コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
コンセールルミエールのブログです。

ほっしーる

2013年11月12日 | 音楽一般


子供リコーダー教室の先生になってもう18年目になります。子供達には自分で楽譜を読んで音にする。みんなで一つのモノを作る。ということを徹底して教えています。

3年生は始めのうちは左手だけで「ソラシドレ」の音を学びますが、そろそろ今の時期右手も使って低音域の音を学びます。そのときに貼るのがヒミツの星シール「ほっし~る」。これは特別に「上手にリコーダーが吹けるようになるシールだよ!」と貼るのですが、効果はてきめんです。「学校の先生に見られたら怒られるかも」(私の長年の経験上そんなことは一度もなかったけれど)な~んていう子供には、絶対に学校の先生にバレないように、「右手の親指で隠し続けなさい」と教えます。このシールの本当の意味は、楽器を安定させて支えるようにすること。右手の親指はリコーダーを吹く時、最も重要な指だと思うのですが、左手だけのうちはグーで足部管を握らせているので、この移行がとても重要。子供達は星のシールを指で感じながら練習します。はがれる頃には安定してしっかり支えられるようになってます。