キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

浜風強し

2018年08月31日 | Weblog
朝から日差しが差し込んで慌てて東側の窓の雨戸を引っ張り出して日除けにした。
朝日は部屋の奥まで差し込んで書棚の本を照らすので、本が日焼けして傷んでしまうので結構気を使っている。
通常は厚手の大きな布で本箱全体を覆っているが、それだと中に何があるか分からなくなり、気軽に引っ張り出して拾い読む楽しみが失せてしまうから、捲ったままになっている。
何しろ本箱3台を覆っている布なので、それを捲って中を観るのも大仕事なのだ。
一番いいのは北側をむいた部屋に書庫を構えるのがいいんだが、生きているうちに新しい家を建てることが出来るかなあ。

朝から扱ったが強い南風が吹いていたので、冷房を入れずどうにか一日を過ごした。
7時半に起きて、雨戸を開け風呂に入り、何時ものように朝飯を作った。
冷蔵庫に一晩寝かせてある昆布と煮干しの出汁を取り出し、皮をむいて水にさらした茄子を放り込み、5分ほど煮て味噌を加えて火を止める。
茄子と経て画に3っつに切り、フライパンにオリーブオイルを引いて中火で4分炒めてひっくり返し2分で出来上がり。
昨夜残った鰊の塩焼きをグリルに入れて5分焼く。
糠床から胡瓜を取り出し切る。
後は納豆だが、葱を切るのが面倒なので納豆かき混ぜようの器に入れて50回かき混ぜ、醤油と辛子を入れて10回かき混ぜて出来上がり。
この納豆専用の器だと100回かき混ぜるところ半分で済むので便利だ。

JA湘南へ自電車を飛ばしてゆくが、背中に当たる日が暑い、帰りは南風がアゲンストになって漕ぎにくかった。
無花果、胡瓜、栗、茄子を買う。

家に帰り二階で休んでいたら寝ししまい、12時半に気が付いて階下へ降りると誰もいない。
そのうち娘がやって来て、昼はパンケーキにするが喰うかと聞いたら、甘いのはねと言いながら食べるとんことで、パンケーキとソーセージを焼く。

昼が遅くなり食後に無花果とかヨーグルトを食べながら、TVを観ていたが、どうせ観るならプレシネの「Suterday Night Fever」をとBS3に変えてたが、途中で妻と娘は居なくなり、僕一人で最後まで観てしまった。

3時過ぎから二階に上がり休んでいたが、かなり暑くてぼんやりしていた。
5時を過ぎたので散歩に出て、南へ行き葛川沿いを東に向かいプリンスホテルの手前で引き返してきた。

風呂に入り、ティーチャーズのハイボールを飲んでいたが、娘も午後会津の箪笥業者に修理に出して削ってもらうと、母の桐の箪笥の片付けをしていてそのまま家にいたらしく、蜜柑のジンリッキーを作ってやったら美味いと言って2杯目からは自分で作って飲んでいた。
ちなみに総桐の箪笥は新品だと80万円から、母の総桐たんすを削ってもらうと運賃を含めて20万程度らしい。
肴は、叉焼、胡瓜の漬物、切り干し大根、十六隠元と油揚げの煮物、乾きもの3種だった。


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焼きトン屋

2018年08月30日 | Weblog
比較的涼しい朝で、7時半に起きて風呂に入り朝飯を作った。
茄子の味噌汁、茄子のオリーブオイル焼き、鯵の南蛮漬け、胡瓜の糠漬けと何時もと同じような朝飯だが、毎日喰って飽きないものがいいね。

JA湘南へ自転車を飛ばし野菜を買いに行くが、ここ2,3日はお客が少ない、夏野菜が終盤を迎え品物も少ないし価格も高く面白味が無いが、秋野菜の栗や薩摩芋、落花生が出だしてはいる。
無花果、胡瓜、菊、茄子、生落花生を買う。

二宮海岸へ行きサーフトローリングを行うが、収穫無し。
鯖が波際まで追いかけてきて、ルアーのしっぽを咥えたが針掛りしなかった。
遠くで喰った時も針掛かりせず、息子がメバル用のソフトワームを買ってきてくれ使っているが、フォール用にはいいが水平に移動させる釣には向かない形状なのかもしれない。
平塚のカメ屋にも茅ヶ崎の上州屋にもないが、エコギアのシャッドタイプのSSを探し出さないといけない。
ルアーを着底させて、鮃真鯒も狙ったが、河豚にルアーを鋭角的に引きちぎられた。

家に帰って風呂に入ろうとしたら昼は妻がハヤシライスにするというので、風呂の間にお湯を沸かしてもらい素麺を茹で、甘唐辛子を焼いて食べた。
食後に無花果。

プレシネは「冬のカモメ」、一度観ているがいい映画なので観た。
粗筋は前回も書いたので書かないが、感動するわけでもないが、人との関係の味わいが深い物語だ。
主演のジャック・ニコルソンが、フランスで評価されたが時刻では評価されなかったとどこかで書いていたが、今朝、読売新聞に日本映画100年の企画がパリで行われるとの記事があり、映画リストを観たが、知っているものは少ないが、思っていた通りフランスではこういった映画が評価されるのかと納得した。

午睡をしたが、5時になったので西に向かい、途中から南へ折れて葛川沿いを歩いて小一時間の散歩をした。
帰って来て風呂に入り、青切り蜜柑のジンリッキーを飲む。
茹で落花生、鰊塩焼き、ゴーヤチャンプル、空心菜炒め、茄子と胡瓜の糠漬け、鯵の南蛮漬けを肴にした。

月曜日に妻の申し出を断ったので、駅前の焼きトン屋へ誘う。
人がかなりいて、後からもひっきりなしに入って来ていて繁盛店だった。
地元の年配のオジサン、勤め帰りのオジサン、女の子も少しいた。
隣に座った若い子はピールのジョッキを立て続けに3杯空にしたので、凄いねと声を掛けたら、ピールが好きで10杯は飲むという、勇ましい女の子もいるもんだと嬉しくなった。
カシラ、白モツ、煮込み、つくねを喰い、酒2合、金宮焼酎ロックを飲んだ。
妻はこれにキムチの肉巻き、レバ、ばら肉を食べた、驚異的な食欲だ。
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サーフトローリングで鯖1尾

2018年08月29日 | Weblog
久し振りにサーフトローリングをした。
台風などで波が高く釣不能な日が続いていたが、ここ数日波が治まり穏やかになっている。
でも、残念ながら釣可能であったが釣果は振るわなかった。
10時過ぎ過多12時前まで差をを振ったが、20㎝の鯖が一匹上がっただけであった。
それでもボウズに比べたら格段の差で、氷で冷やして家に持ち帰って氷温室に入れて置いたら、妻が鰺の南蛮漬けを作るときに3枚におろしから揚げにして一緒に付け込んでおいてくれた。
母と下の息子が食べたので味のほうは分からないが、釣り鯖で新鮮だから美味かったと思う。


朝は何時もの時間に起きて、雨戸を開けて、風呂に入り、朝飯を作った。
茄子の味噌汁、茄子のオリーブオイル焼き、ホッケの干物、胡瓜の糠漬け。

JA湘南へ自電車で向かい、胡瓜、無花果、谷中を買った。

その後は釣りに出かけ、大して釣れなかったので泳いだ。
家に帰って風呂に入り昼飯を食べる。
妻が大量にハンバーグを焼いていて、パンにはさんで食べろというが、そんなに食べられないので最初は食パンにハムと胡瓜、レタスを挟んで食べ、次にハンバーグと野菜を挟み、特製という茸路トマトのソースをすこしだけ垂らして食べた。
妻と下の息子は3個づつハンバーグを食べていたが、妻が作るものは何でも特大で、驚異的な食欲である。
牛乳を飲み、無花果、ヨーグルトも食べたから、僕も決して小食ではないんだけどね。


プレシネは1度観たことのある「ジャイアント」ジェームス・ディーンの最後の映画で、23歳のエリザベス・テイイラーとロック・ハドソンが夫婦役で出ている。

メキシコから奪い取ったテキサスに牧場を作り、その内石油が出ることが分かり億万長者が出るが、その流れが今もアメリカの中枢を支配している一部の勢力だ。
差別意志が強いところで、映画の中でも男尊女卑や、民族差別で美容院や町のレストランでもメキシカンが入店を拒否されている。
かつての荒くれの男たちが支配していたテキサスの家父長制が崩れて行く物語でもある。

映画は途中でインターミッションがあるほど長く、4時半近くに終わり、直ぐに2階で昼寝をした。
6時半に起きて、風呂に入り、直ぐに晩飯だった。

鰺の南蛮漬け、胡瓜の糠漬け、ポテトサラダ、谷中を肴にゴードンジンリッキーを3杯飲む。
ジャカルタのアジア大会の陸上を観ていたが、短距離は割と戦いになっていたが、中長距離は差があるように感じた。

早めに2階に上がり本を読むことにしたが、直ぐに寝ていた。
「日本史の論点」も近世まで来ていよいよ面白くなっているが、何しろ動画を見たり眠ったりで中々先へ進まない。
しかしこの本は通説を覆す論が書かれていて、現在の歴史学会の様子まで分かり、しかも一応通史なので素人の僕には適した本だと思う。
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残暑にしては暑すぎだ

2018年08月28日 | Weblog
今日も異状に暑い、8月も下旬になり、この暑さでは参ってしまう人が出るだろう。
昨夜は遅くまで呑み、そのあとも動画を観たりしていて寝たのは2時頃だったが5時過ぎには目が覚めた。
二日酔いの感じもなく、昨夜の動画の続きをベッドの中で観た。

7時半に起き、風呂に入り、朝飯を作った。
冷蔵庫に昆布と煮干の水出汁がなく、味噌汁は諦め、昨夜の鰤の刺身の柵に塩コショウしてオリーブオイルで焼き、長茄子は皮を剥いて短冊に切って同じフライパンで炒めた。
胡瓜と茄子の糠漬けとお茶で、栗ご飯を温めて食べた。

JA湘南に自転車を飛ばし、無花果、甘唐辛子、赤ピーマン、胡瓜、菊を買った。
釣りに行く予定だったがあまりに暑いので中止にして、2階のベッドに横になり休んだ。

娘がやって来たので、素麺を茹で茗荷と生姜を薬味にして、甘唐辛子を焼いて食べた。
娘が持ってきた豆乳バームクーヘンを食後に食べ、牛乳、珈琲を飲む。

妻と息子が帰ってきたので、2階に上がり、クーラーを入れて涼む。
5時に下の息子が散歩に行こうと誘いに来て起きた。
北へ向かい西友で豆とアーモンドのつまみ2種を買う。

風呂に入り、晩飯を食べる。
茹で落花生、ポテトサラダ、牛肉ソテー、鯵の刺身。
ゴードンジンリッキーを青蜜柑で作り飲んだが、最近これを気に入っている。
牛肉はバレンシアのボバルを合わせた。

アジア大会のバドミントン高松ペアを観たが負けてしまった。
力が伯仲していたが、敗因を精神力の問題だなんて考えず、運の差と考えたらいいような気がする。
でも当人達は敗因をきちんと分析するだろう。
それにしても高橋の顔はいい。

妻はブルゴーニュシャルドネとバレンシアのボバルをかなり飲みご機嫌で、駅前の大衆酒場で酒を奢るから行こうと誘われたが、9時から「アリスのままで」を観たいので断った。
怒っていたなあ。

「アリスのままで」は、コロンビア大学の言語学教授だったアリスが若年性アルツハイマーになり、短期間で病気が進んで行く過程を描いた物語。
一番下の演劇をやっている娘リディアは、アリスと反りがあわず遠く離れて暮らしていたが、100%発病すると云われているアルツハイマーの遺伝因子が陽性で、身につまされたところもあり、近い将来自分がたどる道を見極める意味もあったのだろう、最後はアリスの面倒を看る決断をする。
患者が認知出来なければ、看病するほうも張り合いが無いだろう。

「日本史の論点」を読んでいるが、まだ2章の中世の途中で、一々山川の日本史辞典を見て、しかもこれだけ眠りTVを観ていたら捗らないね。
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昼と晩に飲む

2018年08月27日 | Weblog
残暑厳しい一日だが、今年の残暑は異状だ。
大磯のリーさんのところへカンパーニュを買いに自転車で行き、帰ってきてカルピス、牛乳で水分補給をする。
昼飯の栗ご飯のためには栗を剥き、娘達が北海道、陸奥土産をもって来たので話をする。
車で回っていたのでキャンプ場や湯治場で泊まっていたらしい。
一旦家へ帰り昼飯を喰いに来るので、2階へ上がって休もうと思ったら部屋の温度が33℃もあり、子供の頃にこんな高温になった記憶がなく、晩年にこんな思いをするとはたまったもんじゃないが、隠居生活で良かったなあと思う。

12時半に下へ降りると、妻が天婦羅を揚げており、娘達はカバを開けて飲んでいた。
海老、茄子、茗荷、かき揚げが揚がって、カバは直ぐに無くなり、カタロニアの白を開ける。
天婦羅には酒より辛口スパークリングが合うが、天婦羅の由来を考えればもっともだ。
スペイン土産のチーズに青カビが生えていたが味わいは濃厚になっていて、それを肴に飲み続けたが、やがてワインが終わりに近づき、栗ご飯と吸い物をいただく。
栗は炊きあがって時間がたったせいか思っていたより甘く、飯のほうは友人の無農薬(放置栽培しているだけなんだが)ササニシキで、噛み締めると美味かった。
豆と栗ご飯に欠かせない葉唐辛子の佃煮を冷蔵庫の奥から見付けておいたのが良かった。

晩飯はカンパーニュを焼いて、にんにくを擦り付け、塩焼の鰯とトマト、ピーマンを載せたのを妻がどうしても娘達に食べさせたくて呼んでいるので、それまで一休みだ。
2階へ上がり冷房をつけて寝た。

6時頃間が覚めたが、さすがに6時を過ぎると日陰も出来て歩きやすく、近所を下の息子と小一時間散歩して腹ごなしをした。
家に帰ってオールフリーを飲み風呂に入る。
娘が七輪を持ってきていたので、鰊、ラム、牛、茄子、銀杏、エイヒレを焼く。
妻はこれとは別にガスオーブンで鰯を焼き、トマトと玉葱、ピーマンでポルトガル風の料理を作った。
イタリアのニーノ・カンドルフォ、グリッロ2015年を飲んだが、黄金色だが辛口で、柔らかさと熟成感と厚みがある美味いワインだった。
次にブルゴーニュシャルドネ、土産の喜多方の大和川酒造店、純米大吟醸弥右衛門珠泡を呑む。
この酒は甘口で好みでなかったが、もう1本純米酒を1升瓶でいただいてあり、酒飲みとしては、そちらのほうが期待できる。
そのあと菊正宗純米樽を呑み、ゴードンジンリッキーを飲んだ。
途中牛肉を焼いたときには、バレンシアのボバルを開けて合わせたが、七輪で塩味で焼いた牛肉には、樽酒もかなり合う。

気がつくと10時を過ぎていて、観月ありさのドラマを慌てて観たが、内容はよく把握できなかった。
まあこのドラマはもともと大した内容はなく、観月ありさの女っぷりを鑑賞する番組なんだけどね。
しかし、酒呑みは長っ尻でいけないねえ。
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茅ヶ崎クルージング

2018年08月26日 | Weblog
6時ころから目が覚めていたが、ネットサーフィンで遊んで7時半に起きた。
雨戸を開けて風呂に入り朝飯の支度に取り掛かった。
毎日茄子と胡瓜ばかり喰っているが、存外厭きないから厭きるまで喰おうと思っている。
胡瓜はもう終わりだし、茄子も何れあと一月のことだろうからあるうちに喰っておかないと。
茄子の味噌汁、茄子のオリーブオイル焼き、無花果、胡瓜の糠漬け、めざし、納豆。

JAまで自転車を飛ばしてゆき、無花果、胡瓜、茄子を買う。
WAKWAKで長茄子、栗、枝豆を買う。

家に帰って、出掛けに前の家の奥さんにプリンター要らないかと言われたので見に行く、Canon ピクセル IP2700が3台あり、娘に連絡して明日再度一緒に見に行くことにした。

ここのところ連日いい風が吹き心地よいが、2階で風に吹かれ、橋川文三「幕末明治人物誌」を読む。
西郷隆盛は既読の論文だった。
西郷を敬愛していた頭山満の略伝を読む。

昼は豚丼を久し振りに喰ったが、美味かった。
食後にリンゴとヨーグルトを食べる。

一時間ばかり2階で横になり食休みをして、14:27の東海道線で茅ヶ崎に行く、相も変わらず本屋巡りだ。
最初に駅ビルの川上書店で新刊を眺め5冊購入。
山本博「歴史の中のワイン」文春新書、山本さんとは長い付き合いだが、5年ほど前の輸入ワイン協会でお会いしたのが最後だ。
高齢にも関わらず、ここ数年で連続的に本を出されていて、頭が下がる。

高浜虚子「俳句の50年」中公文庫、詩人俳人が書く散文は、味わいがあるような気がしてつい集めてしまう。

「佐高信の昭和史」角川文庫、西部邁との対談本からファンになった。
漫才より面白い掛け合いはもう望めないが、左からの昭和史も読んでおかないと。

与謝野晶子「私の生い立ち」岩波文庫、鉄幹より才能があったのが、夫婦としては悲劇だった。
男はまさに可憐虫で弱いもんだ。

古山高麗雄「編集者冥利の生活」中公文庫、余りこの作家のものは読んでないが、知らない訳じゃない。
戦争小説集を持っていたはずだ。

BOで古書を眺めたが、あまり収穫がなく、福田恆存訳シェイクスピア「リア王」新潮文庫 昭和42年発行 平成25年83刷の改版を購入。
高校時代には、福田恆存訳を買って読んだはずで、その後、小田切雄志の言葉遊びの翻訳が評判でそっちへ動き、顧みなかったが、近頃福田恆存を読むようになり買ってみた。
ちょっと目を通すと、いかにも福田恒存という訳文に出会い、読みなれたせいか味わいがあっていいなと思う

強い日が照りつける中、上州屋まで歩き、店内を眺める。
サーフトローリング用に小さなソフトワームを見たが、エコギアは扱ってなかった。
上州屋は扱い商品に企業色がはっきり出てるから、マルキューの製品はルアーショップじゃないと無いのかな。
スピニングリールを見たが、機械の進歩は目覚ましいというが、原理は一緒だが性能が向上して20年でまったく変わってしまい、何を買っていいのか分からない。
直ぐに買うつもりはないけどね。

イオンに未来屋があることをネットで知って、評判がいいので行ってみたが、前に一度来たことがあった。
古書のコーナーを覗いたが、買うべきものはなかった。
1階の酒売り場で日本酒を見たが、割りと高いものが置いてあり、レジも混んでいて買う気にならなかった。
イトーヨーカ堂で酒を眺めたが、ありきたりの銘柄でレジも混んでいたので、脇の酒屋で福生市の「喜泉特別純米」を買った。

最後に長谷川書店を眺め、「日本史の論点」中公新書を買った。
今日買おうと思っていた本で、他の書店に無かった。
古代から現代まで5章に分かれていて、それぞれを専門の歴史学者が担当している。
中公には日本の歴史を編んだノウハウがあり、かなりレベルの高い概説書になっていると思う。
巻末に参考書100冊があり、手に入りやすい新書や文庫の比率が多いのも親切だ。

徳富蘇峰「吉田松陰」岩波文庫 1981年1刷 2015年25刷、明治150年に読みたい岩波文庫のフェアで大量の岩波文庫が平台に並んでいた中から1冊だけ選んで買った。
晩年蘇峰の秘書をやった塩崎さんが裏に住んでいて、蘇峰堂を作り記念品や資料の展示もしている。
いつか読もうと思っていたが、中々その機会が無かった。

長谷川書店はレベルが高くいい本屋なのだが、駅ビルが改築されて、そこの川上書店に押されて売り上げが下がっているように思う。
以前よりお客が少無くなっていたのが気になっていた。
もっとも僕も川上書店でほとんど用を足していたのだが、最近ポイントカードや販促企画もやりだして、品揃えだけでなく+αで生き残りをかけている姿勢がみられるので少し安心している。
いい本屋が少なくても僕が生きてる間は、近所に在って欲しいからね。

6時に家に帰り、風呂にはいる。
「喜泉」を氷水に浸けて冷やし、妻と呑む。
肴は、枝豆、ゴーヤチャンプル、カジキのムニエル、人参のグラッセ、胡瓜の糠漬け、無花果。
初めて飲んだ酒だが、味わいがはっきりしていて、フィニッシュが強く長くて中々いい。
直ぐに呑み終えて、「菊正宗純米樽」を呑み、これも残り少なくなったので妻に譲り、ゴードンジンリッキーを飲む。
そうこうしているうちに、母の着替えの時間になり、飲むのを止めて手伝う。

9時からちょっと期待していた大今良時原作、山田尚子監督、吉田玲子脚本「聲の形」を観た。
女性の世界だなあと思った。
「透明なゆりかご」の沖田×華にも衝撃を受けたが、また大今良時に衝撃を受けた。
漫画は馴染みの薄い世界なので、入って行きにくいし、それでなくても映画を観出して忙しく、それに停滞して行き詰まってる文学より漫画のほうが凄いことになっていて、心揺さぶられることがあり、本なんか読んでる場合じゃないかも知れないが、乗り掛かった船から降りるわけにもいかない。
文学も狭いところで足のひっぱりあいをやってたら消えてなくなるなあ。
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夏の戻り

2018年08月25日 | Weblog
3時過ぎに目が覚め、暴風雨を聞きながら「南洲翁遺訓」を読むも、1時間と睡魔に耐えられず、気がつけば6時、雨が止んでいた。

風呂に入り、朝飯を食べた。
茄子の味噌汁、茄子のオリーブオイル焼き、無花果、納豆、めざし。

息子が大磯へ出掛けるので傘は必要かと問われ、もう要らないだろうと言ったそばからどしゃ降りとなる。
ただし20分とは続かず日が差す。
自転車でJA湘南に行き、無花果、ミニトマト、胡瓜、茄子を買う。

家に帰り今度こそ「南洲翁遺訓」を読む。

昼はオムライスを食べた。
プレシネは西部劇「ワーロック」、牧童から保安官補になったジョニーをリチャード・ウィドマークが演じ、彼は昨日の「悪の花園」で最後に一人でアパッチに立ち向かったが、今日もある意味同じような役柄だった。
町で雇われた保安官クレイをヘンリー・フォンダ、クレイの相棒でギャンブラーのトム・モーガンをアンソニー・クインが演じた。
クインはゴッホの映画でゴーギャンを演じた。
この二人は悪党なんだが、クレイが唯一の友人として認めてくれたので、モーガンは女よりもクレイを大切にしている。
だが、クレイに女が出来、男同士の関係が変わり、クレイがモーガンを撃ち殺すが、結局は女を捨て一人で町を出て行く。

引き続き「南洲翁遺訓」を読み読了す、編訳者の松浦光修が、もちろん西郷を敬愛しているので、悪く書いてあるところはなく、明治6年の政変も西南の役にも好意的で、実相とは少し違うかもしれないが、私欲のない西郷隆盛なら然もありなんと思われる経緯で、僕が想像していた内容に近い。

下の息子が早く帰ってきて、大磯の浜で行ったバーベキューの写真などを持ってきたので見た。
曇り空で歩きやすいので夕暮れを待たず散歩に出る。
大分前に母から頼まれていた襖の修理に接着剤が必要で西友に寄り購入、隣のロピアに寄りゴードンジンを買った。

5時半に家に帰り、無花果を食べ、風呂に入り、2階のベッドに横になり涼む、台風の余波か風がよく入り気分がいい。
西郷隆盛は聖人は何時もこんなサッパリした気分でいたんだろうて云っていたが、たしかにそうだろうな。


鰊の塩焼き、胡瓜の糠漬け、昆布の煮物などを肴に、「酔心純米」「菊正宗純米樽」を呑む。
豆のつまみに変えて、ゴードンジンでジンリッキーを飲み、ストレートでも味を見て観たがビフィーターの爽やかな感じに似ているが、モダレートな感じだ。

アジア大会水泳を観たが、大橋悠依さん負けちゃって顔を伏せて泣いてた姿が素敵だったね。
「新日本風土記」は2年前の廃墟の再放送だったが、初めて観た。
バブル期のれぞーと開発やテーマパークの廃墟が何とも日本インの馬鹿さ加減をあざ笑っているようで、美的な感じは受けないが、心に沁みる。

「透明なゆりかご」は、第一回に続いてアウスについてだった。
ヒロインが同い年の女の子の妊娠中絶に付き合い、山の上の老医師とその妻の家で堕胎するのだが、老医師はかつて高校生に堕胎を思いとどまるよう説得し、その帰り道で身を投げたことが契機となって、堕胎を依頼してきた女性には何にも聞かずに3万円で施術をするようになっている。
「ヘッドライト」で、ジャンギャバンの若い恋人が、曖昧宿のマダムが紹介した潜りのところで堕胎し、死んでしまうのだが、時に命を落とすこともあり女は大変だなあと他人事のように観ているが、その原因を作っているのは男なんだが罪深い性だ。
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台風の余波

2018年08月24日 | Weblog
目が覚めたのは6時だった、寝起きの読書をしようかと思ったら目が疲れていて旨く文字が追えず、ぼんやりネットサーフィンをしていたら7時になっていた。昨夜から読み始めた「南洲翁遺訓」を少し読んだ。

7時半に起き、雨戸を開け、風呂に入り朝飯を食べる。
風呂にはいる前に散髪をした。
日頃から少しずつ鋏で長いところを切っているが、今朝は頭全体を一定の長さに切った。
自分で散髪をする場合、見えているところは問題ないが、見えない後ろ半分が課題で、8ヶ月間試行錯誤を繰り返し、どうにかやり方と技術を修得した。
最近の低価格の床屋で散髪すると、結構雑で、父の晩年10年ほどの散髪は僕がやっていたので、これなら自分でやった方が巧く出ると思いやり始めた。
自分の頭の散髪は人の頭を刈るのとは違うが、何事も馴れで、この先もっと巧く出来るようになるだろう。

朝飯は、小松菜と油揚げの味噌汁、胡瓜の糠漬け、茄子のオリーブオイル焼き、納豆、焼売、無花果。

JA湘南まで自転車を飛ばす、今日も日差しが強く暑い。
無花果、胡瓜、茄子、獅子唐を買う。

読書のつもりで2階のベッドに横になり、本を開くが寝てしまった。
気がつくて12時を15分過ぎていた。
昼に呼ばれ、昨夜の肉団子の赤ワインとトマトソース煮が、スパゲティになり、グリーンサラダが出来ていた。
スパゲティは美味かった。
食後にヨーグルトと二宮で採れた青りんごを食べた。

プレシネは今日も西部劇でゲーリー・クーパー主演の1954年「Garden of Evil」、カリフォルニアへ一山当てに船に乗った男達がメキシコの港町に着いてしまう。
そこのバーで時間潰しで酒を飲んでいたら、鉱山へ夫を助けに行く女が現れ、4人の男が雇われる。
美人の人妻に男4人では当然トラブルが起きるが、どうにか鉱山へたどり着き、落盤事故で動けなくなっていた夫を助け町へ戻ろうとするが、アパッチの攻撃に会い4人が殺され、人妻とゲーリー・クーパー扮するフッカーの二人が生き延びる。
5人で救助に行って、2人しか戻らない、おまけに相当数のアパッチを殺しているバカバカしい旅だが、こういう無駄なことをするところにアメリカンスピリットがあるんだろうか。

2階のベッドに横になるが、台風の影響か、割りと強い風が吹き抜けて気分はいい。
少し本を読んだが結局5時過ぎまで眠る。
一日どれくらい眠るのかざっと計算してみたら、10時間だった。
台風の影響か強い雨が降ったが、俄雨で上がったので北へ向けて散歩に出る。
西友でギルビージンを買う。

散歩から帰り、風呂に入り、晩飯を食べる。
焼鳥、焼き獅子唐、蒸し茄子、胡瓜の糠漬け。
ギルビージンで青切り蜜柑のジンリッキーを作り飲む。
いい加減飲んだ後で課題だったビフィーターとの味を比べる、ビフィーターのほうがジュニパーベリーの爽やかな香りが立つが、ギルビーはこもった香りで後に残る、断然ビフィーターが好みだ。
ここ10数年タンカレーばかり飲んで来たが、他のブランドも時に飲んでみないと違いがわからないない、こんなに違うとは思わなかった。

「京浜急行の旅」、プロ野球、アジア大会水泳を観た。
自由形で中国の16歳の二人が印象的だった。
共産党の一党支配でこれだけ貧富の差が在るのが不思議だが、13億の人達が豊かになってスポーツに取り組んだら、もっとすごい選手が観られるのになと思う。

3時頃横殴りの雨で目が覚める。
二つの台風が遠いところを通過中で影響がないと思っていたが、思いの外激しい風雨に驚く。
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処暑

2018年08月23日 | Weblog
今朝は趣向を変えて書棚の一角を占める吉田健一の本を眺め、酒にまつわるエッセイが面白いのは分かりきっているが、既に何度も読んでいるので「三文文士」を選んで読むことにした。
だが、目次を見ると昨日読んでいた福田恆存があり、この時代の作家のものを読めば、当然同時代の作家のことが出てくるのは当たり前だが、この辺りから大きく飛び出すことは難しいのかな。
と云うよりこの時代の作家の影響を大きく受けていて、、嗜好がそこにあるわけで、抜け出すことは楽しみを失うことになる。

朝は7時半に目が覚めて起きた。
夜昼よく寝られているので健康なのだろうか、あるいは睡眠時間が増えやがて死ぬのだろうか、詰まらぬ病気に掛かり苦しんで死ぬより、その死に方がいい。

朝飯は豆腐と小松菜の味噌汁、茄子のオリーブオイル焼き、コロッケ、塩鮭、胡瓜の糠漬け。

JAまで自転車を飛ばし、茄子、胡瓜、ピーマン、谷中、無花果を買った。

家に帰って2階で横になり本を読もうとしたが眠ってしまった。
妻に昼は何にしましょうかと起こされ、冷やし中華を要望したら珍しく意見が通った。
叉焼、胡瓜、金糸卵、支那竹、煮卵、レタス、紅生姜、胡麻が盛り沢山で、たいへん美味しくいただきました。
食後にキウイフルーツヨーグルトを食べた。

プレシネは「マクリントック」1963年を観た。
ジョン・ウェインは1907年生まれだから57歳の時の映画だ。
「じゃじゃ馬ならし」を参考にしたものらしく、ラブコメディに西部劇らしい殴りあいが挟んである他愛のない映画。

3時過ぎから5時半まで昼寝をするが汗が出て久し振りに暑かった。

北へ向かい散歩をして、途中ロピアで「菊正宗純米樽」を買う。
家に帰ると晩飯が出来ていたが、風呂に入ってスッキリしてから「菊正宗純米樽」を呑む。
叺塩焼、肉団子赤ワイン煮、グリーンサラダ、茹で落花生、胡瓜の糠漬け、煎り落花生などを肴にした。
青切り蜜柑があり、ちょっとライムに似ているので、ジンソーダ、テキーラソーダに入れて飲んだが、酸が柔らかく、夏が衰えたこの季節にはいい。
元々蜜柑農家はこの未熟果を天然巣として使っていたが、6ヶくらい袋に入れて100円でこの時期に売るようになった。
完熟してから売るよりずっと高いし、摘果する実がカネになるんだからいいアイデアだ。

アジア大会のバドミントン団体を観たが、高松ペアが勝って48年振りの優勝を決めた。
高橋はブスだけど力強く冷静沈着で好みの女性だ。
野球も観たが負け試合なので、水泳を観た。
個人メドレーの大橋悠依さんが好みなんだけど、昨日勝って、今日はリレーに出ていたので応援した。

10時からNHKのドラマを観た。
向井理と上戸彩が夫婦になっていて、別府国立病院の医師が障害者の自立に一生をかけた物語。
この話は前に読んだか観たことがあり、概要は知っていた。
こういった人物が別府に現れた事が印象的だ。

散歩の帰りに南にうっすらと見えた月を楽しみながら歩いたが、夜べッドに横になると月齢11.7の月があざやかに輝いていて、しばし見惚れた。
24節では今日から処暑だ。
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海が荒れて釣りが出来ない

2018年08月22日 | Weblog
朝寝昼寝を随分したので、さすがに夜寝付かれず、2時過ぎまで起きていた。
そのため危うく寝過ごすところであった。
目を覚まし時計を見ると7時30分で慌てて起き、雨戸を開けて風呂に入り朝飯の支度に取り掛かった。
母には茄子のオリーブオイル焼き、無花果、胡瓜の糠漬け、マンゴゼリーを用意し、僕はハヤシライスと茄子、胡瓜をいただいた。

それほど暑くはないが、日差しが強いのでJA湘南まで自転車で行くことにした。
無花果、小松菜、胡瓜、茄子、落花生を買った。
いよいよ落花生の季節だ。
昼は妻と息子が出払い一人で昼を食べるので叉焼麺を作ることにして、西友に寄りなると巻きを買い、茹で落花生を肴に酒を呑もうと、先日呑んで辛口で美味かった「酔心純米」を買った。

10時過ぎには家に帰り福田恆存の「人間とは何か」を読む。
知っている作家や評論家などについて書かれた文章は面白いしよく分かるが、知らない人物について書かれたものはちんぷんかんで退屈だ。
読むものが他にいっぱいあるので時間の無駄と飛ばしてしまうが、ちょっと後ろめたい気分もある。

昼が近づいたので、母の昼飯の用意と拉麺のスープを取らなくてはいけないので読書を止めて台所へ降りた。
叉焼麺を作って食べたが美味くなかった。
スープをきちんと取らなかったのがその原因だが、一人分のスープを取るのは気が乗らないもので、料理は手抜きをすると駄目だね。
食後に蜂蜜ヨーグルトと西瓜を食べた。

プレシネはジョン・ウェインの「ボンド」、大分年を取ってからの映画だが、この人は歩く後ろ姿に特徴がある。
ゆったりした歩き方ではなくこせこせした歩き方だが、多分年を取ってから若く見せようとしたんじゃないかな。
近頃はIndianを先住民と訳している。
インディアンにすべきだろう、何だかばかばかしい。
アパッチと白人移住者との闘いだが、アメリカってのも先住民の土地を取り上げて虐殺して酷いことをやって来たが、フロンティアスピリッツの美名のもとに覆い隠し、インディアンを悪者にした西部劇までつくってるのに、何故、自由と民主主義を謳う世界のリーダーなのか、そのことを問題にしたほうがいいんじゃないのか。

下の息子と3時半に散歩に行こうと約束をしてあったので、寝ているところを起こしに来た。
2階に上がって休んでいたらすっかり眠ってしまったようだ。
4時過ぎに東へ向かい散歩をしたが、日が未だ強く暑かった。

5時半に帰り、プリン、梨などを食べ、風呂に入りさっぱりとする。
落花生を茹で、夏野菜の煮物を小鉢に盛って、冷やしておいた「酔心純米」をお盆に載せて廊下に向かい、つまは庭を観ながら2合ほど呑む。
網戸が邪魔だが蚊に食われやすい体質なので、無粋を承知で網戸越しに庭を眺める。
椿が6本、柘、牡丹、芍薬、秋明菊、梅、檍、杉、姫沙羅、馬酔木、大紫、皐、木瓜などがある。
毎日妻が草取りをしているせいで虫の声は聞こえない。

晩飯のコロッケが揚がったので台所へ戻り、白ワインを冷やしておけばよかったと少し後悔しながらティーチャーズのソーダ割りを飲む。
昨日、妻が肉を多量に買い込んで、何だか色々なものを作っているが、コロッケはその一環で、多分今回作ろうとしている肉料理では一番好きなものだ。
たいへん美味かった。

今夜もアジア大会の水泳を観た。
中国、韓国の選手も10代の若い選手がたくさん出ていて楽しみだね。
水泳、卓球、バドミントンは、指導体制がいいのか最近再び勝てるようになった。
生きているうちにバレーボールの復活も観てみたいなあ。

「アナザーストーリーズ」はソニーのCD開発だった。
ある日気がついたら小さくて扱いやすいCDがカセットテープやレコードを追いやっていたが、開発には一癖ある技術者と扱いにくい彼らの力を発揮させる懐の大きなリーダーがいた。
社内あるいは世間にデジタルオーディオを認知させるために、カラヤンやスティーヴィー・ワンダーが関わっていたことを知った。
松任谷由実と正隆も出てきたが、荒井由実の時代のレコードアルバム4枚をカセットテープに録音しラジカセで再生して聴いてその後遠ざかったので、デジタル化した時に松任谷正隆が戸惑った劇的な変化を感じる機会がなかった。
アナログの時より編集の可能性は劇的に増えたが、1曲の編集に関わる時間も10倍以上に増えた。
最後にソニーの技術者が、アップルにやられたが、うちでやっとかなければいけなかったと残念そうに話していたのが一番印象的だった。
90年代に日本をアメリカに売った政治家がいたから、仕方がないか。

それにしても台風のせいで海が荒れて釣が出来ないのは残念だ。
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