散 歩 B L O G

歩くことが唯一の趣味ですから。

山の辺の道

2012-10-26 | Weblog
石上神宮というところに用があって、天理駅から歩いていった。駅で「てくてくまっぷ奈良 9 山の辺の道」
というチラシをみつけて、それを頼りに進む。用があるのは石上神宮だけ。でも、てくてくまっぷによると、
天理駅から石上神宮、長岳寺、大神神社をへて桜井駅まで約16キロ歩くと楽しいみたいなことが書いて
ある。どうしよう?


ちょっくら行ってみるか……

1時間4キロとして、約4時間なら半日コース。どうせひまだから歩いてみることに。そんなつもりじゃ
なかったから、お昼ごはんの用意をしていない。ペットボトルに1/3ぐらい残ったお茶と、ミックスナッツ
が袋に半分くらい入ってる。これだけあれば16キロぐらい歩けるかな?


永久寺跡……池しか残ってない

平安時代に創建されて、明治に廃絶したまま。そのわりに跡形もないのは廃仏毀釈のせいなんだろか?
普通もうちょっと何か残っててもよさそうなものだけど? 詮索してもしょうがないので先に進む。


山もいいけど里の道もね

チラシによると、山の辺の道は「大和国原を見はるかすように青垣の山麓につづく古の道。桜井と奈良を
むすぶが、桜井~天理間を歩く人が多い。『記紀』や『万葉集』にたびたび登場する地名や旧跡が次から次
へとあらわれ、訪れる人を神話や古代ロマンの世界へいざなう」。


ずいぶんと古墳がいっぱいあるみたい

なんの気なしに眺めては通り過ぎる、こんもりした丘みたいなところが、いちいち古墳なのかもしれない。
……かもしれないじゃなくて、きっとそうにちがいない。


    あ れ と か


     こ れ と か


    そ れ と か


    ご ろ ご ろ あ る

初期のヤマトのクニがあったところなのだそうで、あっちを向いても、こっちを向いても、古墳っぽい。
大きいのもあれば小さいのもある。その気になって眺めると……


あの小さくて丸いのも、そうなんだろうな

桧原神社とか、大神神社とか、寄り道しながら歩いていたら日が暮れてきたので、急いで桜井駅に向かう。
山そのものが御神体ってことなのか、でっかい鳥居が町に立っていた。「てくてくまっぷ 奈良 9」があれば
1~8もあるはず。昔は歩いて行き来していたのだろうから当然だけど、奈良も歩くとおもしろい。

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