あけましておめでとうございます。

初詣から帰って参りました。
皆さん、改めましてあけましておめでとうございます。
この場でお一人お一人別々に旧年中のご厚誼に御礼を申し上げる事は字数が足りなくなってしまいそうなのでできませんが、旧年中もまたその前の年も、皆さんからは沢山の大切なものを頂きました。それは親切であったり友情であったり教えであったり、本当に沢山です。
私ほど人から世話になって生かされている人間はいないと思います。欠点が多い自分にとって、本当に有難い事です。
深く深く御礼申し上げます。

今年の元旦は、私がモラトリアムとして穏やかに過ごせる（正確には私は帰国後の９月で卒業しているのですが）最後の元旦になります。
今年の４月から私は、他人様の会社で労働してお給料をもらう立場の人間になるわけです。
これまで私は何かにつけ働いていますといっても、実態として家業の手伝いしかしていません。温室で栽培されている植物と森に自然に生えている木以上の違いがあるでしょう。

勿論、きちんとした会社に内定を頂いている私が今不況で困っている世の中の人々より相当に恵まれているのは間違いないので、不安を述べる事自体私のこれまで歩んできた人生がいかに甘かったかの証明になるのですが、それでも自分にできるのか・・・例えば漏れの無い報告・連絡・相談が毎日絶え間なくできるのか、上司から出された指示に対し期限内に適切な結果を出し続けられるのか、とっさの言葉遣いを間違えないだろうか、順調に経験を積み余暇の独学もこなしてスキルアップできるのか、先輩・同輩・後輩といった立場に上手く適応できるのか、こういった社会人としてできて当たり前の事がそつなく自分にできるのか、不安が無いかと言えば嘘になります。
仕事に慣れるまでには恐らく失敗及び失敗への誤った対処もあるでしょう、文書化できない辛い事も恐らくあると思うのですが、それでも時間は刻一刻と４月に近付いていますから、必要な勉強をしてただ前に進むのみです。

それから、４月以降は今までのような自由な時間は過ごせなくなりますから、それまでの残り少ない時間を、無駄にせず大切に使いたい。勿論、就職しても自由な時間や休日は当然あるわけですが、それでも最初の一年は時間の使い方が上手くいかずに、仕事以外にまわす余裕は乏しいでしょう。
だから具体的には今のうちに、就職してからの今までより限られた時間で、創作活動などを安定して続けられる体制を整えておこうと思います。

長くなりましたので今日はこれで。
本年も、何卒宜しくお願い申し上げます。