キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

燕がやってきた

2024年03月01日 | Weblog
昼は骨付き鶏肉のカレーで、一切化学調味料を使わないでスパイスを取り交ぜて作ったとのこと、午前中に味見のために持って来たが野菜の甘さが際立っていた。
玉葱の風味なんだろうけど美味かったな。
タイ風カレーだとも思えなかったが、飯はジャスミンライスだった。
これは風味がいいのとサッパリとしていて好みだ。
食後に豆菓子をアールグレイと共にいただいた。

プレシネは二挺拳銃の西部劇で、以前にも観ているので2度目か3度目だったが、出来のいい映画なんだろうな、面白かった。
妻が今日も海豚を買って来て、煮てくれというので小一時間かけて調理した。
お陰で散歩に出るのが遅れて、4時半になってしまった。

次男と一緒に海へ行ったが、波が荒れていて浜沿いを歩けなかった。
頭上に何か盛んに飛翔しているものがあり、なんだろうと思ったら燕で50羽以上いた。
4月に来るんじゃないのか、やけに早いなと思ったが、忘れずに二宮へ戻って来て飛び回っている姿が愛おしい。
もしかすると街中にいる燕とは異なる種で、イワツバメなのかもしれない。
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シャブリ3種の比較試飲

2024年03月01日 | Weblog
夜半からの雨が朝上がったと思っていたら、9時半に出かけようとしたら今まで雨が降っていた感じなので驚いた。
今年の春は雨が良く降るねえ、それでも帽子をかぶってそのまま出かけた。
朝方雨だと農家が畑に出ないから荷物はほとんどなく、室内で菌生栽培をしている農家が椎茸と一緒に持って来た菜花が二つあったきりだった。
その一つを買って公園で運動をしていたら、一昨日もあった町の道路不振をしているシルバーのかたがいて、話をしていたら父の親友の息子で、僕もあったことのある人だったが、顔の記憶が無かったので全然分からなかった。
オジサンは8年前に亡くなったが、オバサンはまだ元気とのこと。

家に帰って来たらいきなりカレー匂いがしたが、台所の妻に聴いたらカレーを作っているとのこと。
前々回の骨付きの鶏のカレーが美味かったので、あのレベルになるといいんだが、果たして。

出かける前に明日の町内会議案を作ったが、その後にシャブリの友人を大磯で迎えて昼を食べてからイナリヤトのショップへ連れて行き、簡単な彼のワイン3種の比較試飲をする予定だ。
サウルファーフリーは飲んだことが無いので大いに興味を持っているが、どんな出来だろうね。
量販用のワインは少し甘くて一般受けするように造っているが、ヴィネーニュ・ヴィーニュはシュル・リーで味わい深い奥行きのあるワイン、開栓して時間が経った時に本領を発揮し、これがシャブリかと思った。
モンマンは初めて彼の畑に行ったときに訪れたところで、割と広く持っていて南向きの良い畑だった記憶がある。

その後ろの畑のヴァイヨンは、その昔輸入をしていてロバート・パーカーにより超有名になったジョン・コレが持っていて、ヴィンテージ後10年のヴァイヨンを2ケース購入して飲んだが、数本この世のモノとも思えない素晴らしく熟成した瓶で、以来シャブリについては絶対的な称賛を捧げているが、中々あのレベルのワインに出会わない。
もっとも24本の内、ほとんどが美味いが並みで、数本が不出来だったので、コルクと熟成環境による偶然の賜物であることを忘れてはいけない。
ジョン・コレに行ったときに、長男の生まれ年1988年のレクロを2本購入して、2008年の二十歳の誕生日に開けて飲んだが、ボルドーのラネッサン1988が完全に峠を越していたのに、絶頂期は5年ほど前だったと思われたがひじょうに美味しく飲めた。

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「弟」は意外だった

2024年03月01日 | Weblog
今朝は一度4時過ぎに目が覚めて、暖房をつけてYouTubeで茂木誠の番組を聴いたが途中で寝てしまい次に気がついたのが6時過ぎで、ストレッチを入念に行い、松原みきの持っていない曲、彼女は90年代はアニソンを手掛けていたので、ストリーミングで聴いた。

7時前に起きて朝飯を準備した。
金目の干物、シメジと蕪と豆腐の味噌汁、聖護院大根と生姜の糠漬け、海豚と牛蒡煮で食べたが、一晩置いた海豚は味が締まって浸み込んで美味かった。

昨夜から石原慎太郎の「弟」を読んでいるが、「太陽の季節」を繰り返し読み、初期の短編集と「青年の樹」を読んでいるのみで、2016年に「天才」を読んでいるものの、こんな小説家だったのかと今まで持っていた認識と違いっているので驚いている。
坂本忠雄がこの「弟」を最高傑作と称していたが、まだハナを読んだに過ぎないのに、その意味が良く分かる。
弟裕次郎に対する愛情が溢れていて、しかも僕も一つ違いの弟と二人なので、その葛藤も手に取るようにわかるので、身につまされる。
1996年に出版されミリオンセラーになったが、本屋の店頭で手に取ることもなかった、その後古書店でもよく見かけたが手に取らなかった。
その頃の石原を政治的な人間と見ていて、若い頃の瑞々しい感受性が無いと勝手に思っていたのだろう。
30年近く経ってこうやって読んでいることが不思議な感じだ。

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