平和は長い

2022年02月25日 | Weblog
昨日の夜からずっと中森明菜を聴いている。
2007年に25周年記念として出された「艶歌」「Ballade Best」「歌姫 Best」の3枚、42歳の時の歌唱で、若いころより声が太くなって掠れていて、大人の女の艶がある。

5時から音楽を聴きながら「経済学原論」を読み、6時半に風呂に入った。
昨日湯船のお湯が水だったので、今日は入る前に手を入れて温度を確かめた。
最近、口髭を剃るのが面倒くさかったので伸ばしていたが、飲み食いするときに当たるので綺麗に剃った。
無精髭程度で伸ばしているのがいい。
20代の頃までは髭が薄く、時々しか剃らなかったが、年を取るにしたがって、頭髪が薄くなるのに髭は濃くなったので、ちょび髭より多少見てくれのいい口髭になっていたが、機能的じゃないね。

朝飯は、シメジと舞茸と豆腐の味噌汁、鯖の粕漬、白菜漬け、烏賊煮、風呂吹き大根。
雨戸は次男が開けてくれたので、マルのトイレの掃除をして、お茶をもって二階に上がり、再び中森明菜を聴いた。
最近、ちあきなおみと中森明菜を聴くことが多いね。

9時半に何時ものように自転車でJA湘南へ行く。
一昨日から野菜が増えた、多分少し暖かくなって野菜が成長するのだろう。
大根、白菜、葱、菜花、ブロッコリー、蕗の薹、春菊、椎茸、ほうれん草、蕪、里芋、柑橘類と豊富だ。
白菜と菜花を買った。
昨日、妻が豚バラとのミルフィーユに白菜を少し使ってしまったので、三度最後の漬物になるかもしれないと思い買って、家に帰ってすぐに6つに割いて日に干した。
図書館は何故か休みだった。

10時半にお茶をもって2階に上がり、中原めいこをかけて、小室直樹の「経済学原論」を読んだ。
いよいよ波及効果についてだ。
無限等比数列の和を求める公式の証明があったが、見事なもんだった。
高校時代から数学はどうもいけなくて、大学受験は0点を取らない対策しかしなかったくらいだから、こういうの見ると鮮やかでチョット感動しちゃう。

昼は昨日買った烏賊が2杯残っていたので、海老、蕗の薹、かき揚げを加えた天婦羅蕎麦になった。
凄い量があったが子供達がいたのでほとんど無くなった。
蕎麦が嫌いな妻は天丼を食べていた。

プレシネは長尺で3時間半の「 War and Peace」だった。
いかにも長くて観るの止めようかと思ったが、最初を観たら、当時のロシアの上流階級の風俗が魅力的で最後まで見てしまった。
オードリー・ヘプバーンは美人じゃないのに主役を張る女優なんだなあと思い、ヘンリー・フォンダは目が魅力的だなあと思った。

終わったのが4時半だったので、自転車を飛ばして国府分館へ行った。
ここは本館より早く5時に閉館になるので、チョット慌てた。
山中千尋、中本マリを借りた。
若手ジャズピアニストと認識していた山中も、1974年生まれだから今年48歳になる。
ピアニストとしても脂が乗り切った時期なんだろうけど、コロナで演奏活動が制約されて大変だな。
中本は1947年生まれだから、今年75歳だけど、今もライブを積極的にやっているけど、歌うことが楽しいだろうなあ。

6時半に晩飯になり、環八の刺身、菜花のお浸し、トーストに魚系のパテみたいのとミニトマトとコリアンダーを載せたオープンサンドのようなものが出来ていた。
パンは先月の「祇園塚古本ワイン市」で思いがけず好評だった、道パンの柔らかいロールパンのようなものを買ってきたので、それを使っていたが、こういったの固いパンでやらないとぐちゃぐちゃになってダメなのに、またもや何かのレシピを見て作ったらしい。
レシピなんてろくなものがないから、自分の頭で考えてやればいいのにねえ。
刺身には「菊正宗」を燗して呑んだが、サンドイッチとトーストとチーズにはギリシャの白ワインとプリオラートの赤を合わせて飲んだ。
そして最後には乾きもので泡盛を飲んだ。

山本五十六の番組を観てたんだけど、詰まらないので2階に上がって、ベッドに横になったら、そのまま眠ってしまい、1時過ぎに目が覚めたが二度寝をして3時に目が覚めた。
日野美歌を聴きながら「経済学原論」を読んだ。
いよいよ面白くなってきたが、5時に起きて風呂に入り、朝飯を作って食べた。
シメジと舞茸と豆腐の味噌汁、塩鮭、白菜漬け、風呂吹き大根、蛸入りの練り物。

2階に上がり、まだ若くて魅力的だったころの大西順子のアルバムを聴く。

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経済学原論

2022年02月24日 | Weblog
5時に目が覚めたので「経済学原論」を読んだ。
バブルについての説明をオランダのチューリップでやっているが、これ別の著書でも読んだような気がする。
この話は有名なので、他の著者で読んだのかもしれないが、小室はこの話を敷衍して日本のバブルを説明したが、見事なものだった。
非常にすっきりとして、6時半に起きて風呂に入った。
昨夜、誰も入らなかったと見えて、浴槽に入ったら冷たくて参った。
お湯を半分抜いて、シャワーと追い炊きを全開にしてどうにか生温かくして入れるようにし、10分間温まっていた。

長く入っていたので台所は良く温まっていて、ストーブのお湯もガンガン沸いていた。
味噌汁は昨日の残りがあり、食い物を捨てることができないために、不味いのが分かっていたが温めて食べた。
鰤が味噌に漬かっていたので焼いて、白菜の漬物を出して、納豆を作って食べた。
やっぱり朝飯は作りたての味噌汁と炊きたてのご飯が揃わないと美味くない。

今日は旗日なんだけど一体何の日なんだろう?こんなところに休みがあるんですっかり3月と勘違いしていたんだけど、調べたら天皇誕生日だってさ。
とりあえずJA湘南が休みなので、自転車にCD8枚と本を1冊積んで、二宮の図書館へ行き、木住野佳子を3枚借りたが、ジャケットの若いころの写真がひどく綺麗なんで吃驚した。

そのまま国府分館へ行き、阿川泰子4枚と金子晴美を借りた。
阿川泰子の若いころのジャケットの写真も吃驚するぐらい綺麗で、やっぱり歌姫は歌+美貌だなあ。

マサに寄って小田原のスルメイカを買った。
昼前に妻が帰ってきたが、やっぱりスルメイカを買ったとのことで、6杯のスルメイカが我が家にはある。
帰りに大磯落語茶屋に寄って珈琲を飲みながら、山を眺めた、この山は秋葉山の東に連なる山で、北には石神台が繋がっている。
山に名前もあるんだろうが知らない。
途中で直ちゃんがビーフシチューを作ったからと持ってきてくれた、さっぱりして味わいがあり、好みのタイプだった。
カレーもさらっとしたタイプで評判がいいとのことだ。
これなら蕎麦じゃなくてビストロにしてワイン売ったらいいんじゃないのかと話した。
ばかうけさんがやってきて、連休に大磯のお寺で落語をやるという、普段は川崎でやっているグループで、タヒチアンダンス、オカリナ、漫才、落語など素人芸だけど、木戸銭1,500円で30人限定で開催予定、バカうけさんが出るんじゃ一も二もなく申し込んだ。

昼、妻は鍋焼きうどんにすると言う、諄いからやだと言って,とりあえず出汁を取っておいてもらうことにした。
お揚げに蒲鉾、三つ葉と青葱を載せて食べたが美味かった。

プレシネはスティルバーグの映画で面白くなかった。
午前中に図書館を回ったので、散歩は次男と一緒に梅沢のほうへ行った。

家に帰ると烏賊が煮てあり、「菊正宗」をストーブで燗して呑み始めたのが5時過ぎだった。
うるめ鰯と鱧の練り物も焼いた。
その内烏賊3杯分のてんこ盛りの刺身と里芋と一緒に似たのが出てきた。
さすがに烏賊の刺身は食い終わらないだろうと思ったが、妻と息子たちでほとんど平らげたのには驚いた。
妻はプリオラートの赤を開けて飲んでいたのに、烏賊の刺身とはねえ。
まあ、白菜と豚バラのミルフィーユにしたのを鍋で蒸し煮にしたのがあったけど。
妻に遅れてプリオラートの赤をチーズスナックとチーズサンドビスケットで飲んでみたが、典型的なプリオラートで、果実の濃縮と樽の風味の味わいだった。
妻は美味いと言って飲んでいたが、このスタイルが好きなんだなあ。
その後乾きもので泡盛を飲んだ。
TVで観るべきものもなかったので、7時過ぎに、グラスに泡盛を次いで2階に上がり、中森明菜を聴きながら「経済学原論」を読んだ。
有効需要の原理を繰り返し解説しているが、これが経済学の基本中の基本なわけで、Y=C+Iが深く理解できれば後は些末なことかもしれない。

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小室直樹を読む

2022年02月23日 | Weblog
昨夜読書に疲れて山口百恵を聴いた。
一世を風靡した女性だけあって未だに色あせない魅力がある。
阿久悠が企画した「スタ誕」の出身だが、彼は最後まで楽曲には関わらなかった。
前半は千家和也と都倉俊一、後半は主に阿木曜子と宇崎竜童が楽曲を担当した。
前半では「冬の色」、後半では「横須賀ストーリー」が好きだが、よく考えられたコンセプトと詞だと思う。

今朝は5時に目が覚めて「天皇の原理」を読んだ。
ユダヤ教が終わったら、今度はキリスト教で、天皇にたどり着くには未だ紙数を要しそうだ。
キリスト教の最も大切な教理は「予定調和」だが、儒教と仏教の影響が大きい日本人で理解している人は少ない。

6時過ぎに起きて風呂に入った。
長く湯船に浸かっていたので出てからもポッカポカで暖かだったが、後から起きてきた次男は寒いと震えていた。
風呂の効果たるや絶大だ。
ほうれん草の卵炒めを作ると言ったら、次男が朝飯を食べると言う、ほうれん草一把と玉子を3個使って多めに作った。
シメジと舞茸と豆腐の味噌汁に蕗の薹を刻んで散らした。
既製品の焼売を温めて、白菜の漬物を出して食べた。

雨戸をあけて、マルのトイレの掃除をして、お茶をもって二階に上がり、久しぶりに南沙織を聴いた。
去年、デヴュー50周年だったけど、何もなかったなあ、ご本人もう声が出ないと言ってたらしいが、姿だけでも見たかった。

あまり時間がなかったが「天皇の原理」を引き続き読んだ。
「予定調和」が終わり、いよいよ日本教に入るのだろうか。

9時半にJA湘南へ自転車で行き、大根、白菜、菜花、新じゃがを買った。
大根は地元の農家のものが再び出てきた、白菜も2個だけあったので買った。
新じゃがは小さいけどもう出てくるんだなあ、初夏のものだと思っていたんだけどね。
図書館へ寄って、小泉今日子、木住野佳子と鈴木重子、土岐麻子のCDを借りた。

昼は海老がいっぱい入ったトマト味のスパゲティだった。
アールグレイを淹れて飲んだ。

午後も引き続き「天皇の原理」を読み、読了した。
浅見絅斎についてもう少し詳しく書いてあるのかと思ったら、割とあっさりしていてちょっと残念だった。
他の著書で詳しく書いてあるはずなのだが、それが何なのかわからない、野にいたから多くの著書を出さないと食っていけないわけで、どうしても凝縮された著書が書けないからね、全部に目を通さないと全容が見えてこない。
数年前に「イスラム教原論」と「宗教原論」を読んだので、趣向を変えて「経済学原論」を読み始めたが、まだゾーンに入らない。

4時過ぎに西友へ買い物がてら散歩に出た。
酒が無くなったので「菊正宗」のパックを買った。
歩いて持って帰るには一升瓶は厄介でね、紙パックだと割れる心配もないし、何より軽い。
カタクチイワシの干したのと、鱧の練り物を買って肴にした。
ストーブの上で燗をしながら焼いては吞んでいると乙なもんだよ。
新じゃが芋もアルミホイルで包んで焼いてバターで食べたが美味かった。

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湘南ガールは付き合いやすい

2022年02月22日 | Weblog
今朝は5時過ぎに目が覚めて、本を読んだ。
昨日風呂に入らなかったことを思い出して、6時半に風呂に入ってゆっくりと湯船に浸かって温まった。
豆腐と三つ葉の赤だし、煮鰯焼き、もつ煮、白菜の漬物で朝飯にした。

昨夜、台所の椅子が壊れてしまい寄りかかるとバックドロップになっちゃうので、瞬間接着剤で外れた部分を補強したが直るかなあ。
いつも椅子に寄りかかってTVを観たり、ストーブに近寄ったりしていたので、そりゃあ椅子も大変で、継ぎ手のところが抜けたり砕けたりしてぶらぶらしていた。

9時半に出かけようとしたら、今日は信金が集金に来ると妻に言われ、慌てて母の居間を片付けた。
母の書類は昨日整理したが、机周りと椅子周りがどうにもごちゃごちゃで、とりあえず片付けてあとはJA湘南から帰ってからすることにした。
JA湘南は今日は何となく野菜が多く、ブロッコリーと蕪を買った。

家に帰って天手古舞で母の居間を片付けたが、予定の時間に信金の担当者がやってこなかったので、松原みきと石黒ケイのCDをもって2階に上がり聴いた。
石黒ケイはもうオバサンになっているけど、意気軒昂でYouTubeに番組をもって今も歌っている。
若いころの瑞々しい美しさはないが、それでも閉経後肥満になる女性の典型ではあるものの、未だ充分魅力的だ。
阿川泰子、日野美歌の3人は、茅ケ崎と鎌倉育ちで、大きく括った湘南ガール、上品だけど色っぽくて、身近にいる美人で気さくなタイプ、馴染みがあるから好きだし、皆さん同じように恰幅が良くなられたが魅力的なのが凄い。
周りにいる湘南ガールは若いころも年を取ってからもお付き合いしていて楽しいよ。

お昼に信金の担当者が来てくれて用が足りた。
昼飯は長男がいるので蕎麦になることが多いが、願ってもないことで、今日は茸と鶏と葱の蕎麦だった。

プレシネは、麻薬依存症の路上生活のミュージシャンが、野良猫のボブと出会い、更生してゆく姿を描いたものだったが、近くに住む女性が大いにボブと彼の面倒を見てくれていたね。
2時15分から母のリモート面談があって、残念ながら最後のほうを観ることができなかった。
母は痰が凄く出て困っているようで、全身の痛みも改善しているわけではなかったが、死にたいとは言わず、お迎えが来ないので前向きにやっているようだ。
出された食事も全部食べているらしく元気だった。
妻がマルを抱いてやってきたので見せ、庭に出て好きな梅や木瓜、椿の花などを見せた。
ベッドの横の広い窓から大山と丹沢山系が見えるので日に何度も見ていて、阿夫利神社へは手を合わせてもいるらしい。

3時前から1時間ほど部屋の掃除をした。
一応、すべての個所を整理して掃除をしたが、失せ物は出てこなかった。
二宮も大磯も図書館が休みなので、次男と小一時間散歩に出て、海を見てから買い物をした。
ワインを飲むのにパンを買いたかったが、どこも閉まっていて、清水肉屋のカレーコロッケを買ったら、出口に食パンがあった。
この店が裏の秦野旧街道に面していた小学生のころ、刈り入れが終わった田んぼで野球をやり、腹が減ってカレーコロッケを買い食いしたが、7円だった。
それが今は20倍になっていた。長い時間が経過したんだなあ。

5時過ぎに家に着いたが、カレーコロッケを肴にギリシャの白ワインを飲み始めた。
ストーブでパンを焼いてチーズとボロニアソーセージを載せたのが美味かった。
食前酒のつもりだったが、コロッケを2個とパンを2枚、ワインを3杯飲んだら腹もくちくなりいい気分になったので、2階に上がって中森明菜を聴いた。
6時過ぎに妻が晩飯だと言ってきたが、確か鰯のなめろうと鱈とじゃが芋のグラタンを作っていたはずで、なめろうなら食べられるかなと台所へ下りた。
結構な量のなめろうが残っていたが、泡盛を飲みながら食べたら全部いけちゃった。
部屋の掃除をしていたら、5年前にFOODEXの会場でもらった沖縄県酒造組合発行の「琉球泡盛」という小冊子が出てきたので、調べてみたら、この新里酒造は沖縄最古の醸造所で「琉球」はブランドなのかと疑問に思っていたが、最初ならあり得るなあと思ったりして楽しんでいた。
「琉球」は素朴なデザインで、600ml瓶てところも好ましい。

8時前に切り上げて2階で小室直樹の「天皇の原理」を読んだ。
前半はもっぱらユダヤ教についての説明とマックス・ウエーバーの学説の説明で、なかなか天皇は出てこない。
数学、経済学、社会学、心理学、宗教学と広く構えて対象に迫るから面白いので、人にものを教えるために生まれたような人で、実に分かりやすく嚙み砕いた調子の小室節が全開だ。
一番弟子の橋爪大三郎が、街で小室の著書を見かけたらとにかく買ってくれと言っていたが、博学すぎてアカデミズムからは無視されるから、多くの読者で出版を支えるしかない。
結構集めたつもりだが、昨日納戸の書棚を調べたら20冊程度しかなかったから、ほんの一部しか持っておらず、小室直樹の全容をつかむには不足だ。
もっともその全容が分かるくらいなら、大学者になっているけどね。
全集の計画はないんだろうか、せめて主要な著書を集めた作品集を出して欲しい。
一般向けの啓蒙書が多いから、そして出版社の稼ぎ頭だったから、繰り返しの内容も多く、編集が難しいんだろうなあ。

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松原みき効果

2022年02月21日 | Weblog
日曜日の朝は早めに起きて「新日本紀行」再びを観るようにしている。
今朝は4時半に起きて「評伝小室直樹」を読み、6時に台所へ下りてTVを点けた。
昭和47年の九谷焼だった。
この年自転車で能登半島一周をしたが、その時に金沢の街を通っている。

飯が6:45に炊き上がるので、それに合わせてエリンギと豆腐の味噌汁+三つ葉、煮鰯を焼き、蕗の薹を刻んで入れた納豆、白菜漬けなどを準備して食べた。
「黄金の日々」の栗原小巻は今週もやけに奇麗だった。
残念ながら竹下景子は拳銃で自殺してしまったので、来週からは観られない。

珈琲を淹れて、ちあきなおみを聴きながら「評伝小室直樹」下巻を読み、9時過ぎに読了した。
11時過ぎに図書館へCDの引き取りに自転車で出かけた。
松原みきの2002年の「松原みきBEST」は知っているアルバムだと思っていたら、今は廃版になって入手しにくいやつだった。
早速に聴いたが、持ってない曲が数曲あり嬉しかった。
朝から雨模様で暗い気分だったが、一気に楽しい気分になったから、松原みき効果たるや40年経った今でも衰えを知らず。
他の2枚は原信夫とシャープ&フラッツだったが、原信夫がサックス奏者であることを初めて知った。

昼になったら早々に妻が部屋にやってきて、今日はガパオライスと牛丼だと言う。
台所へ行ってみたら、ガパオライスが出来上がっていて直ぐに食べられるようになっていた。
十分な量があるのに、これに牛丼があるのと訊いたら、あると言う。
それじゃあガパオ半分でいいから牛丼も食べると言って、紅しょうがを出して、牛丼の準備もしてからガパオを半分食べた。
またすごい量の牛肉と玉葱が煮てあって、つい大盛にして食ったものだから腹いっぱいになった。
きっと牛肉を買いすぎて色が変わってきたんで、慌てて火を入れておこうってんで、二種類の料理を作ったんだろうねえ、いやはや。

2時まで食休みをしようと「松原みきBEST」を聴きながら、2階のソファーで小室直樹の天皇本を読み始めたが、眠ってしまったようで、気が付いたら2時前だった。
目覚めてから松原みきに聴き入っていたら2時を大きく過ぎて仕舞ったので、気乗りしなかったが部屋の整理と掃除を始めた。
ベッドの足元の机2個の下を整理したが、随分と色々なものが出てきた。
埃だらけだったのではたきをかけたら、結構きれいになったような気がしてチョットした達成感を感じた。
急に母の居間にある母の書類の整理を思い立って、下に降りて30分ほど整理をした。

4時になったので、掃除を止める後ろめたさもなく、国府別館へCDを取りに出かけた。
少し歩くと昨日同様雨がぽつりぽつりと降り出したが、構わず前に進んだ。
大西順子と小泉今日子を借りた。
雨がだんだんが酷くなったので、マサに寄って魚を見ていたら仕事が上がったO君に会ったので一頻り立ち話をした。
彼30代だと思っていたら40をだいぶ過ぎていたので意外だった。
乾きもののつまみを買って外を眺めたら、本降りになっていて、スマホで雲の動きを調べたら20分で厚い雲が移動するようなので、酒売り場を見学して時間をつぶした。
泡盛を1本買って出たら、まだ雨が降っていたが、西の空の雲が切れていた。
家に帰りつくころには雨が上がっていた。

濡れたので着替えをして、CDをチョット聴いてから風呂に入ろうと思ったら、妻がやってきて「孤独のグルメ」横浜だよと言ったので、それじゃあ観るかと風呂に入りそびれた。
晩飯はシンプルだった。
烏賊の刺身と烏賊のガーリックバター焼き、菜花の山葵和え、もつ煮(大根と人参と蒟蒻を塩味で煮込んだもの)で、妻は娘のところから買ってきたチーズ3種を肴に、ポルトガルの赤を飲んでいて、その内ディエゴの新商品の白を開けて飲んでた。
僕は刺身にはやっぱり燗酒しかないと、「夜明け前」を2合徳利で燗して呑んだが、それが最後で一升瓶が空になった。
その後ディエゴの白を味見して、乾きもので泡盛を飲んだ。
10時までストーブで薩摩芋を焼いて焼き芋の研究をしたが、知人が千葉から毎年送ってくれる薩摩芋は、とにかく美味くて、アルミ箔に包んで1時間かけてじっくり焼くと糖化が進んでさらに美味い。
最後の2個を焼いて食べちゃったので、また今年の秋まで待たなきゃいけない。
この甘い焼き芋と泡盛はよく合う。
10時からお待ちかねの、栗原はるみの番組を観た。
1960年代、下田に別荘をもって夏を過ごすのが流行っていたが、浜で栗原玲児に出会って一緒になった、その玲児が二年前にがんで亡くなり、寂しくて仕方がなかったらしい。
妻がファンで、時々TVで姿を拝見していて、話し方が控えめで、朝から晩まで素材の形状を考えていると聞いてから、この人の料理の本質が分かったような気がして好きになった。
特に、大根を薄く切って麺の代わりにした鍋は凄いもんだと感心した。
「ごちそうさまが、ききたくて。」が130万部のロングセラーで、著書の累計が3,000万部というから、ものすごい人なんだなあと驚いた。

11時に2階に上がって小泉今日子を聴いた。
この子が売れてるころには全く聴かなかったが、今聴いてみるといいなあと思う。
特に「ヤマトナデシコ七変化」と「夜明けのMEW」がいい、両方とも筒美京平だね。
多分、今1980年代を走っているんだと思う。
当時、一気に走り抜けちゃって周りが良く見えなかったから、今こうやってゆっくり走っていると、本来感じなきゃいけなかったことが見えてきているんだろうね。

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ロマネコンティ1935年

2022年02月20日 | Weblog
気が付いて時計を見ると4時前だった。
これなら十分読書ができると、竹内まりやの「Expression」をかけて「評伝小室直樹」下巻を読み始めた。
1時間ほどで眠ってしまったようで、目が覚めたら「Expression」が残り2曲になっていた。
3時間のアルバムだからちょうど起きる時間だった。

味噌汁は昨日のが残っていて温めて三つ葉と蕗の薹を入れた。
昨日美味かった鰊の麹漬けを焼いた。
菜花の山葵和え、白菜の漬物があり、鮭の三平汁を温めて食べた。
鰊と鮭で北海道を感じたなあ、札幌の知人から今週再就職をすると電話があったが、この冬は雪が多いらしいが、チョット緊張して出社したんだろうなと思いを馳せた。

今朝は雲が多く陰鬱な感じの天気だ、それでも勢いよく自転車でJA湘南へ向かった。
野菜が異常に少なかった、欲しいものがなかったけど、菜花と蕪を買った。
図書館で伊東ゆかり、奥村チヨ、寺尾聡のCDを借りた。
伊東ゆかりはこのアルバムに入っている「愛はいりませんか」がすごくいい。
寺尾聡は「ルビーの指輪」が忘れられない曲でね、81年暮れにハワイ駐在から一時帰国したら流行っていて気に入り、先輩がカラオケで歌ってくれた。
その時に誕生石がルビーの女性と恋をして、1年後に振られて、街でベージュのコートを見かけると目で追いかけてた。

大西順子が好きで、若いころの姿形が何とも言えず好みでね、今は眼鏡をかけたオバサンになってしまったが、若いころはそりゃもう魅力的だった。
こういったことはまだ若い中山千尋や上原ひろみには感じない、テクニックは皆さん大変なもんだろうから、後は好みと言うことになり、このお二人をあまり熱心に聴かないのはその辺のことなんだろうね。

読書に飽きて、机に座りぶらぶらしていたが、右手の書棚に開高健の「ロマネコンティ1935年」が見えたので手に取った。
ハワイ駐在中に読んで日本へ持ち帰ったものだが、果たして日本から持って行ったのだろうかと奥付を観たら、1981年7月25日第一刷とあり、ハワイで買ったものだった。
だとすれば、アラモアナショッピングセンターの三越の書籍売り場かダイエーで買ったのだろう。
急にハワイの気温や当時の雰囲気が蘇ってきて、懐かしい気持ちになった。
あの頃まだワインを本格的にやっておらず、この短編集の中の「玉砕ける」に感心した。
読んでみたいけど文字が小さくてね、改版が出ていて読みやすくなっているので買おうかなと思ったが、これがいけないんだよね、ちりも積もって山となっちゃう。

昼は妻が自信満々にトルティーヤだと言ってやって来た。
豚肉をソースで絡めて炒めたもの、牛肉を塩コショウで炒めたもの、人参を何かと和えたもの、リーフレタス、グリーン唐辛子、玉葱、豆と葱をソースで和えたものなどが、テーブルに出ていて、トルティーヤの薄焼きパンは出来合いのものでストーブで焼いた。
最近は何でもストーブで直に焼いているが、料理ができる仕様のストーブを売ったらいいのにと思う、きっとかなり売れる。
ボロニヤソーセージとチョット固めのソーセージもあり、過剰だなあと思ったが、息子もバランスが悪いと呆れていた。
アールグレイを淹れて飲んだ。
豚肉と青唐辛子と玉葱の組み合わせが一番美味かったな。
着道楽もしないし、カネのかかる趣味もなく、最近は本もCDも置き場がないので借りているから、どう見ても我が家のエンゲル係数は異常に高い。

1時間食休みをしてから、部屋の整理と掃除をした。
とにかく要らないものを捨てているが、写真や手紙、本などつい中を見たくなるから中断している時間が多く、3時半までやったが全然捗らなかった。

とりあえず国府分館へ行かなきゃいけないので、歩いて出かけたが、すぐに雨がぽつぽつ落ちてきた。
李香蘭、江利チエミ、越路吹雪のCDを借りた。
李香蘭の「蘇州夜曲」レコードの音源らしくシャリシャリしてるけど、やっぱりいいねえ。
帰りにマサによってオシツケの刺身を買い、乾きものも買った。

雨はだんだん強くなり、家に帰るとぐっしょり濡れていたので、過ぎに着替えた。
風呂にJBLのスピーカーを持ち込んで、松原みきを聴いて湯船につかった。
どうも気持ちが良くて寝てしまったようで、気が付いたら5,6曲かかっていたみたいだ。
最近のBluetoothスピーカーは防水だからいいね。

晩飯は、オシツケの刺身、和牛腿ステーキ、菜花の山葵和え、豆などで、ポルトガルの赤ワインを飲んだ、地場品種の混醸で、フルーティだけど複雑さがあって美味い。
ステーキを食い終わり、「夜明け前」を燗にしてオシツケの刺身を酢味噌で食べた。
ポテチ、柿の種、おかきなどを肴にディエゴのベルモット白を飲み、そのあと赤を飲んだ。
TVでは好みの真野響子がマドンナの寅さんを観た。
真野響子がカティサークの宣伝をやっていたのが1976年だったから、その直後の出演だったんだな、当時は寅さんをかっこ悪いと思い観なかったが、カティの宣伝は上半身だけだったので、映画では思っていたより豊満な身体なので驚いた。
最も観るの5度目くらいなんだけど、毎回感じが違う部分があるね。

9時過ぎに、二階に上がって奥村チヨを聴いたが、演歌のような歌い方をしているのが結構ある。
2時間ばかり寝て、1時まで読書をしながらちあきなおみを聴いたが、いいねえ。

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ピンクのスイトピー

2022年02月19日 | Weblog
5時に目が覚めた、あまりいい目覚めじゃなかったが、電気を点けて読書をすることにした。
「評伝小室直樹」下巻を少しだけ読んだ。
音楽は中森明菜を聴いたが、子供のころの歌より大人になってからの歌がいい、老人だから毎回同じ感想を書いているが、年に免じて勘弁してくれ。

7時前に台所へ下りて、エリンギと豆腐で赤だし味噌昼を作り、三つ葉を散らした。
妻が鰊を麹で漬けこんであったので、そいつを焼いたが実に美味かった。
今まで味噌も酒粕も味が濃すぎて良くなかったが、こいつは絶妙な味の入り方だった、口うるさく言っていたのが効いたのかなあ。
白菜の漬物を出し、残り物の独活のきんぴらなどをつまんだ。

9時半にJA湘南へ向けて自転車で出かけたが、出がけに2軒裏の人が、塀の桟が外れてるからと直してくれた。
ほうれん草、菜花、かりんとう、ピンクのスイートピー2束を買った。
図書館へ寄り、竹内まりやのCD3枚を借りて帰ってきた。
スイートピーを生けたが、前のもまだ元気で、家じゅう春っぽくなった。

午前中は竹内まりやの「Expressions」を聴きながら読書をした。
昨日母の部屋から持ってきたソファーが功を奏し、楽に読書ができた。

そのうち昼に呼ばれ、台所へ下りる途中の階段でタイ料理の香りがしたが、果たしてグリーンカレーだった。
よせばいいのにタイ米の香りがするという米を入れて飯を炊いたので、紫色のくどい味の飯で、カレーのくどさを増長するようで不味かった。
カレーは鶏と海老が大量に入っていたので美味かったが、バランスが悪いんだな、どうして妻はいつもこうなんだろうねえ。

1時間だけ休んで、部屋の掃除をしたが、やっぱり整理整頓は苦手だなあ、1時間やってかえって部屋が散乱し、もう嫌になり台所でお茶を入れて飲んでいた。
そこへ妻がやってきて、やっぱりいつものと売値って顔をした。
マサに買い物に行くというので、同乗させてもらった。
魚売り場と肉売り場を一緒に眺めたが、朝獲れのするめ烏賊と生ソーセージを買った。
裏の国府分館へ行って、雪村いづみと中島みゆきのCDを5枚借りた。
帰りは歩いてきたが、30分ほどだが汗をかいたので着替えた。

借りてきたCDを聴いてから風呂に入った。
風呂を出て台所でTVを観ていたら、妻が烏賊の刺身を出してきたので、「夜明け前」を2合徳利で燗に漬けた。
菜花の山葵和えが出来ていたし、その内烏賊のげそ焼きも出来てきて、なんと昨日に続いて湯豆腐も出てきたのには驚いた。
長い間やらなくて久し振りにやったと思ったら二晩連続だ。
本人はキャベツと葱ピーマンを豚肉と炒めて食べていたが、味見をしたら甘かったので、甜面醤を使ったのかと聴いたら、自家製だよと威張っていた。
豚肉は塊を切って使ったので一味違うと言ってたけど、刺身も食べる直前に柵を切ると美味いのと同じだろう。

山本周五郎のドラマを観て、9時まで音楽を聴き、「新日本風土記」伊賀を観たが、多分3度目だった。
10時からの井上昭監督の「暑い夏」だったかなあ、去年の夏に撮った最後の映画のドキュメンタリーを観た。
溝口健二の謦咳を受け、市川雷蔵、勝新太郎の大映全盛時代を生きたた監督で、今年1月に93歳で亡くなっている。
例によってストーヴの前で、シャトーボーロン、ティーチャーズを舐めながら観た。

2階に上がって雪村いづみのジャズアルバムを聴いたが、予想を超えていい。

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