夜半からの雨が朝上がったと思っていたら、9時半に出かけようとしたら今まで雨が降っていた感じなので驚いた。
今年の春は雨が良く降るねえ、それでも帽子をかぶってそのまま出かけた。
朝方雨だと農家が畑に出ないから荷物はほとんどなく、室内で菌生栽培をしている農家が椎茸と一緒に持って来た菜花が二つあったきりだった。
その一つを買って公園で運動をしていたら、一昨日もあった町の道路不振をしているシルバーのかたがいて、話をしていたら父の親友の息子で、僕もあったことのある人だったが、顔の記憶が無かったので全然分からなかった。
オジサンは8年前に亡くなったが、オバサンはまだ元気とのこと。
家に帰って来たらいきなりカレー匂いがしたが、台所の妻に聴いたらカレーを作っているとのこと。
前々回の骨付きの鶏のカレーが美味かったので、あのレベルになるといいんだが、果たして。
出かける前に明日の町内会議案を作ったが、その後にシャブリの友人を大磯で迎えて昼を食べてからイナリヤトのショップへ連れて行き、簡単な彼のワイン3種の比較試飲をする予定だ。
サウルファーフリーは飲んだことが無いので大いに興味を持っているが、どんな出来だろうね。
量販用のワインは少し甘くて一般受けするように造っているが、ヴィネーニュ・ヴィーニュはシュル・リーで味わい深い奥行きのあるワイン、開栓して時間が経った時に本領を発揮し、これがシャブリかと思った。
モンマンは初めて彼の畑に行ったときに訪れたところで、割と広く持っていて南向きの良い畑だった記憶がある。
その後ろの畑のヴァイヨンは、その昔輸入をしていてロバート・パーカーにより超有名になったジョン・コレが持っていて、ヴィンテージ後10年のヴァイヨンを2ケース購入して飲んだが、数本この世のモノとも思えない素晴らしく熟成した瓶で、以来シャブリについては絶対的な称賛を捧げているが、中々あのレベルのワインに出会わない。
もっとも24本の内、ほとんどが美味いが並みで、数本が不出来だったので、コルクと熟成環境による偶然の賜物であることを忘れてはいけない。
ジョン・コレに行ったときに、長男の生まれ年1988年のレクロを2本購入して、2008年の二十歳の誕生日に開けて飲んだが、ボルドーのラネッサン1988が完全に峠を越していたのに、絶頂期は5年ほど前だったと思われたがひじょうに美味しく飲めた。