ラショウモンカズラ
ハルシメジ、カンゾウタケを求めて山を歩いた後、会は解散となり、僕は四季トリコロールカード、森林植物園、相楽園、須磨離宮公園の入園が一年間可能となる・・・、を持っているので、ついでに森林植物園を散策することにした。
ハルシメジ探し、そしてその後のカンゾウタケ探しで急な斜面を登り降りして、かなり足が疲れていたが、春の季節の進み具合は予想外に早く、のんびりしてはいられない、そんな気がしていたのだ。
森林植物園の管理事務所付近の庭園ではラショウモンカズラが咲いていた。去年、広島と岡山の県境にある西山高原で初めて見た花で、一度見ただけでその美しさに魅了されてしまった・・・。
ラショウモンカズラは国内原産のシソ科としては最大級の花らしい。名の起こりは、花を横から見た姿が、その昔、渡辺綱(頼光)の切り落とした、羅生門に住みついた鬼女の腕を連想させるから、らしい。どんな腕だ? 分からない・・・。
その近くにはオドリコソウのようで、花が黄色の、ツルオドリコソウが。
ツルオドリコソウ
久々に見るハナイカダ。
ハナイカダ
珍しいものが咲いていた・・・、これは図鑑でしか見たことがない、花の真ん中に白いお餅みたいなものがある。
ユキモチソウ
そして、次のテンナンショウの仲間は先週にも見たウラシマソウ。
ウラシマソウ
続いて、エビネ。
実は、今日この植物園を訪れたもう一つの理由は、かつて六甲の幻のアジサイと言われたシチダンカの苗を買い、庭に植えたいと思っていたからだった。念願のシチダンカの小さな苗を買うことができ、満足だったが、どうにも隣に置いてあった花の苗が欲しくなってしまった。
乙女風鈴オダマキ
黄花二重ホタルブクロ
二つとも買い込んで、帰宅後、早速に庭に植え込んだ。来年まであるかな???自信は・・・ない・・・。